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ニキビ跡を消す方法

更新日:2017.08.09
公開日:2016.04.22
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

背中ニキビが治ったと思っても、なかなか消えず、ニキビ跡として残ってしまうことがあります。ここでは、ドクター監修の記事で、背中のニキビ跡を消すためのケア方法について解説します。

背中ニキビが治ったと思っても、気づくとニキビ跡として残ってしまうことがあります。ここでは、ニキビ跡の原因と種類や正しいケアの方法について見てみましょう。

ニキビ跡の原因と種類

ニキビは、古い角質と皮脂が混ざり合って「角栓」ができた後、白ニキビや黒ニキビとなります。さらに悪化して炎症が起きると赤ニキビになり、そのまま進行すると膿んで炎症を起こし、やがて色素沈着やクレーターなどのニキビ跡に発展することもあります。

ニキビ跡の主な原因は、赤ニキビの段階で起きる炎症が、メラニン色素を増加させたり、皮膚細胞にまでダメージを与えたりすることによります。よって、赤ニキビの段階で適切なケアを行っておけば、ニキビ跡になる確率はかなり低く抑えられるといえます。

また、ニキビ跡の種類には、肌に陥没が起こるクレーター、黒ずみ、赤みが残る「赤ら顔」、色素沈着、ケロイドなどの種類があります。

ニキビ跡は正常なターンオーバーが残りにくい

正常に肌のターンオーバーが行われていれば、ニキビ跡が残ることはほとんどありません。根本的な原因は、ターンオーバーが正常に行われていないことにあるといえます。ターンオーバーとは、表皮の奥の部分でつくられた肌細胞が、だんだんと肌の表面のほうに上がっていき、約28~56日周期で新しい肌として交代する「肌の生まれ変わりサイクル」のことをいいます。

ターンオーバーを整えると、できてしまったニキビ跡を目立たなくすることができます。反対に、ターンオーバーが正常でないと皮膚が生まれ変わることができず、ニキビ跡が消えないだけではなく、他にもさまざまな肌トラブルを招きます。

ニキビ跡を自宅ケアで消す方法

ニキビ跡をセルフケアだけで消すためには、まず炎症を抑えるビタミン類や、グリチルリチン酸ジカリウムなどの有効成分の含まれた化粧水を使用することをおすすめします。また、肌のターンオーバーを整えることも重要です。成長ホルモンが分泌されるといわれる22時~深夜2時までの時間にきちんと睡眠をとり新陳代謝を促し、色素沈着を防ぐ効果のあるビタミンC誘導体をスキンケアにとり入れる、適度な運動により新陳代謝を高めるなどの方法があります。固くなった角質をブースター(導入液)で和らげるのもいいでしょう。もし、痛みやかゆみなどがある場合は、皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

ニキビ跡を皮膚科で消す方法

皮膚科で行われているニキビ跡の治療で一般的なのは、ケミカルピーリングや塗り薬による治療です。その他にもクレーター状のニキビ跡の場合、レーザー治療という方法も行われています。

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