骨盤の歪みは全身の歪み?きちんと知りたい骨盤矯正のこと

更新日:2016/12/20

マッサージ・生活

骨盤の歪みは全身の歪みともいわれ、健康やダイエットの分野で骨盤矯正が注目されています。そもそも骨盤の歪みとは何か、どのような骨盤のトラブルに骨盤矯正の効果があるのかを、ドクター監修のもと詳しく解説します。

健康やダイエットの分野では、骨盤の歪みを矯正するとよくいわれます。骨盤の歪みとはどのようなものなのか、なぜ骨盤の歪みが起こるのか、どのようなトラブルに骨盤矯正の効果があるのか見てみましょう。

骨盤の歪みとは

骨盤は、身体の土台となる重要な部分です。背骨と大腿骨の間で上半身を支えるとともに、股関節を介して下半身とつながっています。骨盤は骨格の中心ともいえます。また、骨盤の中には膀胱、直腸、女性の子宮や卵巣があり、これらの臓器を守る大切な役割もあります。

骨盤は大きな1つの骨ではありません。寛骨、仙骨、尾骨という3つの骨で成り立っていて、大腰筋、腸腰筋、骨盤底筋群などの筋肉によって支えられています。骨盤の歪みといわれているのは骨自体が変形しているのではなく、骨盤が本来あるべき場所にない、位置のずれということになります。

骨盤の歪みはなぜ起こるのか

骨盤の歪みは大きな事故やケガが主な原因で起こるわけではなく、日常生活や仕事での偏った動作に原因があるといわれています。骨盤の歪みを直しても、そのような動作の偏りを改善しない限り、再発しやすいとされています。日常生活での骨盤の歪みを起こしやすい動作を例にあげます。当てはまる項目が多い場合は特に注意してください。

  • 座るときに脚を組む
  • 椅子に浅く腰かけて後ろに寄りかかる
  • 横座り
  • ペタンコ座り
  • 片足に体重をかけて立つ
  • 内股あるいは外股で歩く
  • うつむいて歩く
  • 脚をひきずって歩く
  • 猫背になりやすい
  • パソコン中心のデスクワークが多い

偏った動作を続けていると、筋肉や関節がその位置に固まりやすく、骨盤の歪みが起こることが多いと考えられます。固まってしまった関節や筋肉を十分緩めてから、骨盤の歪みを直していく必要があります。また、肥満でお腹が出ていると、骨盤を支えている筋肉が弱くなり、歪みが起こりやすくなります。骨盤矯正にはプロの施術がある程度必要といえますが、セルフトレーニングを付加したり、日頃の姿勢の改善に努めることで、骨盤の歪みを起こしにくい身体を作ることができます。

骨盤の歪みから現れると考えられるトラブル

骨盤が歪むと、全身にさまざまな影響が出ます。骨盤の歪みだけを直したとしても、全身の中で歪みのある部分が残っていれば、骨盤の歪みが再発しやすいといわれます。骨盤の歪みを矯正した後も首や脚やひざなどが歪んだままだと、骨盤もそれぞれの歪みに引っ張られるので、矯正前の歪んだ位置に戻りやすくなってしまいます。骨盤矯正では、骨盤だけではなく、全身の歪みにバランスよくアプローチすることが大切です。骨盤の歪みから具体的にどのようなトラブルが現れやすいかを例にあげます。

  • 脚長差
  • 脚がだるい
  • 首のこりや頭痛
  • 肩こり
  • 便秘・生理痛
  • むくみ・冷え性

デスクワークが多いと、骨盤底筋群が衰える傾向にあります。子宮、膀胱、直腸などの臓器を支えている骨盤底筋群が弱くなると、血液の循環や老廃物の排出が滞りがちになります。偏った動作を続けることから骨盤が歪みやすい状況が生まれ、頭から脚まで全身に影響が出るというのが骨盤の歪みのメカニズムです。

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