インフルエンザの潜伏期間中の症状とは

更新日:2016/12/09 公開日:2015/03/05

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスは潜伏期間が短く、感染数日で発熱や倦怠感などの全身症状が現れます。ここでは潜伏期間の症状やインフルエンザを発症させないための効果的な対策をドクター監修のもと、解説します。

インフルエンザに悩む女性

インフルエンザは12月~3月にかけて流行します。一度かかってしまうと、全身の倦怠感からはじまり、38~40度ほどの熱に苦しめられ、頭痛、筋肉痛と重い症状が次々と現れます。インフルエンザは健康な成人であれば一週間ほどで快方に向かいますが、小さな子どもや高齢者がかかれば合併症などを引き起こす可能性もある、注意が必要な病気です。

インフルエンザの潜伏期間中の症状

潜伏期間中の症状というものは、ほとんどの場合ありません。

世の中には、感染から発症まで何年も掛かるようなウイルスも存在しますが、インフルエンザウイルスは潜伏期間がかなり短く、すぐに症状が現れます。

体内に入った1つのウイルスは、16時間後には1万、24時間後には100万にまで増え、その増殖の早さが発症の早さに繋がっています。潜伏期間は、日数にするとおおよそ1~2日、新型インフルエンザでは1~7日ほどと幅があります。

潜伏期間中は、まれに体のだるさや微熱など、風邪のような症状を感じることもありますが、実際は症状が出ず、発症してはじめて気がつくケースがほとんどです。

ウイルスの感染を防ぐために

ウイルスに負けないためには、毎日のちょっとした習慣の積み重ねや基礎体力を上げていくことが大切です。最も簡単で効果が高いのは、マスクの着用です。

インフルエンザは、「飛沫感染」か「接触感染」でうつります。インフルエンザウイルスの感染者が咳やくしゃみをした際にウイルスが空気中にまき散らされ、その空気を吸った結果、感染してしまうのが飛沫感染。一方、感染者が咳やくしゃみを手でおさえたあと、手すり、ドアノブ、家具などに触れるとウイルスが付着してしまいます。その場所を別の人が触れて感染してしまうのが接触感染です。

こういった感染を防ぐには、まずこまめなうがい手洗いとマスクの着用が効果的です。うがい手洗いで「接触感染」を防ぎ、マスク着用でウイルスが口や鼻から入り込む「飛沫感染」を防ぐことができるのです。

また、体の免疫を上げることも意識しましょう。

「バランスのよい食事をとる」「充分な睡眠時間を確保する」「運動習慣をつける」「体を冷やさないようにする」など健康的な生活を送るようにすれば、それがウイルスにさらされても簡単には病気にかかりにくい、丈夫な身体を作ることにもなるのです。

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