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足、顔、手など部位別のむくみの原因と対処法

更新日:2017/03/30 公開日:2016/11/30

むくみに悩む方でも、そのむくみの起きる部位によって、対処法は異なります。むくみのメカニズムを踏まえたうえで、部位別にむくみの原因と対処法についてまとめましたので参考にしてみてください。

むくみのメカニズム

むくみは、医学用語では浮腫(ふしゅ)と呼びます。人間の体は体重のおよそ6割が水分でできているわけですが、むくみがある状態とは、水分の代謝がなんらかの原因により上手くいかず、本来保持する水分量よりも多くの水分を皮膚の下の細胞の間に保持している状態のことをいいます。この細胞の間にある液は細胞間液といい、血液やリンパ液として全身を巡っている水分が細胞間液に出入りすることで、細胞内の老廃物を回収したり、新鮮な栄養を届けたりしてまた心臓に戻ってきています。血管だけで回収できなかった水分の一部はリンパ管を通して回収されます。

この細胞間液を出入りする水分の量は通常であれば一定に保たれているはずなのですが、病気や生活習慣などの要因によってバランスが崩れると細胞間液に水分が過剰にたまり、むくみを引き起こすのです。また、女性の場合はホルモンの関係で生理前は体内に水分をため込みやすくなっているのでむくみやすい傾向にあります。

足のむくみ

足のむくみでお悩みの方は非常に多いでしょう。特に筋肉量の少ない女性に多いです。病気が原因のむくみもありますが、ほとんどの方は体質や生活習慣によるものなので生活習慣を見直すことでむくみ対策をしていただくことをおすすめします。

足のむくみの主な原因と対処法

足のむくみの大半の原因は、血流が滞るためです。その理由としては下記のようなものが考えられます。

  • 運動不足、筋力低下
  • ふくらはぎの筋肉は第二の心臓と呼ばれるくらい重要です。心臓から遠く、低い位置にある足から重力に逆らって血液を押し上げるポンプ作用が働くためには筋肉が動くことが必要です。運動不足によりこのポンプ機能が低下すると、むくみを引き起こします。

    また、むくみに悩む女性が男性に比べて多いのは、もともとの筋肉量が少ないためこのポンプ機能が弱いためとされています。対処法としては、生活習慣を見直して日常に運動を取り入れることです。たとえば歯磨きやお皿洗いをするときに、つま先上げやかかと上げをするなど「ながら運動」でも構いませんので、とにかく足の筋肉を動かす習慣をとりいれてみましょう。

  • 冷え性
  • 冷え性の方は下半身の冷えが原因でむくみが起こり、むくみが起こることでさらに冷えるという悪循環を引き起こしています。足全体の血流が滞っている状態なので、お風呂に入ったら必ず湯船につかること、そしてお風呂上がりに足の裏からふとももまでリンパの流れをよくするマッサージをやってみることなどがおすすめです。また、冷えるからといって、たくさん着込んで下半身をしめつけるようなものは避けたほうがいいでしょう。

  • 長時間同じ姿勢をとる
  • 立ち仕事もデスクワークも、実はどちらも長時間同じ姿勢でいるために、むくみを引き起こしやすくなります。立ち仕事の方は、まず仕事で使っている靴が足に合っているかどうかを確認しましょう。合わない靴は余計に足に負担がかかります。また、デスクワークの方は定期的に席を立って用事をするとか、デスクの下で足首の曲げ伸ばし運動をするとか、意識的に同じ姿勢を続けないようにしましょう。いつも足を組んで座っていると骨格がゆがんでしまい、下半身の血流量が悪くなるので、仕事中もできるだけ正しい姿勢を保つよう心がけてみてください。

顔のむくみ

主な原因と対処法

顔のむくみのお悩みの多くは、朝起きた時にむくんでいるというものです。これは、就寝時に足と心臓と頭が同じ高さになり、主に足の方で滞っていた水分が重力の影響がなくなったことで頭の方にやってくるためだと思われます。また、お酒を飲んだ翌日や、塩分の取りすぎなどでも顔がむくむことがあります。日頃の食生活で過度な飲酒や水分、塩分の過剰摂取を控えることが必要です。

顔のむくみの多くは、そのまま放っておいても午前中からお昼頃には解消されると思われますが、すぐにどうにかしたいというときは、顔のマッサージやツボ刺激のほかに、足湯もおすすめです。全身の血流をよくすることにより顔のむくみが解消されます。

手のむくみ

主な原因と対処法

手のむくみの原因は足や顔のむくみとほぼ同じものです。起きているときの手のむくみは手が心臓より下の位置で同じ姿勢を続けるような方がむくみやすいのですが、あわせて運動や食生活など生活習慣の見直しをすることが必要でしょう。朝の手のむくみは顔と同様に、寝ている間に過剰な水分が手の方にもやってくることが原因とされています。

手や指のむくみをすぐに解消したいときは、ストレッチがおすすめです。手を肩から上にあげてグーッと伸びをしてみたり、手を開いて閉じてを繰り返したりして、指、腕、肩と手の全体をほぐすようなストレッチをしてみるとよいでしょう。

病気が原因の場合も

病気の症状としてもむくみがあらわれることがあります。たかがむくみと思って放置せずに、すこしでも気になったら病院を受診するよう心がけしましょう。重篤な病気だと心臓病や腎臓病などが原因で体がむくんでいる場合があります。むくみと病気の関係については、『重病のサインの場合も…むくみを引き起こす病気とは』をご覧ください。

また、女性に多い下肢静脈瘤は、足の血管がボコボコ浮き出ていたり、足が異常にだるかったりして、足にむくみがでます。気になるむくみが続くようならすぐに病院を受診されることをおすすめします。下肢静脈瘤については、『下肢静脈瘤の症状って?』をご覧ください。

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