生理前に減るのは正常?異常?「おりもの」は健康のバロメータ!

更新日:2017/05/17 公開日:2017/05/17

生理・PMS

女性の身体は、生理のサイクルに合わせてさまざまな変化が起こるといわれており、おりものの変化もそのひとつです。生理前におりものが減る場合、正常なことなのか、それとも異常なことなのかをおりもののサイクルと一緒にまとめました。

おりものは女性の健康のバロメータともいわれ、身体の状態によっておりものの分泌量が変化すると考えられています。

生理前の「おりものの変化」とはどんなもの?

生理周期の中には、生理前後に加え、卵胞期、排卵期、黄体期というようなサイクルがあるとされており、正常であれば、そのサイクルに合わせておりものの状態は次のように変化するといわれています。

生理周期で変わる「おりもの」

・生理後:血が混じり茶色っぽい。

・卵胞期:白くさらりとしている。最も量が少ない。

・排卵期:透明でゼリー状。最も量が多い。

・黄体期:次第に量が少なくなる。

・生理前:再び量が増え始める。白くて、たまに血が混じることも。

引用:スキンケア大学

年齢でも変化アリ!

また、年代によっても分泌量が変わり、妊娠したときには最もたくさんのおりものを分泌し、胎児を細菌から守る役割を果たします。10代ではホルモンの分泌量が不安定なのでおりものの量も安定しませんが、20代~30代でおりものの量がもっともも多くなり、30代、40代では徐々に分泌量が減少していきます。やがて閉経を迎え、それから2、3年が経過するとおりものの量は減少するという過程をたどります。

引用:スキンケア大学

おりものの変化の原因はホルモン?

この月経によるおりものの変化は、卵胞ホルモンが関係しているといわれています。

女性ホルモンは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類のホルモンから成ります。月経周期においては卵胞ホルモンは排卵期に分泌量が増加し、排卵前にピークに達します。排卵後には入れ替わるように黄体ホルモンの分泌量が増えます。つまり、排卵を境にしてホルモンバランスが変化するということです。

おりものの量は、卵胞ホルモンの分泌量と比例しています。排卵期になるとおりものの量が増えたように感じている人は多いかもしれませんが、それはごく自然なメカニズムなのです。

引用:スキンケア大学

生理前におりものが減る原因

生理周期で考えれば生理前には、おりものは増えることが多いようですが、減ってしまうという症状は何か身体の異常が関係しているのでしょうか?

西洋医学では、おりものが少ない場合、ホルモンバランスの乱れや卵胞ホルモンの分泌量が少ないことが、おりものの減少に影響している場合もあると考えられます。しかし、生理が順調にきているのであれば、特に心配する必要はありません。頸管粘液の減少ということも考えられますが、子宮の向きや膣の形状の影響で頸管粘液が外に出にくいことがあるので、膣の中で適量が分泌されているのであれば問題ありません。また、排卵誘発剤を使用しているとおりものが少なくなる原因になることがあります。

引用:スキンケア大学

心配なら、一度受診してみて!

生理に異常が見られなければ、ホルモンバランスの乱れなどの影響で一時的に分泌量が減っている可能性も考えられます。しかし、異常に感じるほど減るようであったり、心配な場合は、一度産婦人科を受診して相談してみましょう。