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内側からのケアは食事が重要!顔のたるみ予防が期待できる栄養素

更新日:2017.05.11
公開日:2015.12.25
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

顔のたるみを予防するためには、スキンケアだけではなく、食べ物に気をつけて内側から働きかけることも大切です。ここでは、顔のたるみ予防が期待できる栄養素について、ドクター監修のもと解説します。

顔がたるむ主な原因は、皮膚の真皮層にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少です。それを防ぐために必要なことは、主にスキンケアと生活習慣の改善。よく化粧品だけに頼ってしまう方がいますが、十分な睡眠やストレスのない生活、皮膚の内側からの効果として食事による栄養摂取も重要です。

ここでは、たるみをはじめとするアンチエイジングによいとされる代表的な栄養素を紹介。普段から意識して継続することで美容サポートが期待できます。

たるみ予防に役立つ栄養素・食べ物

たるみ予防に効果的な栄養素と、その栄養素が含まれる食べ物を見ていきましょう。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをするため、女性の体のバランスを保ったり、肌のツヤやハリを高めてくれる効果が期待できます。大豆イソフラボンを多く含む食品には、納豆や豆腐、きな粉などがあります。大豆そのものよりも、加工された食品を食べるほうが吸収されやすいといわれています。

アミノ酸

肌にハリを与え、支えているものに皮膚の真皮層にあるコラーゲンがあります。そのコラーゲンを作りだす原料となるのはアミノ酸。このアミノ酸自体は、たくさんの種類があり、期待できる効果もさまざまです。その中でも肌の美容サポートとして注目したいのがアスパラギン酸。多く含まれる食材には、アスパラガスや大豆もやしなどがあります。また、牛乳や大豆に含まれるセリンにも、肌のハリやツヤをサポートする効果が期待できます。

さらに、コラーゲンの生成に必要となるのがプロリンというアミノ酸。これは、豚肉や動物性のゼラチン質、小麦タンパクなどに多く含まれます。

ポリフェノール

たるみをはじめとするアンチエイジングには、抗酸化物質であるポリフェノールの摂取も意識しましょう。血液がサラサラと流れて代謝がよくなることで、細胞まで十分に栄養がいきわたるようになります。一方、血液の流れが滞ると、必要な栄養素が細胞全体にいきわたらないため、老化が早まると考えられます。ポリフェノールは500種類を多く含む食品には緑茶、そば、玉ねぎ、なす、赤ワインなどがあげられます。その他にも多くの食品があります。

たるみ予防をサポートする「食べ方」のポイント

必要な栄養素をただ摂るのではなく、工夫することで、より高い効果が期待できます。

ビタミンやミネラルがコラーゲンの生成を助ける

コラーゲンは食べてそのまま栄養となるわけでなく、一度アミノ酸に分解されてから、再度体内で合成されます。コラーゲンの合成にはビタミンやミネラルが必要とされているため、それらの成分もバランスよく摂取するように心がけましょう。

「美容のために!」と、同じ食べ物ばかりを食べていては栄養が偏ってしまいます。栄養の偏りは、肌によくないだけでなく、体にも悪影響を及ぼします。バランスのよい食事を心がけながら、上手に効果的な食品をとり入れていきましょう。

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