朝食をおいしくヘルシーに。カルビー「フルグラ」の進化とは

「日本人のためのシリアル」として、進化を重ねてきたフルグラ

カルビー株式会社
フルグラ事業本部 企画部 商品企画課
課長(ブランドマネジャー) 香山 宏 氏

(ヘルスケア大学)フルグラは、いつ頃からある商品なのですか?

(香山)カルビーは、アメリカの一般家庭で朝食として普及していたシリアルに1970年代から注目しており、1988年にシリアル市場に参入しました。当時はコーンフレークが中心の市場でしたが、1991年にはオーツ麦などの穀物にドライフルーツを加えた「フルーツグラノーラ」が誕生。その後も進化を続けつつ2011年ブランド名を「フルグラ」に変更し、現在に至っています。

シリアル市場のなかでグラノーラは健康志向の高まりなどを受けて2012年より急成長を遂げ、現在の売り上げは約292億円(17年3月期)となっています。

ザクザクとした歯ごたえや、こだわりのトッピングが魅力

(ヘルスケア大学)フルグラのおいしさのヒミツは、どんなところにあるのでしょうか。

(香山)パッケージに「おいしさザクザク」とある通り、フルグラの魅力は食感の楽しさにあります。製造工場ではまず生地の原料となるオーツ麦やライ麦などを混ぜ合わせ、シロップを加えてなじませます。そして大きく平らなシート状に伸ばし、オーブンで香ばしく焼き上げてから砕く作業があるのですが、その工程があることで大きな固まりや小さな固まりが混じり合い、変化のある食感が楽しめます。

また、その後加えるドライフルーツにも、トッピングとしての華やかさにとどまらないこだわりがあります。たとえば甘ずっぱいイチゴはサクサクとした歯触りに仕上げていますし、パパイヤはやわらかい食感に、かぼちゃの種なども食感のアクセントになっていて、スプーン1杯分を口に入れたときに、様々な食感や味わいを楽しむことができ、食べ飽きない味わいとなっています。

多彩な味わいの商品が加わり、食べ比べる楽しみも

(ヘルスケア大学)現在は商品ラインナップも、バラエティ豊かですね。

(香山)グラノーラ市場の拡大に対応し、より幅広いお客様のニーズに沿った商品ラインナップを揃えています。

たとえば今年1月に発売した「フルグラ 糖質25%オフ」は、グラノーラ生地に大豆タンパクを使用。糖質摂取が気になる方におすすめしたい商品です。また、今年3月発売の「チョコクランチ&バナナ」はトッピングにチョコクランチやバナナを使用し、お子様に好まれる味わいに仕上げています。

ほかにも、和の素材を使用した「黒豆きなこ味」や、トッピングの華やかさを重視した「大きめいちご」「大きめマンゴー」のようなシリーズもありますし、今年5月にはドライフルーツが苦手という方でも自分好みのアレンジが楽しめる、フルーツ不使用のプレーン味グラノーラ「マイグラ」が登場しています。

相葉雅紀さんが出演するTV-CMでは、さまざまなフルグラが入ったサーバーを並べて楽しむ様子が描かれていますが、実際に調査したところ、ご自宅に複数のフルグラをストックし、その時々の気分でお楽しみいただいているご家庭も増えてきているようです。

食物繊維や鉄分たっぷり、塩分は一食あたり0.5g(フルグラ50g+牛乳200ml)

(ヘルスケア大学)朝の食卓へは、どのように受け入れられるようになってきたのでしょうか。

(香山)グラノーラについてそもそも「知らない」「食べたことがない」というお客様も多かったので、朝食としてよく召し上がられているヨーグルトのトッピングとして食べていただく提案をするなど、認知度を少しずつ上げていくことから始めました。

最近は、「朝にいいこと。」というキャッチコピーで、忙しい朝でもすぐに朝食の準備ができる「時短」メリットや、1食50gにつき、バナナ4本分の食物繊維(4.5g)や、茹でたホウレンソウ10食分の鉄分(5.0mg)を含んでいることなどを訴求しています。

また、塩分が気になる方でも、フルグラであれば1食50gを牛乳200㎖と合わせて食べても食塩摂取は0.5gと、和朝食・洋朝食と比較してもぐっと抑えることができます。食物繊維・鉄分が不足しがちな若い女性から多忙な男性、ご年輩の方まで、健康を気遣うすべての層におすすめしたいですね。

さらに、先ほどご紹介した「糖質25%オフ」は、ごはんやパンと比べても糖質が低めです。最近はロカボといわれる緩やかな糖質制限が人気ですが、カルビーでも一般社団法人「食・楽・健康協会」の山田悟先生に糖質オフのポイントをご紹介いただくなど、ロカボライフの提案を行っています。

ユニークなコラボや生産拠点の増加など、今後の展開にも期待

(ヘルスケア大学)フルグラは、さまざまな企業とのコラボレーションにも意欲的ですね。

(香山)「黒豆きなこ味」を発売したときは、青汁メーカー様と青汁との食べ合わせを提案したり、期間限定で「朝食茶屋」というイベントを実施し、お客様に無料朝食をに振る舞うなど、複数の取り組みが話題となりました。
その後も食品メーカー様とのコラボで、お豆腐とフルグラのセットを販売したり、カレーにフルグラをトッピング、清涼飲料メーカー様のコーヒー飲料との食べ合わせ提案を行うなど、おかげさまでメディアにも数多く取り上げられています。

(ヘルスケア大学)最後に、今後についてお聞かせください。

(香山)フルグラは認知度が50%とまだまだ知らない方がたくさんいらっしゃいます。今後も忙しい共働き世帯が増えることによる時短ニーズの高まりや高齢化が進むことによるによる健康ニーズが高まりなど、市場環境が変化する中で成長を期待できる商品だと考えています。また、中国など海外のお客様からの注目も増えつつあります。

そんななか、当社では現在フルグラを生産している宇都宮市・清原工場に加えて、北海道工場・京都工場の稼動が決定し、日本だけでなく、世界中で「フルグラ」が朝の定番になることを目論んでいます。今後もさまざまなお客様のニーズをいち早く捉えて、新しい商品開発につなげ、フルグラという商品の価値をより多くのお客様に知って頂きたいと考えています。

■ブランド情報

フルグラ

カルビーフルグラはオーツ麦、ライ麦、玄米などの穀物を丁寧に焼き上げたグラノーラと甘酸っぱいフルーツの食べごこちが、朝の気持ちよいめざめにピッタリです。
穀物とフルーツを噛みしめる、絶妙な食感が特徴の商品です。

https://www.calbee.co.jp/frugra/

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