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メイク講師・小野寺舞先生のメイクアップ講座

日焼けのシミを残さないためのケア方法

更新日:2017/03/25 公開日:2016/11/30

「日焼け」は紫外線による影響で起こります。日焼けの原因となる紫外線は、UVA、UVBの2種類に分かれ、それぞれ日焼けの症状や対処法が異なります。間違った対処をしてしまうと、シミやシワ、たるみの原因になってしまうこともあります。それぞれの日焼けの原因を知り、正しい対処法をとりましょう。

日焼けの症状は大きく2つに分かれます。

一言で日焼けといっても、原因となる紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類があり、それぞれに引き起こされる日焼けの症状が異なります。UVBの影響を受けることによって起こる日焼けは、主に皮膚が赤くなって痛みが現れる「サンバーン」、UVAによって引き起こされる日焼けの症状は、皮膚が黒く変色する「サンタン」と呼ばれます。それぞれどのような症状が現れ、なぜ引き起こされるのでしょうか。

皮膚が赤くなる「サンバーン」の症状

日焼けで皮膚が赤くなることを「サンバーン」、「日光皮膚炎」と言います。

紫外線を浴びてしばらくすると、皮膚が赤く熱を持ち、水膨れや痛みが現れてきます。これは、メラニン色素が皮膚を守る働きよりも、浴びる紫外線の量が多くなることにより、細胞組織が傷つけられて起こります。色が白い、肌が弱い人がなりやすく、軽いやけどの状態と同じであると言えます。

肌が黒くなる「サンタン」の症状

紫外線を浴びて1週間ほどすると、紫外線の影響を受けた皮膚が黒く変色し、しばらくするとそのまま表皮がめくれてくることを「サンタン」と言います。こちらも身体が熱を帯び、痛みをともなうことがありますがサンバーンに比べ、程度の軽い日焼けと言えます。

「サンタン」がシミの原因

日焼けの症状「サンバーン」と「サンタン」のうち、皮膚が黒く変色する日焼け、「サンタン」がシミの原因となります。これは、その日焼けが引き起こされる理由によります。

サンバーンが引き起こされる理由

サンバーンの原因となるUVBは中波長の紫外線。これを浴びることによって、体内にあるプロスタグラジンといわれる物質が、血管を広げて血流量を増やし、これによって皮膚が赤く見えるのです。サンバーンになりやすい人は紫外線耐性の低い人で、メラニン色素の生成が遅く皮膚にバリアをつくることができません。細胞が紫外線の影響を強く受け、傷つけられることによって痛みや腫れなどが引き起こされます。

サンタンが引き起こされる理由

サンタンを引き起こすのは紫外線の中でも波長の長いUVA。これは、表皮を通り越して角質層より奥深くまで届く紫外線です。角質を通り越したUVAから細胞を守るため、角質層の奥深くではメラノサイトが反応しメラニンを生成します。そのメラニンがUVAを吸収して真皮に与える影響を軽減しようとするのですが、この過剰に生成されるメラニンが肌を黒くする原因となるのです。しかし、メラニンが生成されるのは肌の奥。古い角質を排出するターンオーバーの働きにより、UVAのダメージを受けてメラニンが蓄積された部分を表面に押し上げるため肌が黒くなります。そしてこのメラニンが、シミの原因となるのです。

日焼け後のアフターケアは入念に

シミとは

肌はその奥深くで新しいものがつくられ、表面のダメージを受けた皮膚を垢として排出するシステムがあります。これはターンオーバーといわれ、約28日周期で表皮の入れ替わりが行われているのですが、日焼けなどでダメージを受けた場合はこの周期が早まります。この時、通常であればメラニンも排出されるのですが、加齢やストレス、ホルモンの乱れや紫外線による過剰なダメージによって、ターンオーバーが正常に機能しなくなります。排出されないメラニンが肌に残ってしまい、これがシミと呼ばれるのです。

シミを残さないためにすべき対策

シミをつくらないためには、日焼けをしないのが一番の対策となります。外出の際には日焼け止めや帽子、日傘を使うなど、事前にできるケアを行いましょう。うっかり日焼けをしてしまった場合には、アフターケアを正しくすることによって症状をやわらげ、シミの予防になります。

<日焼け後の対処法>

サンバーンとは、皮膚が軽度のやけどを負っている状態と同じのため、まずは冷やすことが大切です。冷水やタオルなどを用いて日焼け部分を冷却しますが、強くこするなどの刺激を与えてはいけません。熱を持った肌が落ち着いてきたら、アルコールフリーの化粧水や日焼けのアフターケア専用のローションなどで保湿をしましょう。

表皮がはがれ始めたら、あまり触れずに自然にはがれ落ちるのを待ちましょう。この時、薬やクリームを塗ることでシミを防ぐことができます。

<体内からも対処をする>

日焼けによって水分が奪われることによって表皮がはがれ始めます。外からの保湿だけでなく、水分補給を積極的に行うことで、体の中からも対処しましょう。また、肌の再生を助け回復を促すために、ビタミンC、E、タンパク質などを多く含む食品を摂取しすることも効果的です。そして、2,3日経過しても症状が改善されない場合は、病院に足を運んでください。

できてしまった日焼けのシミを消す方法

日焼けによるシミは、「老人性色素班」といわれ、額や頬などに表れやすいもの。見た目年齢に大きく影響するため、気にしている方は多いでしょう。できてしまったシミを薄くするには、以下の方法が考えられます。

レーザー治療

専用の機械を用いてシミにレーザーをあてることにより、シミを薄くしていきます。シミのできた深さによって、1~2週間で消える場合もあれば、何か月もかけてレーザーを照射し続け薄くしていく場合も。費用は1回1~2万円ほど。場所やシミの大きさによっては商社回数も増え、費用がかさみます。

病院で処方される薬による治療

<トレチノイン>

病院で処方されなければ入手することができないトレチノインは、ピーリングなどに使用される成分です。

肌の表面の細胞増加を助け、ターンオーバーを促進してくれるため、メラニンを外へ排出する手助けとなります。

美容皮膚科や整形外科など、医師の診察を受けたうえで処方されなければ手に入らないものです。

<ハイドロキノン>

2001年に法律が改正され、化粧品にも配合されるようになったハイドロキノン。「肌の漂白剤」とも呼ばれ、メラニンの生成を抑制してくれます。シミができる前の予防としても有効な成分ですが、使いすぎると白斑の原因となる可能性があるため、自分の肌に合わせて処方してもらうことをおすすめします。

まとめ

肌質は人によってさまざま、年齢によっても変化します。同じ状況下にいても、同じ日焼けの症状、同じ回復が期待できるとは限りません。シミにならないままの人もいれば、1年後、10年後、忘れたころにシミが出てくることもあります。日焼けしないことが一番のシミ予防になることを覚えておいてください。

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