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口内炎にはビタミンが良いって本当?

更新日:2017/07/20 公開日:2017/03/23

この記事の監修ドクター

ベル歯科医院 院長
鈴木彰先生

口内炎になったらビタミンを摂ったほうがいいといわれています。ビタミンは、口内炎に限らず、粘膜や肌を保護するためや健康に保つために必要だとされています。口内炎とビタミンの関係や、ビタミンの主な働きについて説明します。

口内炎はビタミン不足が原因の可能性も

口内炎にはさまざまな原因がありますが、そのうちのひとつにビタミン不足があげられます。ビタミンの中でも特にビタミンB2は皮膚や粘膜を健康に保つために必要不可欠なビタミンといわれています。ビタミンB2は体内の脂質をエネルギーとする助けをすると同時に、皮膚や粘膜の代謝を促す働きがあるとされています。そのため、不足すると粘膜の代謝がうまくいかずに口内炎の原因になるといわれています。

口内炎とビタミンの関係

口内炎とビタミンの関係や、ビタミンがなぜ体にとって必要なのかを詳しく説明します。

ビタミンB群の働き

口内炎に関係するとされているビタミンB2などのビタミンB群の体内での働きについて解説します。

・ビタミンB1

糖質の代謝や正常な神経機能の維持に活躍します。そのため、不足すると神経に異常をきたすこともあるとされています。大豆や豚肉、たらこなどに多く含まれています。

・ビタミンB2

エネルギーの代謝に関わるビタミンで、特に脂質の代謝を促進する作用があります。そのほかに皮膚や爪の成長促進の働きがあり、不足すると口内炎や口角炎、肌荒れなどを引き起こすとされています。レバーや卵、チーズなどに多く含まれています。

・ビタミンB6

免疫機能を正常に保つために必要なビタミンといわれています。体内で酵素が働くための補酵素としての働きもあります。不足すると、舌炎や口角炎、リンパ球減少症を引き起こしたり、脳波の乱れやうつ症状の原因にも関係しているとされています。マグロやサンマ、バナナなどに多く含まれています。

・ビタミンB12

赤血球の生成に必要とされるほか、神経の働きを正常にする役割のあるビタミンです。大幅に不足すると、貧血のほか、手足にチクチクとした感覚が現れたり、感覚がなくなったりといった症状が見られます。あさりや牡蠣、すじこなどに多く含まれています。

・ナイアシン

ナイアシンは、炭水化物や脂質などの代謝に関与しています。不足すると、皮膚炎や下痢などの症状を代表とするペラグラとよばれるナイアシン欠乏症が起こります。

・葉酸

葉酸は妊娠中に特に摂取するように推奨されているビタミンです。妊娠中に葉酸が不足すると、胎児の脊髄や脳に先天異常が起こるリスクが高まるとされています。

・ビオチン

ビオチンは体内で抗炎症物質を生成し、炎症を抑えたりアレルギーによる症状を緩和させる働きがあるとされています。不足すると皮膚炎や萎縮性舌炎、吐き気や前胸部の痛みなどを引き起こすといわれています。

なぜビタミンが不足するのか

上記に紹介したビタミンは水溶性のため、体内で使われなかったものは水分と一緒に体の外へ排出されてしまいます。そのため過剰摂取にはなりにくいといわれていますが、定期的に摂取する必要があります。

しかし、現代では加工食品の増加などによって食品から摂取しにくくなっています。さらに、ビタミンB群は飲酒や喫煙、ストレスなどによっても消費されてしまい、不足しがちなビタミンです。

ビタミン以外の口内炎の原因

ビタミンが不足すると口内炎になりやすくなりますが、口内炎には他にもさまざまな原因があります。

食事中に起こる口内炎

よくある口内炎には、食事中などに誤って粘膜を噛んでしまって、そこから口内炎になるというものがあります。また、熱いもので口の中の粘膜をやけどしてしまったときにも、同じように口内炎になることがあります。これは、多くの人が経験したことがあるでしょう。

ウイルス性の口内炎

ウイルスが原因で発症する口内炎もあります。単純ヘルペスウイルスが原因のヘルペス性口内炎は、口内炎だけでなく歯茎や唇も赤く腫れたり、発熱したりといった症状をともないます。

他にも、エンテロウイルスなどが原因のヘルパンギーナや手足口病などでも口内炎が発症します。ヘルパンギーナは、発症するほとんどが乳幼児で、のどや上あごにいくつもの口内炎ができ、発熱をともないます。手足口病は発熱するケースは割と少ないのですが、口内炎だけでなく手や足にも水泡ができるのが特徴です。

真菌性の口内炎

カビの一種であるカンジダ菌が原因で起こる口内炎もあります。カンジダ菌は誰にでも体内に存在しているカビの一種です。しかし、体調を崩したり、疲労が蓄積したとき、または体力が低下して体内の免疫力が下がったときにカンジダ菌が増殖し、口内炎を引き起こすことがあります。免疫力の低い乳児や高齢者などに発症する例が多いといわれています。

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