甲状腺の病気?それとも更年期障害?原因が違う「のどの不調」

更新日:2017/03/17 公開日:2017/03/17

更年期

更年期にのどに感じる違和感や不調は、更年期障害による咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)かもしれません。ただし、症状のよく似た甲状腺の病気もあるので注意が必要です。のどの更年期障害と甲状腺の病気を解説します。

のどに何か異物がある気がする、イガイガするなど、のどの不調と同時に、のぼせや発汗があるなら更年期障害が原因である可能性があります。なぜ、更年期がのどの違和感に関係しているのでしょうか?

更年期ののどの違和感は病気かも?

更年期には体にさまざまな不調を感じることがあります。のどに違和感を覚えるときには、更年期が原因の咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)も疑われます。この病気は、特に病気の要因なくても、不安や緊張などがストレスとなり、自律神経のバランスが乱れることで起こります。神経質なタイプの人はなりやすいといわれています。

ストレスをきっかけに発症することが多く、更年期障害や甲状腺疾患の症状のひとつでもあるので、女性によくみられます。特に30~50代の女性に多く、その数は男性の2倍ほどだといわれています。

引用:ヘルスケア大学

更年期の症状とよく似た病気の可能性も

のどの違和感に関しては、更年期が原因の病気と症状がよく似ているために、間違えてしまう病気があります。それが甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)です。症状も発汗や不眠、イライラ、動悸(どうき)、月経不順など更年期の症状とよく似ているため、注意が必要です。

更年期障害は一般的に45歳~55歳の女性に訪れやすいですが、甲状腺機能亢進症も更年期に起こりやすく、また、症状も更年期障害とよく似ているため、更年期障害だと思っていたら実は甲状腺機能亢進症だった、という方も少なくありません。

引用:ヘルスケア大学

甲状腺機能亢進症と更年期の原因は異なる

甲状腺機能亢進症の症状や発症する年齢などは似ているものの、原因となるホルモンの種類は更年期障害とは異なると考えられています。甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰に増えることで起こります。一方、更年期障害の原因は、女性ホルモンのエストロゲンが減少することによって起こります。また、異なる症状としては、甲状腺機能障害の場合は食欲が旺盛になるのに対し、食欲不振となるのが更年期障害です。

病気の原因

甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンの過剰分泌

更年期障害:女性ホルモンの分泌低下

引用:ヘルスケア大学

更年期障害と甲状腺の病気を見分けるために

更年期にはさまざまな不調が起こります。症状には個人差がありますが、今回紹介した二つの病気は原因が違うので、のどの場合は更年期障害か?甲状腺の病気なのか見分けることも必要です。自分で判断することは難しいものなので、不調を感じた際には医師に相談するようにしましょう。

今すぐ読みたい