トイレにいったらドキッ!「血便」が出てしまう原因と対処法は?

更新日:2017/03/17 公開日:2017/03/17

日常の悩み

便に血が混じっていることに気づいたら、ショックですし、かなり不安な気持ちになってしまうでしょう。でも、血便に気づいたら、しっかり観察することが大切です。ここでは、血便の原因と対処法をご説明します。

血便に気づいたら、まず混じっている血の色をよく確認することが大切です。その色によって、体内のどの場所からの出血を疑うべきかの判断材料になるからです。

血便をともなう下痢の原因は?

まず便に混じった血の色から、黒っぽい「タール便」か、鮮血に近く赤い色の「血便」かを見分けましょう。

その名前の通り、黒っぽい色をしている場合はタール便、鮮血に近く赤い色をしている時は血便と呼びます。

「便に血が混ざっている」と聞くと腸の病気に結び付けやすいイメージを持つ方は多いかもしれません。しかし、出血しているのは腸だけではなく、全ての消化器官からの出血が便に混ざって排出されます。

引用:ヘルスケア大学

色の違いにより、どこで出血しているかがわかる可能性があります。

血便は肛門の近くで血が混ざった状態で、赤い色をしています。考えられる原因として挙げられるのは、痔などで肛門が切れてしまったことによる出血ですが、腸炎やポリープ、がんなどの病気が隠れているケースも否めません。

一方のタール便は、胃潰瘍や十二指潰瘍などによって肛門から遠い部分で出血していることが考えられます。黒く変色しているのは腸内の細菌によって分解されているためです。

引用:ヘルスケア大学

血便をともなう下痢への対処法は?

血便か、タール便かによってその後の対処法が異なります。どう違うのでしょうか。

鮮やかな赤色をした血便の原因が明らかに痔だとわかっている場合は、痔の治療を行いましょう。しかし、腹部に痛みを伴う血便は虚血性大腸炎、粘液が混じっているような血便では潰瘍性大腸炎や大腸がんなどの場合もありますので、一度医療機関の診察を受けてください。

引用:ヘルスケア大学

タール便の場合は血便よりも深刻度が高いといわれています。

便が黒いということは、それだけ出血量も多いと考えられます。一刻も早くクリニックで検査を受けましょう。食道や胃、十二指腸から出血している疑いがある場合は内視鏡での検査や、必要に応じて超音波検査やCT検査などで調べていきます。

引用:ヘルスケア大学

黒っぽい色、赤い色だった場合以外にも注意が必要な便の色があるようです。

ウイルス性の便なら白色、黄疸が原因と言われる緑色の便などもあります。このような、いつもとは違う色の便が出た時は、落ち着いて観察しながら、食べ物による色かどうかをチェックしましょう。食べ物が原因でない場合は、医療機関を受診し、ドクターにできるだけ詳細に伝えましょう。

引用:ヘルスケア大学

体内からのメッセージを見逃さないで!

便の色は食べたものにも左右されますが、血便以外でも、普段と違う便の色が病気に関連していることがあります。自分の健康状態を知る手掛かりとして、日頃から便の色や状態をチェックする習慣をつけておきましょう。