身体に有害?トランス脂肪酸が含まれる食品と問題点とは

更新日:2017/05/17 公開日:2017/05/17

日常の悩み

人は、ビタミンやミネラル、タンパク質などさまざまな栄養素をバランスよく摂取することで、健康な身体を保つことができます。食生活では、トランス脂肪酸を含む食品に注意が必要だといわれています。それはいったいなぜなのでしょうか?

トランス脂肪酸を含む食品は、日常で口にする機会が多いものばかりであるため、過剰摂取しないよう注意が必要です。

トランス脂肪酸は身体に有害!?

脂肪酸には、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があり、飽和脂肪酸については生活習慣病に繋がるとして、国から注意が呼びかけられています。近年では、トランス脂肪酸に対する有害性についての研究が進んだことで、農林水産省からトランス脂肪酸に対する注意喚起も行われています。

トランス脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一種であり、加工された油脂に含まれている脂肪酸が、高温で処理されるときに生じる場合や、製造工程の途中で食品として利用されやすい状態にするため、水素を添加することによって生じるものです。

引用:スキンケア大学

トランス脂肪酸は、過剰に摂取することによって、動脈硬化を予防する善玉コレステロールの量が低下し、動脈硬化の危険因子である悪玉コレステロール値を上昇させる働きがあるため、有害物質としても知られています。

引用:スキンケア大学

トランス脂肪酸の問題点

トランス脂肪酸の過剰摂取は、狭心症や心筋梗塞のリスクを高めるとされています。そのため、高カロリー高脂肪食を摂る人が多いアメリカでは、トランス脂肪酸が問題視されています。

日本は諸外国と、トランス脂肪酸の摂取量を比較した際、WHOが提唱する目標値が1%であるのに対し、日本人は男女ともに0.3%程度であり、それほど多くないとの見解にて、特に規制などは行われていません。しかし、男性の約6%、女性の約25%が目標値を超えているというデータもあります。

引用:スキンケア大学

トランス脂肪酸を含む食品

トランス脂肪酸は、日本人もよく口にする食品に多く含まれています。そのため、トランス脂肪酸を含む食品を把握しておき、食べ過ぎないよう注意が必要です。

・牛肉や羊肉、乳製品

牛や羊など反芻をする特徴を持つ動物の場合、胃の中にある微生物によってトランス脂肪酸が作られています。

・マーガリン、ショートニングやファットブレッドなどを原材料とするパンあるいはドーナツ、ケーキなどの菓子類、コーヒー用のクリーム

引用:スキンケア大学

トランス脂肪酸には古くなった食用油にも含まれているため、揚げ物などの調理をした後は、速やかに廃棄するなどの工夫が必要です。

引用:スキンケア大学

トランス脂肪酸とうまく付き合おう

トランス脂肪酸を含む牛肉や乳製品などにはタンパク質やカルシウムなどさまざまな栄養素が含まれています。そのため、完全にトランス脂肪酸を避けると、他の栄養が不足するおそれがあります。過剰摂取には気をつけ、トランス脂肪酸とうまく付き合っていきましょう。

関連記事