音がしていないのに音が聞こえる?不快な耳鳴りの原因とは?

更新日:2017/03/17 公開日:2017/03/17

日常の悩み

音がしていないのにしているように聞こえる耳鳴り。ときに、日常生活にも影響を及ぼすこの不快な症状はなぜ起こるのでしょうか?耳の構造と関係していると考えられている、耳鳴りの原因についてご紹介します。

音がしていないのにしているように聞こえる耳鳴り。聞こえる音も人によって、「キーン」「ジーン」「ゴーン」などさまざまです。不快なこの症状はなぜ起こるのでしょうか?

耳鳴りって、そもそも何?

周りで音は鳴っていないのに、耳から不快な音が離れない。イライラする音が続いているようで集中できない。そういった鳴っていない音が聞こえてしまう「耳鳴り」。耳を塞ぎたくなるような「キーン」という金属音から、虫がいるような「ジーン」、鐘が鳴っているような「ゴーン」など、音の聞こえ方は人それぞれです。聞こえる程度も少しイライラしてしまう程度のものから、不眠やうつ状態になってしまいそうな程、激しいものまでさまざまです。

一過性の短い耳鳴りも含めると、日本人の3人に1人は耳鳴りを感じるといわれています。また、片耳だけ耳鳴りがする人が50%、両耳とも耳鳴りがする人が35%というデータもある一方、「どちらから聞こえているわからない」という人も珍しくありません。

また、耳鳴りには、本人にしか聞こえない「自覚的耳鳴(じかくてきじめい)」と、本人の耳周辺や耳管などで実際になんらかの音が発生しており、他者でも聞くことができる「他覚的耳鳴(たかくてきじめい)」の2種類に分類することができます。

引用:ヘルスケア大学

耳鳴りの原因は、一体なに?

耳鳴りがなぜ起こるのか?その原因は、まだ完全に明らかにはされていません。音は、耳の中の構造のうち、外耳から中耳、内耳と振動の形で伝わり、さらにそこから、聴神経から脳へと伝わります。耳鳴りは、この聞こえてきた音が脳に届くまでの間のルートで、なにかしらの異常が起こることで、耳鳴りが発生すると考えられています。

音が伝わるルートのうち、音の振動を伝える外耳から中耳までを「伝音系」、音を感じ取って認識する内耳から脳までを「感音系」と言います。耳鳴りで特に多いのは、このうちの感音系の異常によって起こる「感音性難聴」に関連したものです。

感音系に異常があって聴力が低下すると、脳はもっと電気信号を受け取って聞こえをよくしようと聴神経の感度を高くします。その結果、本来なら受け取らなくていい電気信号までキャッチしてしまい、耳鳴りを引き起こしてしまうのではないか、というのが、もっとも高い可能性として考えられている原因です。

引用:ヘルスケア大学

耳鳴りは治療した方がいいの?

原因がわからないことが多い耳鳴りですが、加齢、過労、ストレス、不眠、肩こりなどによって耳鳴りが起こることもあります。

また、耳鳴りで悩む人のなかにはごくまれにですが、高血圧や動脈硬化、糖尿病に付随して発症しているケースや、突発性難聴、聴神経腫瘍、脳血管の異常、脳腫瘍などさまざまな疾患とともに発生していることがあります。

引用:ヘルスケア大学

気になる時は精密検査を

耳鳴りがどうしても気になる。そういうときは、専門医に相談してみましょう。耳鳴りの治療には、薬物療法、音響療法、認知行動療法など、さまざまな治療法があります。自分にあった適切な治療法で耳鳴りから解放されましょう。

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