あれ…?指の数が多い「多指症」があらわれる原因とは?

更新日:2017/05/17 公開日:2017/05/17

日常の悩み

先天異常のひとつである多指症は、赤ちゃんの手や足の指が6本以上ある病気です。多指症があらわれる原因は、明らかになっていませんが、疑われている要因はいくつかあると考えられています。今回は、この多指症についてご紹介します。

多指症は、赤ちゃんにあらわれる先天異常の1つです。この多指症とは、どのような病気なのか、また、多指症が起こる原因などはどういうもなのかご紹介します。

指が6本以上ある多指症

多指症とは、どのような病気なのでしょう。多指症の子供が生まれる割合は、1,000~2,000人に1人といわれており、男女比は男3、女2で、男の子の方が多い傾向にあるようです。

多指になるのは圧倒的に拇指、つまり親指だといわれています。胎児の手は最初、指がなく、しゃもじのような形をしています。この状態の手のことを手掌原基(しゅこうげんき)といいます。手掌原基に裂け目が生じることで、それぞれが独立した指になります。多指症は、この指ができる過程で過剰に裂けてしまい、指の本数が多くなってしまう病気です。手の指では親指が2本になることが多く、足の指では小指に発生することが多いといわれています。

引用:ヘルスケア大学

多指症の原因とは

ほとんどの多指症は、原因は不明なことが多いようです。子供の遺伝子に突然変異が生じて発症する場合などには、何が原因で発生したのか特定できないからです。ただ、多指症を含む先天異常には感染性要因、遺伝的要因、環境要因の3つがあると指摘する専門家もいるようです。

感染性要因

母親が妊娠中に感染症にかかると、先天異常の赤ちゃんが生まれてくる可能性が高まるという報告もあります。感染症の種類としてはヘルペスウイルス、りんご病、風疹、水ぼうそう、梅毒などがあげられます。

引用:ヘルスケア大学

遺伝的要因

遺伝子や染色体に異常が見られる場合、親からの遺伝が疑われます。この場合、親に多指症の症状がある場合と、ない場合があります。

引用:ヘルスケア大学

環境要因

妊婦が放射線を受けたり、特殊な薬を服用していたりすると、先天異常が起きることがあります。また、アルコールが影響するという報告もあります。

引用:ヘルスケア大学

多指症の治療法とは

多指症の赤ちゃんが生まれた時、親は出生直後の手術を望むことがほとんどだといわれています。しかし、そのときの状態では赤ちゃんの手がとても小さく、手術の難易度が高まるといわれています。また、手に発症する多指症は親指が2本になるケースが多いようで、出産直後の赤ちゃんだとどちらの親指の方が機能的に優れているか、つまりどちらを残すべきかの判断が困難です。そのため、6か月から1歳になって手術をすることが一般的だとされています。

手の指は機能重視、足の指は見た目重視

手の指は生活の質に大きく関わることから、2本ある親指のうち、どちらを残すかの判断は極めて重要になります。赤ちゃんの指の動きをよく観察して、さらに、関節や骨の状態をみた上で決めます。一方、足の多指症は小指に起きることが多く、生活の質への影響は手の指より小さいため、見た目がよくなるような手術を心がけます。

引用:ヘルスケア大学

手術は1回で終わらないことも

手術は全身麻酔下で行われます。0~2歳の間に行う手術なので、手術をした部位は成長によって大きく変化することがあります。指が弯曲する、爪が変形する、などといったことがあるため、一定期間後に再手術することも珍しくありません。

引用:ヘルスケア大学

落ち着いて、しっかり治療していきましょう。

手の指は生活の質に大きく関わってきます、多指症で親指が2本あるのならば、どちらを残すかの判断は極めて重要になります。6か月から1歳になって手術する際にも、成長の変化によって、指が弯曲する、爪が変形する、などといったことがあるため、一定期間後に再手術することも珍しくありません。焦らず、しっかりと治療を行っていきましょう。

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