内臓脂肪に作用するガセリ菌SP株ヨーグルト

機能性ヨーグルトの中でも「内臓脂肪減少」に特化

雪印メグミルク株式会社
市乳事業 発酵乳・デザートグループ 相沢利規 氏

(ヘルスケア大学)  「ガセリ菌SP株ヨーグルト」の開発経緯について教えてください。

(相沢)  ヨーグルトの乳酸菌が健康にいいという期待感は年々高まっており、それを受けて当社でも「恵megumi」ブランドを展開しています。「恵megumi」ブランドのコンセプトは「日本人のお腹を研究する」というもの。人間の腸内に存在する「ヒト由来の乳酸菌」の中でも、ガセリ菌SP株(雪印メグミルク独自の株)は日本人の腸内から多く見つかっており、日本人のお腹と相性がいいと言われています。2015年機能性表示食品の施行を受け、雪印メグミルクでは「内臓脂肪を減らす」を明確に表示した「ガセリ菌SP株ヨーグルト」を打ち出しました。

(ヘルスケア大学)  ビフィズス菌はよく聞きますが、ガセリ菌はまだ新しさを感じる名称です。どんな違いがあるのですか?

(相沢)  腸には、小腸と大腸があります。食べたものは胃で分解され、その栄養素が小腸で吸収され、余分なものは大腸で便となり排出されていく。小腸と大腸にはそれぞれの役割があり、腸内で活動する乳酸菌も異なるのです。ガセリ菌は主に小腸で、ビフィズス菌は主に大腸で働きます。その際、ガセリ菌SP株は、小腸において内臓脂肪を減らす働きをします。当社では、ガセリ菌SP株の機能の科学的検証を行い、内臓脂肪の有意な減少を実証しました。ガセリ菌SP株が含まれたヨーグルトを1日1個、12週間摂取で、内臓脂肪が平均5.3%減少(20歳以上65歳以下の成人被験者101人を対象)。また、ガセリ菌SP株は、胃酸など消化液の影響も受けにくく、生きたまま小腸に届き、さらに、腸内に定着して長く留まります。

 

機能性と嗜好性をクリアし、いつでも食べられるヨーグルトに

(ヘルスケア大学)  内臓脂肪を減らすためにヨーグルトを食べる、というのは、意外な感じも受けます。

(相沢)  「ヨーグルト」と「内臓脂肪減少」のつながりについて少し補足させてください。当社の「ガセリ菌SP株ヨーグルト」は、脂肪ゼロ、砂糖不使用にこだわりました。健康のための機能性と、味の嗜好性を両立するのは難しいものですが、その点、このヨーグルトは両方を兼ね備えることができます。

味のポイントは、甘さと酸味のバランス。消費者の声を聞きながら、食べやすく飽きのこないスッキリとした味へとリニューアルを重ねてきました。また、ヨーグルトは主に女性に好まれる食品ですが、ドリンクタイプを開発したことで、男性の購買も非常に伸びました。当社の男性社員の多くもドリンク派。気軽で手軽なのがうけているようです。

(ヘルスケア大学)  ガセリ菌SP株ヨーグルトは機能性表示食品ですが、1日のうち、いつ食べるのがいいですか?

(相沢)  この商品において、当社のお客様窓口にも多くいただく質問ですね。基本的には、食事と共に食べていただくのがおすすめです、とお答えしています。乳酸菌類は胃酸などの消化液に弱いため、食事をして胃酸を薄めてから摂ったほうが活発な状態のまま腸に届けられるから、という理由ですが、当社のガセリ菌SP株は先に述べたように胃酸に強いので、どんなタイミングに食べても良いものです。このヨーグルトが自分のお腹に合う・合わない、ということは、1週間ほど続けて食べると実感できますので、まずは自由に食べてみて、自分のタイミングを見つけてもらえればと思います。

以前は、ヨーグルトといえば朝食のイメージでした。いまは、朝食、昼食、夕食、小腹が空いた時と、1日のいつ食べてもいいもの、という認識が広がっています。コンビニエンスストアに立ち寄ったついでにドリンクを買って飲む、食後のデザート代わりにアロエ入りや豆乳仕立てのヨーグルトを楽しむなど、当社でも、様々なニーズにお応えする商品展開を進めています。自分の好み、生活スタイル、また、自分のお腹に合っているかどうか、その日の体調で選ぶなど、ヨーグルトとは、自由に食べて健康が目指せる食品なのです。

「ヨーグルトで内臓脂肪を減らす」の認識を広げていきたい

(ヘルスケア大学)  最後になりますが、今後、どのように「ガセリ菌SP株」を広めていきたいとお考えですか?

(相沢)  「内臓脂肪」という言葉は少しずつ意識されてきました。が、内臓脂肪が体のどの脂肪を指すのか、また、内臓脂肪を減らすことが健康になぜ大切なのか、といった理解を広げていくのは今後の課題だと感じています。

例えば、「皮下脂肪」と混同されるケースもまだ多でしょう。皮下脂肪は、いわゆる“つまめる脂肪”で見てわかりやすいですが、内臓脂肪は肝臓や胃など内臓の周りにつくもので、身体の外からつまんだり見たりができません。そのため、なかなか内臓脂肪を「自分ごと化」させるのが難しいのだと思います。

しかし、内臓脂肪を放置しておくとメタボリックシンドロームに象徴されるような健康上のリスクが増大する心配があります。偏った食事や運動不足などの生活習慣の積み重ねで内臓脂肪は溜まっていきますから、内臓脂肪を減少させるには生活習慣の見直しが必要です。内臓脂肪減少に特化したガセリ菌SP株を含む機能性表示食品(ヨーグルト)を、毎日の食習慣として定着させることは良い選択肢になるはずです。地道な摂取が一番の近道、ということですね。当社でも、より食べやすく、様々なニーズにお応えする商品展開を行うとともに、「内臓脂肪減少」と「ガセリ菌SP株」の関係について、セミナーや記事広告などで啓発活動を続けたいと考えています。

■ブランド情報

恵ガセリ菌SP株ヨーグルト

ガセリ菌SP株を使用した、現代日本人のための脂肪ゼロ・砂糖不使用の生活習慣ヨーグルト。

http://www.megumi-yg.com/kinou/

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