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30代からの肝斑(かんぱん)クリニックでの治療法は?

更新日:2017/01/29 公開日:2013/09/24

30~40代に多い肝斑(かんぱん)。シミに悩む20~59歳の約3人に1人が肝斑であるといわれています。多くの人を悩ませる肝斑は、クリニックではどのように治療されているのでしょうか。その方法と治療期間をご紹介します。

肝斑とは

肝斑とは、顔の頬や額などに、左右対称にできる淡褐色のシミのことです。通常、頬骨に沿って外側に広がるケースが多く、比較的広い範囲に境界がはっきりとしないモヤっとしたシミが広がるのが特徴です。肝斑は、症状がみられるのは50代後半までで、高齢者にはほとんど見られず、閉経とともに薄くなっていく傾向にあります。高齢者にはほとんど見られず、30~40代の女性に多いことから、原因は、女性ホルモンのバランスやストレスが考えられています。原因だといわれています。 妊娠やピルの服用でも発症、もしくは悪化することもあるようです。

クリニックでの肝斑治療

他のシミと混在することも多い肝斑は、他のシミを除去する従来のレーザーで治療すると、肝斑だけが悪化してしまうことがあります。そのため、クリニックでは一人ひとりのシミの状態を慎重に判別して治療を行います。代表的な肝斑の治療方法や治療期間は以下の通りです。

(1)内服薬

クリニックにより処方は異なりますが、肝斑治療に使われる代表的な内服薬の成分は以下のとおりです。

・トラネキサム酸

トラネキサム酸は、アミノ酸の一種であり、メラニンを増やす「プラスミン」という酵素を抑制する作用を持っています。元からシミをブロックすることで、肝斑の予防やできてしまった肝斑の改善を促します。血液によって身体全体に運ばれるため、顔だけではなく、身体全体のシミ予防や改善に効果が期待できます。

トラネキサム酸を内服した場合は、効果が出てくるまでに1~数か月かかると言われていますが、治療としてはコントロールが基本となります。

・L-システイン

皮膚や髪、爪などに存在し、体の内側から代謝を助ける成分のひとつです。メラニン色素の生成を抑え、過剰にできてしまったメラニンをターンオーバーを促して皮膚の外に排出します。さらに、L-システインを摂取することで、体内でコラーゲンが生成されます。

・ビタミンC

皮膚のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成に関わる細胞をサポートする成分で、肌の健康維持には欠かせません。また、抗酸化作用によってメラニンの発生を抑える働きもあります。

(2)外用薬

肝斑の治療には、トラネキサム酸の内服と同時に「ハイドロキノン」や「トレチノイン」を外用薬として処方する場合があります。

ハイドロキノンは、「チロシナーゼ」というメラニンを作る酵素を阻害する美白成分で、幅広くシミの治療に用いられています。また、「トレチノイン」は、肌のターンオーバーを早め、メラニンの排出を促進することでシミを薄くする作用があります。

(3)レーザーの照射

肝斑に対しては、「レーザー治療はやってはいけない」というのが従来までの常識でした。その理由は、レーザーの強い刺激により、肝斑が悪化するケースがあるからです。

現在は、レーザーの照射パワーを調整することで、細胞の中にあるメラニン色素を破壊し、皮膚にあたえる炎症を最小限に抑えて肝斑を改善させる方法も出てきました。

ただし、肝斑やその他のシミの状態、そして治療の反応も人それぞれですので、肝斑治療を受ける際には、ドクターの診断に従い、それぞれに合った適切な治療を行うことが大切です。

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