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のどに口内炎ができる原因と治療法

更新日:2017/07/19 公開日:2017/03/24

この記事の監修ドクター

天野歯科医院 院長
天野聖志先生

のどにできてしまった口内炎。のどの奥に口内炎ができる原因はなにか、どのような治療法や病気が考えられるか、などについて詳しく解説します。

口内炎はのどにもできることがある

口内炎とは、口腔粘膜疾患と呼ばれる疾患で、アレルギーやウイルスが関連するものなどさまざまなものがあるといわれています。その中には、口腔内の局所に発症するものや全身の疾患と関連し発症するものなどがあり、のどに発症するものもあります。

のどに発症する口内炎の原因とは

ウイルス性の口内炎の原因となるヘルパンギーナ、手足口病、帯状疱疹(たいじょうほうしん)、ヘルペス性口内炎や真菌(しんきん)が原因となる口腔感染症の口腔カンジダ症などが、のどに発症する口内炎の原因として考えられます。しかし、口内炎には本当にさまざまな原因や病態があるので、ウイルスや感染症など以外の原因である可能性もあるとされます。

のどに口内炎ができる病気とは

前述した通り、口内炎にはさまざまな原因が考えられます。こちらでは、原因として考えられる病気の例をいくつかご紹介します。

ヘルパンギーナ

原因のウイルスは、エンテロウイルス属で流行性のものとしては、A群コクサッキーウイルスによる感染といわれています。発症する部位としては、口狭(こうきょう)部の軟口蓋(なんこうがい)、つまり上あごの奥のほうで、左右対称に発症するとされ、赤くなったり、小水疱がたくさんできたりするようです。この小水疱が破れることにより小アフタになります。

ヘルパンギーナの特徴は、口腔の後方と咽頭の付近で発症し、夏場に流行しやすく、小児によくみられるという点があげられますが、大人でもまれに発症する可能性があります。

手足口病

コクサッキーA16やエンテロウイルス71などの感染が原因であり、口腔内に小水疱が発症し、この小水疱が破れてアフタ様の病変になりますが、それに加えて、手足にも小水疱ができるという特徴があります。

口腔カンジダ症

原因として、カンジダ・アルビカンスと呼ばれる真菌があげられます。カンジダ菌というのは、口腔内に存在する常在菌の一種とされ、普段から口腔内にいるのですが体に異変を及ぼさない程度に留まっており、他の菌と共存しているとされています。

しかし、糖尿病や体調不良による全身の衰退、副腎皮質ステロイド剤の投与など免疫力が低下してしまう状態、長期間の抗菌薬の服用、唾液の量の減少などによって、常在菌のバランスが崩れてしまうと、カンジダ菌の異常な増殖につながってしまい、口腔カンジダ症が発症するといわれています。症状としては、慢性型と急性型があり、口腔の粘膜に痛みや味覚障害などがでることがあるとされています。

のどの口内炎の治療法

主にのどに口内炎ができたときに考えられる病気としてあげた、ヘルパンギーナ、手足口病、口腔カンジダ症の3つには、それぞれどのような治療法があるのでしょうか。

ヘルパンギーナの治療法

対症療法が中心となります。特に、小さい子供の場合には、水分や栄養の補給に気をつけます。

手足口病の治療法

口腔や全身症状が発症するとされていますが、どちらの場合でも症状としては軽く、特に治療というものはしないで自然に治癒するといわれています。しかし、全身症状が強くでてしまっている場合には、それぞれの症状に合わせて、主に対症療法を行うとされています。

口腔カンジダ症の治療法

口腔内を清掃することに加え、原因となっている真菌に対して効果のある抗真菌薬を含む塗り薬やうがい薬を使用しますが、ときには抗真菌薬の内服を使用することがあるとされています。

のどに口内炎ができたら何科を受診すればいいのか

のどの疾患には、口内炎以外でも、いわゆる風邪(かぜ)などでみられる急性咽頭炎などがあります。他にも、のどが痛くて食べ物が飲み込みにくいなどの症状もあげられます。こういう場合には、耳鼻咽喉科や内科にお世話になることがあると思います。

では、のどに口内炎ができてしまった時には、どのような診療科を受診すればいいのでしょうか。上記に、のどに起こる病気について記載してきましたが、症状や原因は病気によってさまざまです。のどなどの局所のものだけでなく全身症状がともなうものなどもあります。このことから、耳鼻咽喉科や内科、皮膚科、小児科、歯科口腔科などで対応してもらえることもあるでしょう。

症状や原因によっては、精神科や歯科などの受診も考えることができます。また、歯科口腔外科といわれる科は、口内炎や口の粘膜の病気、唾液腺の病気などを扱う診療科としてあげられています。

口腔の粘膜での病気は、痛みをともなうものだけでなく、痛みをともなわないものもあり、さまざまです。痛みのないものなどは、見過ごしてしまったり、受診せずほっといてしまうことも考えられ、その間に症状が進行してしまう可能性があります。違和感、異常などを感じたらできる限りすぐに受診するようにしてください

 

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