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子供や乳幼児の口内炎の原因・治し方・食事や薬の注意点

更新日:2017/04/05 公開日:2017/03/31

口内炎ができてしまったばあい、大きな病気が要因となって口内炎が発症しているかもしれません。子供のような普通は発症しにくい年齢で症状があらわれたら、適切な処置をする必要があります。ここでは、子供に口内炎ができる原因や気をつけるべき食事などについて、くわしくみていきましょう。

子供の口内炎は、ウイルスが原因の場合も

口内炎は、どのような年齢の方でも発症する疾患です。大人の方ならば炎症の痛みなどに耐えることもできるでしょう。しかし、赤ちゃんを含む子供たちでは、痛さを我慢することも難しいですし、症状を上手く伝える手立てが無い場合もあります。さらに、赤ちゃんなどは免疫力がしっかりと身体に定着しているはずなのに、口内炎ができてしまったりすると病気などの心配をしてしまいます。

そもそも、口内炎ができる仕組みとしては、口の中の皮膚を噛んでしまったり、風邪(かぜ)などの症状で免疫力が低下してしまったりすることで症状を発症するといわれています。また、乳歯の生えかわりなどで歯の先が尖っている場合にそれが皮膚に触れると、摩擦を起こして傷ができてしまうことで炎症が起きる場合もあります。

これらのような一般的に知れ渡っているイメージの疾患を「アフタ性口内炎」と言います。小さな子供には余程のことがない限りストレスなどを抱えることもないでしょうが、風邪を引いたりして体力が落ちてしまうと身体に蓄積されているビタミンB群が減少してしまい、口内炎を発症しやすくなります。

さらに、口の中が不衛生な状態でいるとかかりやすいのが「カタル性口内炎」です。虫歯があるのに放っておいたり、お菓子など甘いものを食べた後、歯磨きもしないでお昼寝をしたりと口腔内の殺菌が繁殖することで起きてしまう口内炎です。このように、原因がある程度分かっているものでしたら対処の仕方もありますが、ウイルスによる感染が要因となって発症する子供特有の口内炎もありますのでいくつか代表的なものを紹介します。

手足口病

主に保育園や幼稚園など集団生活をしている子供たちに発症しやすい感染症で、主に夏場などに多く見受けられます。飛沫感染や接触感染が主な経路で、子供同士の距離を置かない接し方により感染力が増すともいわれています。主な原因とされるウイルスは、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどです。口の中に水疱性の発疹ができやすいのが特徴的です。さらに、手の平を中心に足の裏など皮膚が柔らかい部位にできます。風邪のような症状ですが発熱してもほとんどの場合高くはならず、発疹が現れるのがメインの症状のようです。

ヘルパンギーナ

こちらの疾患も夏かぜの一種といわれています。主に梅雨入りする6月下旬~8月に流行の兆しをみせます。原因とされるウイルスは、エンテロウイルスです。インフルエンザのように突如として39度を超える高熱が出て、口の中の粘膜に小さな水疱ができてしまい、それが破れてしまうと潰瘍ができて痛みをともないます。

ヘルペス性歯肉口内炎

主に感染するのは生後6か月~の乳幼児とされています。原因となるウイルスは、単純ヘルペスウイルスです。高熱により口の中などに痛みを感じるようになります。見落としやすい口内炎ともいわれていますが、逆に舌を中心に唇などに水疱ができやすいので、注意して見ると発見しやすいかもしれません。水泡が潰れてしまうと赤く腫れて強い痛みがあらわれます。

食欲が落ちたら水分補給をしっかりと

口内炎の痛みは大人でも我慢することが難しく、完治するまでの1~2週間はあまりよい気分とは言えません。ましてや乳幼児や子供は、その痛みを上手く表現することができかねますので、泣いたり不機嫌になったりすることで親に伝えようとします。いつもと違う泣き方をしていたら何かのサインだとおもい、注意深く観察することが重要です。

とくに口の中にできる炎症ですから自然と食欲も低下するでしょう。そのような場合には無理に食べさせるのではなく、消化がよくて、口に入れても患部の痛みをともなわない食品を与えるようにします。ほどよい温度のうどんやビタミンを多く含んだほうれん草、カボチャのスープなども、のど越しよく食べることができるでしょう。

それでも発熱をともなうウイルス性の口内炎でしたら、ゼリーやプリン、オリゴ糖などを入れたヨーグルトなどでしたら小さな子供たちも食べやすくおすすめです。

なかなか治らない場合は小児科へ

一般的といわれているアフタ性口内炎でしたら、通常1~2週間で治癒するといわれています。しかし、上記にあげたウイルス性の口内炎ですとなかなか完治しませんので、まず歯科で診察を受け、改善しないなら小児科を受診て適切な薬を処方してもらいましょう。なお、手足口病とへルパンギーナには特効薬はありません。口内炎以外の不快な原因を薬などで抑えて治癒するのを待ちましょう。

赤ちゃんでも幼児でもかかってしまう口内炎ですが、まだ自分の気持ちを表現できない年齢ですので症状を見極めることが難しいでしょう。ちょっとした気持ちの変化に気がついてあげられれば早めに治療することができるかもしれません。いつもと同じで泣いているだけと安易に考えないで、注意して観察してあげましょう。

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