妊娠初期に飲酒をしても大丈夫?知っておくべきリスクについて

更新日:2017/05/17 公開日:2017/05/17

日常の悩み

胎児へ影響を及ぼすリスクが高まるため、妊娠中の飲酒は控えた方がよいといわれています。特に妊娠後期よりも妊娠初期の飲酒の方が高いリスクがあるといわれています。妊娠初期の飲酒のリスクについて、ご紹介します。

日頃、飲酒の習慣がある女性は、妊娠を望んでいるときに飲酒を続けてもよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。妊娠初期の飲酒には、どのようなリスクがあるのかを確認しましょう。

胎児に影響がある妊娠中の飲酒

妊娠中に飲酒すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。

妊娠するとアルコールの摂取を控えるようにいわれます。妊娠中の飲酒は、胎児の発育や健康に大きく影響を及ぼす可能性が非常に高くなっています。飲酒を習慣化してしますと胎児が生まれた後に発達障害や行動障害、そして学習障害などのさまざまな先天異常を引きおこす原因になります。これらの病状が現れる状態を「胎児性アルコール症候群」と呼ばれています。

引用:ヘルスケア大学

妊娠初期の飲酒の方がリスクは高い

妊娠中の飲酒による「胎児性アルコール症候群」のリスクは、飲酒の量や妊娠の週によって違いはないのでしょうか。

胎児性アルコール症候群の発生リスクは、一般的には妊娠中の飲酒量に比例すると考えられていますが、飲酒量だけで判断することはできません。初期と後期では、初期の方が発生リスクは高いといわれています。また、少量を長期間飲むタイプより、期間は短くても大量にアルコール摂取する方がよりリスクは高まるという報告もあります。

引用:ヘルスケア大学

胎児性アルコール症候群にみられる特徴

胎児性アルコール症候群には、主に3種類の特徴があるとされています。

顔の変形

妊娠初期の飲酒により、小頭症、内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)、平らな顔つき、小さい眼型などの特異的な顔貌になることがあります。

引用:ヘルスケア大学

身体の発育の遅れ

胎児の低体重や低身長など、胎内での発育が悪くなる傾向があるようです。飲酒をしない妊婦から産まれた子供よりも5~10パーセントほど小さく、産まれてきてからの成長が遅くなる傾向があるようです。ただ、成長をするにしたがって、目立たなくなる可能性が高いです。

引用:ヘルスケア大学

中枢神経に問題があらわれる

乳児期を過ぎてからADHD(注意欠落、多動性障害)、うつ病、依存症などの精神的な問題は成長が進むにつれ、少しずつ現れてきます。主に学習や記憶、注意の持続、コミュニケーション、見聞きなどが困難になることが多いです。症状が軽度な場合、その症状に気がつかないまま成長することもあります。

引用:ヘルスケア大学

その他の妊娠初期の飲酒のリスク

妊娠初期の飲酒のリスクは、他にも流産をはじめ、さまざまリスクがあると考えられています。

特に妊娠初期でのうち8週までは、胎芽期と呼ばれる重要な期間で、胎児の器官形成にアルコールは影響を与えてしまうとされています。初期に胎児がアルコールによって致命的なダメージを受けた場合には流産に繋がる可能性も考えられています。妊娠が継続できたとしても妊娠初期の飲酒は心奇形や関節異常も引き起こす可能性があり、臓器形成、胎児の育成に対して影響するリスクを孕んだ行為となると考えられています。

引用:ヘルスケア大学

生まれてくる我が子のために

妊娠初期にどれくらいの量までなら飲酒をしても胎児に影響を及ぼさないのかは、明らかにはなっていないとされています。妊娠が判明したら、できるかぎり飲酒を控えましょう。

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