プロテインの効果、メリットとは?

更新日:2017/04/27 公開日:2017/04/27

プロテインの基礎知識

プロテインは、人間にとって欠かせない3大栄養素のひとつであるタンパク質を無理なく補給することができるサプリメントです。こちらでは、プロテインを摂取するメリットなどについてドクター監修の記事で解説します。

日常生活において、タンパク質の補給のために特別な食事を用意することは容易ではないでしょう。必要な野菜をとることだけでも大変なのに、個々の栄養素まで全部とるのは難しいことです。そこで、プロテインと呼ばれる栄養補助食品の活用が考えられます。

タンパク質の必要性

タンパク質は、アミノ酸で構成された物質であり、生物である人間にとって欠かせない栄養素のひとつです。炭水化物、脂質とともに3大栄養素の一角を占めています。タンパク質なしでは、骨格の形成から筋肉や皮膚までつくることができません。つまり、タンパク質がなければ身体をつくることも動かすことも難しくなります。さらに、タンパク質は体内での物質の運搬や代謝、防御活動にも活躍しています。また、タンパク質の構成物であるアミノ酸自体が人間の活動に欠かせないものです。

そこで、タンパク質がどのくらい必要になるのかが気になるところです。これには、他の必要とされている栄養素とエネルギーまでを一体で考える必要があります。その理由は、タンパク質単体ではいくら多く摂取したとしても、本来の効果を期待できない可能性があるためです。

食事からとれるタンパク質は少ない?

人間も他の動物も、必要な栄養素は食べ物から摂取することが基本となります。人間に必要とされているタンパク質を構成するアミノ酸20種類で見た場合、9種類は食事からの摂取が必要とされています。その他の11種類については体内で合成が可能です。

成人が1日に摂取すべきタンパク質の量ですが、絶対的に定められた数値というものは存在しません。また、人によって体重も違えば、さまざまな条件が異なりますから、全員にこの量が必要だというものでもありません。厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、18歳以上の男性で60g、女性では50gが推奨量となっています。しかし、50gや60gのタンパク質を食事で補うとすれば、何をどれだけ食べればよいのか迷う人も多いかもしれません。

食事に含まれるタンパク質の量

肉類や魚類の一部、大豆製品などがタンパク質を多く含む食材として知られています。しかし、必要量を満たすには、それだけ多量に同じものを食べる必要があります。タンパク質ばかりに偏った食生活を続けるわけにはいきませんし、毎日同じようなものを食べ続けることは難しいでしょう。結果として、食事だけでタンパク質の推奨量を賄うことは厳しいというのが現状です。

プロテインのメリット

食事だけではタンパク質を補いきれないときに考えられるのがプロテインの活用です。プロテインとは、タンパク質と訳される英単語をカタカナ表記したものです。つまり、プロテインを飲めばタンパク質の補給ができます。もちろん、タンパク質とは呼ばずにプロテインと名づけられている製品には、タンパク質以外のものが含まれていると考えてよいでしょう。どのようなものが含まれているかは、製品によって違いがありますが、より飲みやすくしている点と、他にも有用な成分が配合されている点が考えられます。プロテインとは、タンパク質を主成分とした栄養補助食品、サプリメントなのです。

しかも、サプリメントとなったプロテインは、料理のような扱いにくさがありません。いつでもどこでも手軽に飲めるのもメリットです。さらに、食事ではタンパク質と一緒に脂肪分を多くとってしまうメニューになることもありますが、プロテインなら選択次第でそうした心配を排除することが可能になります。

プロテインを活用するときの注意点

食事だけでは不足しがちな栄養素を補給できるサプリメントは、いまや日本人になくてはならない存在と言えるほどになっています。プロテインもその一角を形成しています。ただ、健康補助食品だから飲みさえすれば効果があると考えるのはよくないことです。

プロテインはいつ飲むべきか

一般の人にはあまり関係がないかもしれませんが、アスリートの場合はトレーニングを行ってすぐにプロテインを飲むことが、タンパク質を摂取するタイミングとしては効率がよいとする報告があります。一般人であっても、筋トレや健康のための運動を行っている場合は参考になるかもしれません。

プロテインの飲みすぎについて

健康に必要な栄養素であっても、過剰摂取が害になるものもあります。タンパク質は、いまのところ過剰摂取の問題が確定的に指摘されてはいないようです。ただ、一部に弊害を指摘する意見があることも事実です。また、プロテインとして他の成分が配合されている場合には、タンパク質以外の部分で過剰摂取のリスクがあるかもしれません。したがって、多く飲めばよいという考え方、使い方はしないように注意が必要だと言えます。プロテインは、正しく飲んで健康に役立てましょう。

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