男性機能に深い関わりをもつテストステロンの効果

更新日:2016/12/19 公開日:2016/12/19

テストステロンの基礎知識

テストステロンとは、主に男性に多く分泌される男性ホルモンのひとつで、男性らしい肉体や精神をもたらすために必要なホルモンです。テストステロンの効果について、ドクター監修の記事で、詳しく解説します。

テストステロンは男性ホルモンの一種で、男性機能の発達と維持に欠かせないホルモンです。テストストロンの効果を中心に詳しく見ていきます。

効果について

テストステロンは、男性ホルモンの中でも、男性機能の発達や維持においてもっとも大きな影響をおよぼすホルモンです。テストステロンがおよぼす効果には、次のようなものがあります。

性欲の亢進(こうしん)および生殖器の発達、維持を促す

テストステロンの分泌によって、男性器の発達と維持が促されます。性欲や性衝動もテストステロンの作用によるものです。

男性的な肉体を作る

テストステロンには、筋肉を増強させ、太い骨格を作るはたらきがあります。思春期の男性の声変わりや、体毛やひげも、テストステロンの作用によるものです。

一酸化窒素を作る

テストステロンには、一酸化窒素を作るはたらきがあります。血管を正常に保つ一酸化窒素のはたらきにより、血管や臓器にコレステロールが留まりにくくなり、生活習慣病を防いだり、内臓の機能を向上させたりする効果があります。

精神面への影響

テストステロンには、闘争心や冒険心、縄張り意識、コミュニケーション力、決断力などを高める効果があります。また、ネガティブな感情を抑える働きがあることから、うつや認知症のリスクを抑えるといわれています。

役割と身体に与える影響

テストストロンは、男性が健康で若々しく生きていくうえで欠かせない男性ホルモンです。テストステロンの分泌が多いと、たくましい男性的な体格になり、思考も積極的で前向きになります。また、脂肪燃焼、やる気の増加といった効果のほか、免疫機能を高めアレルギーを抑制する効果もあります。肉体的にも精神的にも、男性としての魅力を向上させてくれるホルモンといえるでしょう。

分泌量のピークは?

テストステロンの分泌は、10代後半から20代にかけてピークを迎え、40代以降は徐々に減少していきます。これには個人差があり、健康でストレスの少ない人は減少傾向が少ないそうです。そのため、年齢を重ねても分泌が旺盛な人もいます。

減るとどうなる?

テストステロンが基準値より低い場合、ED(勃起不全)のような性機能不全のリスクが高まります。他にもメタボリックシンドロームや糖尿病などのリスクを高めるといわれています。

増やし方

テストステロンが減少する原因は、加齢に加え、ストレス、不規則な生活、過度の飲酒や喫煙などがあげられます。それらの要因を減らすだけでなく、テストステロンの正常な分泌を促すために、運動、バランスのよい食事、十分な睡眠、ストレスを溜めないといった、日頃の生活習慣の見直しをすることが大切です。

テストステロンを増やす運動について、詳しくは『テストステロンを増やすために筋トレは有効?』をご覧ください。

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