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鼻水が黄色い!鼻水の色でわかることとは

更新日:2017/03/28 公開日:2017/03/28

鼻水の基礎知識

鼻水は、自分の体調を知るパラメーターであるといわれています。鼻水の色によって体調のどのような状態がわかるのでしょうか。今回は、黄色い鼻水について、ドクター監修の記事で詳しくご紹介していきます。

鼻水の色が黄色い場合、自身の体調はどのようになっているのでしょうか。以下に詳しく解説してきます。

黄色い鼻水が出る理由

鼻水は、身体の防御反応です。細菌やウイルスから身を守るために、鼻の粘膜の内側から分泌されるものが鼻水です。鼻水には、さらさらの鼻水とねばねばの鼻水の2種類があります。さらさらとした鼻水は、風邪(かぜ)の初期症状やアレルギー反応が出たときに大量に分泌されます。ねばねばの鼻水は、風邪が進行したときなどに分泌されることが多いです。鼻の粘膜から分泌される鼻水は、基本的には無色です。

黄色い鼻水には病原体が含まれている

一般的には透明な鼻水ですが、時として黄色い鼻水が出ることがあります。これは、風邪をひいて数日経過した後に発生することが多いです。風邪をひいて体内に病原体が入ると、白血球がそれらを排除しようと活動を活発にします。そのときに、死滅した白血球や病原体などが大量に含まれると黄色い鼻水となって出てくるのです。

安心しきってはだめ

風邪の最終段階で鼻水が黄色くなるといっても、黄色い鼻水すべてがそうであるとは限りません。風邪の治りかけでないときや、粘り気が強いときなども考えられますので、楽観視せずに注意をする必要もあります。

黄色い鼻水から考えられる病気

黄色い鼻水は、風邪が治りかけのときに出てくることが多いといわれていますが、現在進行形でほかの病気が引き起こされている可能性もあります。ここでは、考えられる病気についてご紹介したいと思います。

急性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)は、細菌やウイルスが原因で引き起こされる風邪の一種です。白血球などの死骸があつまって鼻水が黄色くなります。これは一過性のものであり、回復にしたがって黄色が濃くなるといわれています。

慢性副鼻腔炎

鼻炎が慢性化した場合、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)になることがあります。粘度が高く、色の濃い鼻水がでてきます。褐色の鼻水になったときには注意が必要です。

好酸球性副鼻腔炎

好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)は慢性副鼻腔炎の一つであり、特殊な副鼻腔炎です。白血球自体が、鼻の粘膜を炎症させることにより引き起こされます。通常の慢性副鼻腔炎より、いっそう鼻水の粘度や色が濃くなるといわれています。

鼻・副鼻腔腫瘍

良性・悪性ともに存在している腫瘍です。出血により、黄色ではなく赤くなることもあります。

歯性上顎洞炎

歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)は、虫歯によって引き起こされる副鼻腔炎です。虫歯の治療がしっかり行われていない場合に引き起こされるので注意が必要です。

副鼻腔真菌症

副鼻腔真菌症(ふくびくうしんきんしょう)は、細菌やウイルスではなくカビが原因により引き起こされます。

鼻水の状態で原因がわかる

鼻水の色によって、どのような原因によって鼻水が出ているのかをある程度推測することができるとされています。以下にご紹介します。

透明でさらさらの鼻水

透明でさらさらとした鼻水は、アレルギー症状によって引き起こされると考えられています。アレルギー症状の原因として有名なのは、花粉症やダニ、ハウスダストが原因だと考えられています。

透明で粘度の高い鼻水

風邪で細菌やウイルスが体内に侵入した場合、通常は粘度の高い鼻水が出てくることが多いです。

黄色い鼻水

細菌やウイルスが体内に侵入して増殖した場合、それらを退治するために戦った白血球が死骸となり、黄色い鼻水に含まれて出てきます。ある意味、自分の身体が積極的に病原体と戦っているサインでもあります。

赤や褐色の鼻水

鼻の粘膜がひどい炎症を起こすと、出血する可能性があります。血液が混じることで、赤や褐色の鼻水になるといわれています。

早く治すために心がけたいこと

鼻水は、体の調子を知るサインでもあります。鼻水から病気の可能性があると判断された場合は、次のことを心がけるようにしましょう。

病院で診察を受ける

病気の可能性がある場合は、専門のドクターに診断をしてもらい正確な病気について知る必要があります。早期に診断を受けることで、病状が悪化する前に回復させることも可能だといわれています。鼻風邪は放置しがちになってしまいますが、しっかりと診察を受けるようにしましょう。

保湿をたっぷりする

のどや鼻が乾燥しがちになると、ウイルスや細菌の活動が活発になることがあります。室内では加湿器を使う、外出時はマスクをするなど、しっかり保湿することで症状を改善できる可能性があります。

薬を使用する

根本的な解決にはならないかもしれませんが、鼻水を止めるための薬を使用することで、つらい症状を抑制することができますのでおすすめです。

黄色い鼻水は、ウイルスや細菌、白血球の死骸が含まれている場合に出ることが多くあります。鼻水が気になる場合は放置せずに、ドクターに相談することをおすすめします。

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