インフルエンザの流行する時期

更新日:2017/01/06 公開日:2015/02/03

インフルエンザとは

毎年、寒くなると耳にすることが多い「インフルエンザ」。なぜインフルエンザは毎年流行するのでしょうか?そして、なぜ冬に流行するのでしょうか。知っているようで知らないインフルエンザについてドクター監修のもと、解説します。

手洗いする子供

毎年、冬になると流行する「インフルエンザ」。なぜ夏ではなく、寒い季節に流行するのでしょうか。それにはちゃんと理由があります。
ここではインフルエンザの基礎知識と流行する時期について、詳しく紹介します。

インフルエンザの流行時期

インフルエンザは毎年11~12月頃から流行がはじまり、1~3月頃にピークを迎えます。短期間で感染者が増加していくのもインフルエンザの特徴と言えます。

では、インフルエンザはなぜこの時期に流行するのでしょうか。それは、インフルエンザの弱点と関係しています。インフルエンザの弱点は、「高温・多湿」の環境であるため、この逆である、「低温・乾燥」の冬はインフルエンザウイルスにとって、とても居心地のいい環境なのです。

ですから冬のインフルエンザ対策としては、湿度を適度に保つことが大切です。加湿器などを使用して、50〜60%程度の湿度に保つようにましょう。

インフルエンザが毎年流行する理由

インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3種類があり、基本的にはA型とB型のどちらかがその年流行のウイルスとなります。

A型、B型インフルエンザウイルスの表面には、ヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)という糖タンパク質の突起があり、それぞれHに16種類、Nに9種類の変異が存在し、その組み合わせによってインフルエンザの型が変わります。B型は変異しにくく、感染後の免疫も維持しやすいので、大流行にはなりにくいのですが、A型は変異しやすいため、新たなインフルエンザが出現し、流行もしやすくなってしまうのです。
    
毎年同じ型のウイルスであれば抗体やワクチンが確立できますが、上記のように毎年変異を繰り返してしまうインフルエンザウイルスではワクチン製作もなかなか難しいのが現状です。そのため、毎年インフルエンザが流行してしまうことになるのです。

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