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ヒアルロン酸注射のメリットとデメリット

更新日:2017/03/17 公開日:2016/11/29

ヒアルロン酸の効果

高い保湿力で肌にうるおいを保つ

ヒアルロン酸とは体内で生成される成分で、目や関節に多く含まれています。高い保水力があるため、肌にうるおいを保つサポートをしてくれます。ヒアルロン酸の保湿力はなんと、1gで最大6リットルもの水を保つことができるといわれています。このようにヒアルロン酸は若々しくハリのある肌を保つには欠かすことのできない成分ですが、残念なことに、ヒアルロン酸が体内で生成される量は赤ちゃんの頃が最大で、年齢を重ねるごとに減少してしまいます。

化粧水や、サプリメントの効果について

ヒアルロン酸は化粧水や美容クリーム、サプリメントでもよく使われています。ヒアルロン酸入りの化粧水を使っているから私の保湿力は高いはず、と考えている方もいらっしゃると思いますが、ヒアルロン酸は高分子と呼ばれる分子が大きい構造をしているため、ヒアルロン酸を必要とする真皮と呼ばれる肌の奥組織までは届きません。化粧水で潤ったように感じるのは、ヒアルロン酸が皮膚の一番外側にある角質層と呼ばれる所にとどまり、皮膚表面の水分を保つことで、乾燥などによる水分の蒸散を防いでくれる働きがあるからです。なので、体内のヒアルロン酸の保有量が増えているわけではないのです。

また、サプリメントでの摂取は分子が大きいため、体内に吸収されにくくなっています。そもそも消化の段階で別の物質に変化してしまうので、ヒアルロン酸として皮膚に届く事はありません。ヒアルロン酸は食べ物やサプリメントから摂取しても体内の保有量は増えることがない成分なのでその点は注意が必要です。

ヒアルロン酸注射のメリット

ヒアルロン酸注射は効果が長い

サプリメントではヒアルロン酸の体内保有量が増えることはなく、化粧品も肌のうるおいを保つのに一時的な効果しかありません。しかし、ヒアルロン酸注射の効果は注入する部分や個人差もありますが、数か月~数年と長い期間、効果が持続します。この期間に注入したヒアルロン酸はゆっくりと体内に吸収されていきます。一回の注射で数か月~数年効果があるので、何度も注射に行けない忙しい方には嬉しいです。

ヒアルロン酸の種類が豊富

ヒアルロン酸注射に使われる薬剤は1種類ではなく、製造会社や硬さ、効果時間が違うなどさまざまな種類の薬剤があります。なので、シワの深さや注射を打つ部分の肌の状態によって、最適な注入剤を使い分けることができます。自分にぴったり合った注入剤を使うことで、すぐに元に戻ってしまったなどのトラブルを防ぐのに役立ちます。

後から修正できる

注入後、数日経過してから「薬剤の量が多くて皮膚が膨らみすぎてしまった」「均等に注入されず、表面がでこぼこしてしまった」などの症状が出ても修正することができます。具体的には、ヒアルロン酸を分解する薬剤を注入することで、分解して除去可能です。仕上がりが気に入らない場合でも後から修正できるのは安心感があります。

アレルギー反応の発生が少ない

ヒアルロン酸は体内で生成される成分なので、アレルギー反応は発生しづらいとされています。しかし、アレルギー体質で心配な方は、皮内注射と呼ばれるアレルギーテストを行うことによって、事前にヒアルロン酸のアレルギーがないか調べることができます。

ヒアルロン酸注射のデメリット

すぐ元に戻ってしまう

ヒアルロン酸注射をしたのに、数日後には元に戻ってしまうケースもあります。これは後日、再度注入することによって解決することがほとんどです。しかし、悪質なケースだと、質の悪い薬剤を使用したりわざと量を少なくして追加料金を取ったりする場合もあります。実際に行ってみた人に話を聞いてみる、クチコミで気になる情報を確認しておくなど、事前に徹底してリサーチすることにより、悪質なケースを避けることのできる可能性が高くなります。

顔の腫れや内出血

針を注射する際に誤って毛細血管を傷つけてしまい、内出血であざができてしまうケースがあります。また、内出血の量が多いと顔がパンパンに腫れてしまうこともごくまれにですが報告されています。腫れも内出血も平均1週間程度でよくなりますが、外見が気になる方はコンシーラー等の化粧品を使って隠すことができます。

多少の痛みがある

顔に注射をするので無痛というわけにはいかず、針を刺す際にはチクリとした痛みがあります。ただ、注射針は年々進化していて、極細で先の丸いものが使われているため、我慢できないほどの痛みが発生することは少ないといわれています。しかし、注射の部位や注入する量によって個人差がありますので、注射がどうしても苦手な方や最初の注射で耐えられない痛みを感じた方には、部分的に麻酔を打ってから注入してくれる医院もあります。そのあたりは病院によっても大きく変わってくるので、あらかじめ情報を集めたり相談しておいたりすると対応してくれるかと思います。

塞栓症のリスク

非常にまれな確率ではありますが、注入したヒアルロン酸が誤って血管内に入ってしまうと血流障害が起こり、組織の壊死等を引き起こしてしまう場合もあります。これは、先の丸い特殊なマイクロカニューレと呼ばれる針を使用する事等でリスクを減らす事が出来ます。ヒアルロン酸注入の治療を安全に受けて頂くためにも、解剖学のしっかりした知識があり、症例数の多いドクター選びが重要です。

ヒアルロン酸注射のまとめ

ヒアルロンサン注射はデメリットが少ない注射です。痛みも副作用も少なく、アレルギー反応もほとんどありません。しかし、医院選びを間違えてしまうと、副作用が発生してしまうことがあります。失敗しないためには料金や注入方法、どの種類の薬剤を使っているかなど、複数の医院やクリニックの事前のリサーチを入念に行うことが大切です。

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