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アフタ性口内炎の原因と予防方法は?治るまでの期間は?

更新日:2017/04/11 公開日:2017/03/31

この記事の監修ドクター

おおり医院 院長
大利昌久先生

口内炎にはさまざまな種類がありますが、もっとも多いといわれているのがアフタ性口内炎です。ここでは、アフタ性口内炎の原因や予防法などについて見てみましょう。

アフタ性口内炎とは

頬の内側や舌の表面、口腔内に赤や白の斑点ができたり、炎症が起こったりすることを口内炎といいます。口腔内にできるため、食事や歯みがきなどで刺激が加わると痛みが発生するつらい状態が続きます。

口内炎にはさまざま種類がありますが、もっとも多いといわれているのがアフタ性口内炎です。アフタ性口内炎が発症すると口腔内の皮膚粘膜の表面に、黄白色や灰色の膜に覆われている5~6mm以下の楕円形や円形の潰瘍ができます。これを「アフタ」と呼び、完治すると傷痕が残らないことが特徴です。6mm以上の大きさになると潰瘍と呼ばれるようになり、完治しても跡が残りやすくなります。

アフタ性口内炎の原因

アフタ性口内炎の主な原因は、細菌による炎症によるものです。口腔内の粘膜はとてもデリケートですが、口腔内を噛んでしまったり熱い食べ物で火傷をしたりすることで傷ができます。その傷に細菌やウイルスなどが入り込むと、タンパク質分解酵素であるプラスミンが発生します。口腔内にこのプラスミンが増えることで、痛みや炎症を引き起こすプロスタグランジンやヒスタミンが発生して血管を拡張するといわれています。その結果、炎症が起こって患部が腫れてしまいます。

また、アフタ性口内炎の原因としてストレスや過労などによりウイルスに対する免疫力が低下している場合や、栄養不足により口腔内の粘膜が弱っている場合も発症する可能性があるといわれています。

アフタ性口内炎のできやすい場所

アフタ性口内炎は、舌の表面や歯茎、唇など口腔内のどのような場所にも発症します。まれに、扁桃腺付近でも発症することがあります。

アフタ性口内炎の治療

アフタ性口内炎は、通常1~2週間程度で自然に治るといわれていますが、病院を受診して治療を受けることもできます。病院では細菌を殺菌、抑制できる抗生物質やステロイド剤が含まれている塗り薬を処方されることが多いようです。これを炎症が起こっている患部に塗ることで、症状の改善をはかります。また、うがい薬などで口腔内を殺菌することで清潔に保ち症状を改善していきます。

最近では、レーザーを使った治療を受けることもできます。口内炎の患部にレーザーを照射させて焼ききることで、早期での改善が期待できるそうです。

アフタ性口内炎の予防法

アフタ性口内炎は予防方法を知ることで、発症するリスクを軽減することができます。主な予防方法としては、次のようなことがあげられます。

口腔内を清潔に保つ

毎日の歯みがきやうがいをしっかり行い、口腔内を清潔に保つことで細菌の繁殖を抑制することができます。また、殺菌効果のある洗口液を使い定期的に口腔内の殺菌を行うのもいいでしょう。ただし、洗口液にはラウリル硫酸ナトリウムなどの毒性のあるものも含まれていることがあり、粘膜を傷つける可能性があるため注意が必要です。

口腔内を傷つけないようにする

口腔内を傷つけることで、細菌が入りこみやすくなりアフタ性口内炎を発症するリスクを高めてしまいます。

バランスのとれた食生活を

栄養バランスが崩れることで、口腔内の粘膜が弱り細菌が繁殖しやすい状態を作ることになります。日頃から栄養バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。特に、ビタミンB群には体の代謝を促進して免疫力を高めたり、皮膚の粘膜を保護したりする効果があるといわれています。ビタミンB群は体に溜め込むことのできない栄養素なので、毎日の食事で積極的に摂取するようにしましょう。食事から摂取することが難しい場合は、ビタミン剤やサプリメントを活用することもおすすめです。

疲れやストレスを溜めない

過労やストレスは免疫力を低下させてしまうといわれています。疲れを貯めないように、しっかりと睡眠時間を確保することが大切です。また、ストレスは口腔内の粘膜を弱らせる原因になることもあります。自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくことで、ストレスを溜め込まないように心がけましょう。

アフタ性口内炎が治るまでの期間

アフタ性口内炎は、1週間から2週間ほどで完治するといわれています。ただ、長引く場合は内臓疾患や舌がんの可能性もあるため早めに医療機関を受診するようにしましょう。

初期の舌がんはアフタ性口内炎に似ているとも

初期の舌がんはアフタ性口内炎の症状と似ているといわれることがあります。しかし、舌がんの場合は潰瘍の形状がさまざまな形をしており痛みを感じにくいといった特徴があります。また、アフタ性口内炎は自然に治ることが多いですが、舌がんは自然治癒することがないと考えられています。そのため、アフタ性口内炎のような症状が長引く場合は舌がんの可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。

口腔内を清潔に保つことで予防を

アフタ性口内炎はもっとも一般的な口内炎で、自然に治るといわれています。また、日頃から口腔内を清潔に保ちストレスや疲労を溜めないようにすることで発症するリスクを軽減することができます。

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