昼間は眠い…夜は元気!それ、「睡眠相後退症候群」という病気かも。

更新日:2017/05/31 公開日:2017/05/31

日常の悩み

昼間に寝ていて夜間に活動する生活を、長い期間続けていると、睡眠覚醒リズム障害のひとつとされている「睡眠相後退症候群」という病気なのかもしれません。睡眠相後退症候群はどのような原因で起きるのかについて、ご紹介します。

睡眠相後退症候群を発症するのは、10代から20代に多いとされています。それでは、どのような状態が睡眠相後退症候群と呼ばれるのかを確認しましょう。

睡眠相後退症候群とは

昼と夜が逆になった生活を1か月以上続けていると、睡眠相後退症候群と診断されることが多いようです。また、そのような状態は、自力で治すことが難しいとされています。

睡眠相後退症候群は夜に行動的になってしまうため、明るい昼間にもかかわらず眠くなってしまい日常生活に支障をきたすもので、特に青少年に多いといわれています。いわゆる夜型人間の状態を指します。この昼夜逆転生活が1か月以上続くと睡眠相後退症候群として診断され、自力で治療することが難しくなります。

引用:ヘルスケア大学

睡眠相後退症候群を引き起こす原因とは?

10〜20代の青少年に多いといわれている睡眠相後退症候群は、昼間になると眠気が強くなり、夜には行動的になるという特徴があります。その原因としては、下記のようなさまざまなものが考えられるようです。

夜ふかしを続けている

受験に向けての勉強や、ゲームやテレビといった娯楽の時間を深夜にあててしまうことで夜ふかしをしてしまう若者が多いようです。夜ふかしをくりかえすと、入眠の時間が遅くなって睡眠時間が少なくなってしまいます。そのため、授業中に眠くなってしまい、居眠りをしてしまうことにもなります。

夜型の生活が続いてしまうと、日中の活動や勉強に身が入らなくなってしまいます。深刻になると、学校に遅刻したり、登校すること自体が面倒臭いと感じたりするようになってしまいます。

引用:ヘルスケア大学

食事のとり方に問題がある

昼間にしっかり活動し、夜は十分な休息をとるようにするには、その目的にあわせた規則正しい食事習慣をつける必要があります。朝食と昼食は、日中の活動エネルギーとなるように栄養をたくさん取り入れた食事にするとよいでしょう。夕食は消化によいものを用意することをおすすめします。夜間に消化活動が活発だと、なかなか寝つくことが難しくなるからです。夜間の腸の動きを穏やかにするために、就寝時間の2時間前までには夕食を済ませることもおすすめです。

引用:ヘルスケア大学

ナルコレプシーにかかっている可能性

居眠り病とも呼ばれ、時間や状況にかまわず急に眠くなって寝てしまう病気です。眠くなるときに強烈な発作が起こり、その直後に寝てしまうものです。その発作は体の力が抜けるような感覚、金縛りにあったような状態、幻覚が見えるなどさまざまな報告があります。最近では、その発症メカニズムもほぼ解明されています。このような症状を自覚したらすぐに受診しましょう。

引用:ヘルスケア大学

入眠障害の可能性

夜早い時間から寝ようとしても、布団の中でなかなか寝つけずにいることがあります。これを入眠障害といい、長い人は2時間以上かけてやっと眠ることができるという報告があります。入眠障害になってしまう原因は、ストレスや悩み事などによる心的要因や騒音や不適切な室温などの環境的要因などさまざまです。しっかりとした睡眠を確保するためにも、入眠障害は克服しておくべき問題です。

引用:ヘルスケア大学

睡眠相後退症候群はどうやって治す?

睡眠相後退症候群を引き起こしている人の体内時計は、正常な人のものと大きく異なっているとされています。その場合、光にあたることで体内時計はリセットされ、活動を正常化することができるといわれています。そのため、光にあたる時間を定めておくことで、体内時計の規則性を取り戻すことが期待できるといわれています。

高照度光療法や薬物療法などのほか、カウンセリングによる治療も効果があります。カウンセリングでは医師やカウンセラーと相談をして規則正しい生活リズムを作るようにしていきます。その際には、「光にあたる時間」を設定することも大切です。

引用:ヘルスケア大学

予防にも改善にも、規則正しい生活が大切!

一度発症してしまうと自力で治すことが難しいとされる「睡眠相後退症候群」はまず、引き起こさないように生活リズムをしっかり整えておくことが大切です。発症した場合も、生活習慣を変えるのは1人では難しいと感じる場合は、迷わず医師や専門家に相談するようにしましょう。

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