はじめにお読みください:ヘルスケア大学の「水素水」コンテンツ編集ポリシー

更新日:2017/03/06

ヘルスケア大学の「水素水」コンテンツ編集ポリシー

ヘルスケア大学の「水素水」コンテンツの編集ポリシーについてご紹介します。

水素水は近年、美容や健康に効果があるとうたわれ、注目されています。一方、国民生活センターによる調査結果や消費者庁による業者処分から、「それってインチキじゃないの?」という否定的な印象を持つ方もおられることでしょう。ここでは、ヘルスケア大学の「水素水」コンテンツの編集ポリシーについて、詳しく解説します。

水素水とは

「水素水」とは、水素分子(以下、水素)が高い濃度で溶けている水のことを指します。医学的には、水素豊富水とも呼ばれています。すでに水は水素を含んでいますが、水素水はさらに水素を豊富に含んだ水と考えられます。

水素の効能・効果については、多数の臨床研究が国内外で実施されており、効果が得られたという報告も一部あります。水素を水素水という形で口から、あるいは皮膚から摂取できる、というのが、水素水の基本的なメカニズムとなります。

水素に認められている効能・効果について

それでは、水素に認められている効能・効果とはどのようなものなのでしょうか。 2007年、日本医科大学教授の太田成男氏らが、アメリカの医学論文雑誌Nature Medicineに発表した論文で、水素分子ガスによる悪玉活性酸素のみを消去する抗酸化物質であるという内容の論文を発表しました[1]。ただし、こちらで報告されているのは人体外で行った実験結果です。その後水素を医学に応用する研究として、2007年から2015年6月までの間に合計で321の原著論文が発表されました[2]。

「水素水」が問題となる背景について

水素水に含まれる水素の濃度について

水素を水素水で摂取する場合、含まれる水素の濃度が重要になります。水素水の濃度の基準は、任意団体によるもののみであり、公的な定義等はありません。そのため、流通している「水素水」の溶存水素濃度はさまざまです。すべての水素水にいえることですが、水に溶けている水素ガス(水素分子)は、容器の開封後や水素水生成器で作った後の時間経過により徐々に抜けていきます。容器入り水素水のパッケージに表示されている溶存水素濃度に、充填時や出荷時とある場合は、飲用する時の濃度とは限りません。また、水素水生成器も水質や水量等により変わる旨の表示があり、必ずしも表示どおりの濃度になるわけではありません[3]。そのため、市販や生成器による水素水を摂取する際には、実際に摂取できる水素の量を見極めることが重要です。

ヘルスケア大学の「水素水」コンテンツ編集ポリシー

水素水について

ヘルスケア大学内で言及している「水素水」とは、分子状水素医学シンポジウムが定めた最低基準(水素含有量0.08ppm以上)にあてはまるものです。

水素水の効果について

水素そのものに認められている作用でも、人体で同様に作用するかどうかは、現在研究段階です。同様に、水素水として口や皮膚から摂取した水素がどの程度人体に作用するのかについても、現在研究段階です。一部、人体での研究報告もありますが、多くは動物実験において効果が確認されたため、今後人体にも応用できるのではないか、という段階のものです。ヘルスケア大学では、水素の効能・効果につきまして、現時点で発表されている国内外の論文を参照のうえコンテンツ作成を行っており、人体での研究結果でない場合は、動物実験であること、また、人体への応用は臨床試験の段階であることを記載しております。効能・効果につきましても、論文内で記載されたものに関してご紹介しています。多くは、水素を水素水で摂取することにより理論上「期待されている効果」が得られる可能性がある、というものです。

ヘルスケア大学では、「水素」「水素水」について公平な、正しい知識を広めることが重要だと考えております。なぜ、水素水は問題になっているのかの理由と、効果については医学的に発表された内容について誇大することなく正確に記載したうえで、ユーザーの皆様に情報をお届けします。

当該「水素水」カテゴリ内コンテンツについてのおことわり

  1. 1.一部、「水素」が持つ効能・効果についても言及しております。文章中に明記しておりますが、混同しないようご注意ください。
  2. 2.当コンテンツ内で言及している「水素水」とは、分子状水素医学シンポジウムが定めた最低基準(水素含有量0.08ppm以上)にあてはまるものです。市場流通後における水素の含有量は販売元により異なると考えられますので、十分ご注意ください。

参考文献

  1. [1]Ohsawa I, et al. Hydrogen acts as a therapeutic antioxidant by selectively reducing cytotoxic oxygen
    radicals. Nat Med 2007; 13(6): 688-694
  2. [2]Ichihara M et al. Beneficial biological effects and the underlying mechanisms of molecular hydrogen - comprehensive review of 321 original articles -, Medical Gas Research 2015; 5:12. doi: 10.1186/s13618-015-0035-1.
  3. [3]国民生活センター商品テスト部, “容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」-「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です-[2017年1月20日:更新]” 独立行政法人国民生活センター  http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_2.html(参照 2017-03-05)