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性行為で濡れないのは女性性機能障害かも

更新日:2017/01/12 公開日:2017/01/12

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性行為の際に濡れない、という悩みを抱えている女性は少なくなく、これは女性性機能障害と呼ばれます。女性性機能障害は、FSD(Female Sexual Dysfunction)とも呼ばれる疾患です。ここでは、女性性機能障害の症状や原因、治療方法などについて詳しく解説します。

女性性機能障害とは

女性性機能障害は、その名称が示す通り、女性の側に起因する性機能障害のことです。しかし、性の問題に関して男女を切り離して考えることは難しく、この障害が男性側の問題に起因することも多いとされています。女性性機能障害の症状には、以下のようなものがあります。

性交疼痛症

性行為の際に性交痛をともなう状態です。膣の入り口付近や骨盤の内部に痛みを感じるケースが多く見られます。性交痛は、性欲障害など他の性機能障害の原因ともなり得ます。

膣痙攣(ちつけいれん)

性行為に対するおそれなどのため、条件反射的に膣が収縮することで、陰茎の挿入が難しくなる状態です。

性的欲求の障害

性欲に障害が見られる状態です。性欲障害は、ただ性的な関心が低いだけものと、性行為に対しておそれや嫌悪感があるものに区別されます。

性的興奮の障害

性的な刺激を受けると、性器が充血したり膨張したりするなど、性的な興奮反応が生じます。興奮障害がある場合、そういった反応が生じません。

オルガズム(絶頂期)障害

性的な刺激を十分に受けても、オルガズムにまで達さない状態を指します。膣への挿入のみではオルガズムに至らなくても、陰核への刺激によりオルガズムに達するなら、オルガズム障害とはいいません。

女性性機能障害の原因

原因は人によってさまざまです。身体的・精神的原因などが考えられますが、多くの場合、複数の要因が合わさって性機能障害を発症します。

身体的な原因

外陰炎や膣前庭炎などの外陰部の疾患、膣炎、膣粘膜萎縮、子宮内膜症、子宮筋腫、処女膜強靭症などの器質的な疾患が原因となって、性交疼痛症を引き起こす可能性があります。また、骨盤や膣における手術の影響によっても性交痛が生じ得ます。

精神的な原因

両親の関係や過去の性的虐待によるトラウマに起因する、性行為に対する無関心や嫌悪などから、性的欲求・性的興奮障害を発症するかもしれません。オルガズム障害には、性的な抑圧の他、性に対する誤解や技術の不足、パートナーとの意思疎通の不足が関係していると考えられています。

ホルモンの異常

加齢などによりテストステロンと呼ばれるホルモンが不足してくると、性欲が低下することがわかっています。また、エストロゲンというホルモンの減少による膣の萎縮は、性交痛の原因となり得ます。

女性性機能障害の治療法

身体的な疾患が関係している場合、まずはその病気を治療する必要があります。精神的な要因から発症しているのであれば、カウンセリングや精神療法を試みます。行動療法により、おそれなどからくる、性に対する誤った反応を制御する方法を学ぶことが助けになるかもしれません。その他、ホルモン療法や、PDE5阻害薬、漢方薬などを使用した薬物治療が行われることもあります。

女性性機能障害を克服するには、パートナーとの関係も大切です。関係が悪ければ、性に対して嫌悪を覚えるかもしれないからです。パートナーとともに治療を行うことやパートナーとの意思疎通を円滑にすることも、この障害の克服に欠かせません。

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