1441名の医師が参画するスキンケア情報サイト

 | スキンケア大学をフォロー

  • Twitter
  • Facebook

自分では気づかない?便秘が続くとキツくなる体臭・口臭

更新日:2017/07/21 公開日:2017/01/18

慢性的な便秘の人は、気づかないうちに口臭や体臭がキツくなるといわれます。においの原因となる便秘のメカニズムと、腸内環境の悪化をどのような方法で改善するのかについて、詳しく解説します。

便秘が体臭・口臭の原因になる理由

人の腸内には、約500~1,000種類、数にして約100兆個の菌が存在しています。乳酸菌を代表とする善玉菌、有害菌である悪玉菌、善玉と悪玉のどちらにもなる日和見菌の3種類です。これらの腸内細菌は草むらのようにびっしりと存在するため、腸内フローラと呼ばれています。腸内細菌は侵入した病原菌や有害菌の増殖を防ぎ、腸を感染から守り、免疫の働きを活性化させ、消化を促進します。しかし、この腸内細菌のバランスは便秘によって乱されます。すると悪玉菌が増え、腸内環境は悪化します。

便そのものの悪臭

腸内環境がよいと、便はバナナ状や半練り状、黄褐色で、においはキツくありません。しかし、悪玉菌が多いと、腐敗が起こってガスが生成されます。そして、腸内環境のよくない便は黒っぽい色で悪臭があり、硬かったり、水のようだったりします。体臭・口臭のにおいのもとは便そのものの悪臭です。

有害物質の悪臭

アンモニア、アミン、硫化水素、インドール、フェノールといった有害物質が腸壁から吸収されて血中に溶け込み、口臭・体臭の原因となります。もともとは便が溜まったことによる腸内のにおいなのでかなりの悪臭ですが、周囲よりも本人が悪臭に気づかないことはよくあります。

自分のにおいに気づかない理由

一般的に、口臭の多くは歯周病に原因があるといわれています。もし、便秘ではないのに口臭が気になるようであれば、歯科医院で相談してみましょう。口臭検査が受けられます。しかし、長引いている便秘の人であれば、においの原因は便秘にある可能性があります。周囲の人からすると、本人が悪臭に気づかないことは不思議なのですが、においに気づきにくいのには理由があります。個人差はあるものの、同じにおいを常時嗅ぐことで、嗅覚のにおいを感じる強さが低下するという研究報告があります。便秘の人の場合も、便秘が長引くことで嗅覚が悪臭に慣れてしまったと考えられます。

便秘の改善と体臭・口臭の解消法

腸内環境を整えることが大切です。善玉菌を増やし、悪玉菌を減らしましょう。

ビフィズス菌・乳酸菌をとる

ビフィズス菌や乳酸菌が作り出す有機酸が腸内を弱酸性に保ち、有害菌の繁殖を抑えます。アンモニアや硫化水素などの毒素の生成を妨げるので、便やオナラの悪臭がなくなります。有機酸の一部は腸粘膜の栄養源となり、腸管免疫を活性化させるので、身体全体の免疫系を強めることができます。ヨーグルトならば1日200g摂取する必要がありますが、それだけ摂取するのは容易ではないので、みそ、漬物、納豆などの発酵食品をバランスよくとることが有効です。

オリゴ糖をとる

ヨーグルト、大豆、はちみつ、バナナなどがビフィズス菌を増やします。

食物繊維をとる

食物繊維は、善玉菌のえさとなり、善玉菌を増やします。よい便を作る食物繊維を多くとり、腸内環境をバランスよく整え、不快な口臭・体臭と、その原因となる便秘を解消しましょう。便秘ではない口臭は、歯周病以外に糖尿病などが原因の可能性もあります。この場合、すぐに医師へ相談しましょう。

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

公式アプリ

  • fem. fem.
    毎日1つ。ドクター監修の簡単
    ヘルスケア・ビューティー習慣!
    App Store Google Play

Facebook

いいね!して気になる情報をチェック!

公式ツイート