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口内炎の治療薬について

更新日:2017/03/23 公開日:2017/03/23

口内炎の治し方・治療方法

口内炎になってしまったら、ひどくなる前に治療することと悪化させないための対処が大切です。口内炎の治療法や治療薬、悪化させないための注意点などについてドクター監修の記事で解説します。

口内炎になってしまったら、自然に治癒するのを待つという人もいるかもしれません。しかし、放っておいたらなかなか治らずに悪化してしまったという人も少なくありません。口内炎になってしまったときに適切な治療薬を用いることで早期の改善が期待できます。その治療法や治療薬について説明します。

口内炎の原因とは

一般的な口内炎は、口の中にできた傷が菌によって炎症を起こしたものです。

その原因は、食事中に粘膜を噛んでしまったり、歯の尖った部分が粘膜を傷つけてしまったり、噛み合わせの問題や義歯が合わなかったりとさまざまです。他にも、真菌やウイルスが原因で起こるものや、食物や金属、薬剤のアレルギーによって起こるものもあります。

一般的な口内炎はアフタ性口内炎といわれています。真菌が原因のものでは、カンジダ症を引き起こすこともあります。ウイルス性の代表的なものにはヘルペス性口内炎、帯状疱疹、ヘルパンギーナや手足口病があります。

粘膜に現れる症状は体の不調を表すこともあるといわれています。疲れがたまっていたり、不規則な食生活によって栄養が偏っていたりするときに口内炎が発症することもあります。

口内炎の治療薬について

口内炎といっても、できる場所や形状、症状などに違いがありさまざまなタイプがあります。それにともなって、治療薬にもいくつかの種類があります。

うがい薬

口内炎の治療にはまず口の中を清潔にすることが大切です。口腔内の消毒には、うがい薬やスプレータイプの薬剤を使用するといいでしょう。手を汚さずに手軽に使用できるのも特徴です。主な成分は、ボトビンヨード、アズレン、塩化ベンゼトニウムなどです。

軟膏剤

ステロイド剤を含む軟膏を患部に塗布することで炎症を抑えます。主な成分は、トリアムシノロンアセトニド、デキサメタゾン、プロピオン酸ベクタメサゾンなどです。

使用方法は、うがいや歯磨きをして口の中を清潔にし、患部の水分を拭き取ってから塗布するというものです。軟膏を塗った後は、なるべく1時間は飲食を控えます。軟膏は、塗布しても飲食や唾液などでとれやすいので、食後や寝る前などに使用するすることをおすすめします。また、軟膏剤は内科や歯科で処方されますが、ドラッグストアなどで購入できるものもあります。

貼り薬

炎症を抑制するとされている成分の含まれたシールを患部に貼るタイプの薬もあります。1日に1回貼るだけで患部を保護する効果が期待できるので、接触による痛みや食物や飲み物がしみてつらいときにおすすめです。しかし、患部の面積が広い場合には不向きです。口の中を清潔にして、患部の水分を軽く拭き取ってから患部に貼って使用してください。軟膏と同じように、付着後1時間ほどは飲食を控えると効果的だといわれています。

真菌性やウイルス性の治療薬

真菌やウイルスが原因で発症する口内炎には、一般的な口内炎の薬の効果があまり感じられないこともあります。その場合、カンジダ症の治療にはアムホテリシンBやミコナゾール、フルコナゾールなどを主成分としたうがい薬や内服薬などを使用します。

ウイルス性の口内炎には抗ウイルス薬によって緩和が期待できるといわれています。そのため、アクシロビルやビタラビンを配合した軟膏や薬剤を症状に応じて使用します。

口内炎を悪化させないための対処法

口内炎はいくつも種類があり、発症してしまうとなかなか治らないものもあります。そのため、普段からの予防はもちろん、口内炎ができてしまった場合の早めの対処が大切です。

口内炎を予防するために

口内炎の予防のために日頃から心がけたいことを説明します。

まずは、疲れやストレスをためないように睡眠をしっかりとり、体を休めることを心がけましょう。栄養のバランスが偏ったりビタミンが不足したりすることも口内炎に関係しているといわれています。また、野菜や果物などのビタミンを多く含む食材を積極的に摂るようにし、規則正しくバランスのとれた食生活を意識してください。

口内炎の悪化を防ぐために

口内炎になってしまったら、軽度の場合や早期に治療すると1週間程度で治癒することがほとんどです。しかし、ちょっとしたことで悪化してしまうこともありますので注意が必要です。口内炎があるときには、喫煙や飲酒、つらい物や刺激物の摂取も控えてください。また、食事の際は、ゆっくり噛んで唾液を分泌させることを意識してください。唾液が少ないと口腔内は菌が繁殖しやすい環境になるためです。また、歯磨きの際に患部を傷つけてしまわないように優しく磨くとより効果が期待できるといわれています。

専門医に診てもらうべき口内炎

市販の薬などで治療をしても改善がみられないような口内炎はすみやかに専門に診てもらうことをおすすめします。他にも、同じ場所に何度も繰り返し口内炎ができる場合や、何か月も治癒しない口内炎、飲食ができないほどの痛みがある場合、発熱をともなう場合にも歯科医師や口腔外科専門医に診てもらってください。

この病気・症状の初診に向いている科 歯科口腔外科

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