インフルエンザの検査方法とは?

更新日:2017/03/22 公開日:2015/02/03

インフルエンザとは

インフルエンザと風邪の違いを知っていますか?インフルエンザはいつ、どのように検査するのでしょうか。インフルエンザにかかったときの症状やインフルエンザの検査方法、注意点などをドクター監修のもと、お伝えします。

看護師

インフルエンザについて何となく知ってはいるけど、風邪とどう違うのかイマイチよくわかってない…という方も多いのではないでしょうか。
まずはインフルエンザの具体的な症状や検査方法について紹介します。

こんな症状の時は病院へ

風邪とインフルエンザは違います。インフルエンザかも、と思ったらすぐに病院へ行きましょう。風邪よりも、インフルエンザは重症化したり、合併症を起こす可能性が高いので、早めに病院へかかるようにしましょう。

(1)インフルエンザの症状

一般に、風邪の多くはのどの痛みや鼻水、鼻づまり、咳などの症状が表れることが多く、熱が出てもインフルエンザほど高くなりにくいです。

一方、インフルエンザの主な症状として、突然発症する悪寒、高熱や倦怠感、頭痛や関節痛、全身の筋肉痛、のどの痛み、咳などの呼吸器症状ががあり、一般の風邪症状に比べて重症感がありますが、典型的な症状を示さず微熱の場合もあり注意を要します。家族や職場でインフルエンザ罹患者がいる場合には症状が重篤でなくても受診されるとよいでしょう。

(2)インフルエンザ感染から重症化、合併症になるサイン

インフルエンザ感染者の中で特に注意が必要なのは以下のような方です。このような方にとってインフルエンザは時に重症化し、死に至る合併症を起こすこともあります。インフルエンザにかかったと思ったら、すぐに医療機関へ行きましょう。

  • 免疫機能不全の患者
  • 妊婦
  • 5歳以下の乳幼児と65歳以上の高齢者
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、慢性心疾患、糖尿病といった持病がある方

インフルエンザの検査とは

インフルエンザの検査は、適切な治療するためであることは当然ですが、インフルエンザと気づくことで他者への二次感染を防ぐことにもつながります。症状が出た際は早めに医療機関へ行きましょう。

(1)検査方法について

インフルエンザの検査方法にはいくつかありますが、最近は「迅速診断キット」を使用して判断するのが主流です。仕組みとしては、のどや鼻の粘液を拭ってその中に含まれるウイルスを調べ、陽性か陰性か判断するというものです。

2000円弱(3割負担)の費用で、15分以内で結果が出ることから、ほとんどの医療機関がこのキットを使用しています。この検査では、インフルエンザが陽性であるかどうかはもちろん、A型かB型インフルエンザの鑑別が可能です。迅速診断キットの感度や特異度はウイルスの型によって差がみられるといわれていますがキットの診断率は90%といわれており有効です。

(2)検査を受ける際の注意点

中には、インフルエンザを発症してから時間が経っておらず、ウイルスの増殖が十分でなく抗原量が少ない場合、陰性と出る可能性があります。これらは「偽陰性」と呼ばれており、半日から一日たって検査をすると陽性となる場合があります。この連続した2回の検査は保険で認められています。
その際は、あらためてドクターの指示に従い、治療を行ってください。

 

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