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ニキビを予防する食生活とスキンケアの方法

更新日:2018/02/19 公開日:2017/11/29

ニキビは、多くの方を悩ませる肌トラブル。一度できると治りにくく、くり返しやすいのでやっかいですよね。ニキビの原因は一つではなく、さまざまな原因が複合してできるもの。食べ物や生活習慣、スキンケアなどを見直してみましょう。美容家の上田祥子さんおすすめの、ニキビを予防する化粧水、乳液、化粧下地もご紹介します。

ニキビができる原因

ニキビができる原因

ニキビの始まりは、毛穴まわりの角質がなんらかの理由で厚くなり、毛穴をふさぐことです。ふさがれた毛穴の中で皮脂がたまり、皮脂をエサにアクネ菌が増殖。炎症を起こして腫れることでニキビができます。

大人ニキビの原因

大人ニキビは、古い角質が厚く積み重なる「角質肥厚」が主な原因になります。肌が乾燥して角質層の水分や保湿物質が減少すると、バリア機能が低下。肌内部を守るために角質層が厚くなります。厚くなった角質が毛穴をふさぐことで、皮脂がたまりアクネ菌が繁殖しやすくなります。また、睡眠不足やストレスによって肌のターンオーバーが遅くなると、角質肥厚を起こしやすくなります。

大人の女性の場合、ホルモンバランスの乱れも影響。卵胞ホルモン(エストロゲン)が肌をみずみずしくさせるのに対し、黄体ホルモン(プロゲステロン)は皮脂の分泌を増やします。生理前にニキビができやすいのは、この時期に黄体ホルモンが優位になるためです。ホルモンバランスの乱れは、睡眠不足やストレスをはじめ、食生活の乱れや運動不足など、さまざまな生活習慣が影響します。

思春期ニキビの原因

主な原因は、過剰分泌された皮脂が毛穴にたまることです。中学生~高校生の思春期は、女性ホルモンや男性ホルモンなどの性ホルモンが急激に増加。それにともない、皮脂の分泌も増加します。第二次成長期の終わりとともに、ニキビが落ち着いていくのが特徴です。

ニキビを予防する食べ物

ニキビを予防する食べ物

ニキビを直接的に予防する食べ物はありませんが、ニキビの原因にアプローチしてくれる食べ物があります。

ビタミンA

肌のターンオーバーをうながして、古い角質による毛穴のつまりを起こしにくくします。また、皮膚や粘膜のうるおいを保ちます。

ビタミンAを多く含む食材
にんじん、ホウレンソウ、カボチャ、しその葉、うなぎ、レバーなど

ビタミンAは脂溶性なので、油と一緒に摂ると効率よく身体に取り込むことができます。炒め物がオススメですが、油の使いすぎに注意!

ビタミンB1、ビタミンB2

皮脂の分泌を抑えるはたらきがあります。

ビタミンB1を多く含む食材
豚肉、うなぎ、たらこ、ピーナッツ、玄米など
ビタミンB2を多く含む食材
卵、乳製品、鶏レバー、うなぎ、海藻類、納豆など

食物繊維

便秘はニキビの原因になります。お通じを促す食物繊維も積極的にとりましょう。

食物繊維を多く含む食材
ゴボウ、アボカド、オクラ、ブロッコリー、ニラ、小松菜、かぼちゃ、きのこ類など

ニキビ予防に必要な栄養をサプリで補助

美容と健康のためには、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を偏りなくとることが大切です。肉や魚、野菜や果物などの「食べ物」には、一つの栄養素だけでなく、さまざまな栄養素が含まれています。まずは、毎日の食事でさまざまな食材をとること。食生活が偏ってきたと感じたら、サプリメントで補給するというスタンスがおすすめです。

ニキビを予防する洗顔方法

ニキビを予防する洗顔方法

ニキビ予防のためには、朝と夜、洗顔料を使って洗顔しましょう。汗やほこりなどは水だけでも落とせますが、皮脂や古い角質は落としきれません。余分な汚れだけ落とし、肌を傷めにくい洗顔方法をご紹介します。

(1)洗顔の準備
洗顔の前は、手指を洗って清潔にしておきます。汚れがついていると、洗顔料の泡立ちが悪くなるためです。また、顔は人肌程度のぬるま湯で洗っておきます。
(2)よく泡立て、やさしく洗う
洗顔料は、少しずつ水を加えながらよく泡立てるのがポイント。水が少ないと、洗顔料の濃度が高いまま洗ってしまうことになり、肌が乾燥しやすくなります。泡立てネットは便利ですが、水が少なくても泡立ちやすいので注意してください。泡ができたら、肌をこすらないようやさしく洗います。
(3)十分にすすぐ
洗顔料が顔に残っていると、ニキビの原因になります。すすぎ残しやすい髪の生え際やフェイスラインは、特に念入りにすすぎましょう。熱いお湯は肌を乾燥させるため、人肌程度のぬるま湯ですすぎます。

スキンケアで肌をしっかり保湿する

洗顔後は、保湿ケアをていねいに行いましょう。ベタつきを気にして化粧水をつけるだけでは、すぐに水分が蒸発して乾燥してしまいます。化粧水で水分を与えた後、保湿成分が凝縮された美容液や乳液で水分をとじこめます。

乳液は油分が少なめのものか、オイルフリーのものがおすすめ。「ノンコメドジェニック処方」と記載されているものは、ニキビのもとになるコメド(皮脂と角質などの汚れによる塊)ができにくい設計になっています。ニキビを防ぐ有効成分が配合された、医薬部外品の乳液もよいでしょう。

クリームは油分が多いため、目もとや口もとなど、乾燥しやすい部分だけに使用します。

ピーリング化粧品で古い角質を落とす

フルーツ酸ともよばれるAHAには、余分な角質をやわらかくして除去する効果があります。角質肥厚による毛穴のつまりを防ぐケアとしておすすめです。AHA配合の化粧品には、石けん、ふき取り化粧水、美容液などの種類があります。

ふき取り化粧水を使うときは、繊維の細かい上質なコットンで。質の悪いものだと、摩擦を起こして肌を傷めます。コットンがひたひたになるくらい、たっぷり化粧水を含ませることもポイントです。

フェイスパックで毛穴の汚れを取り除く

毛穴の汚れを取り除くパックには、塗って乾かしてからはがすタイプと、洗い流すタイプのクレイパックがあります。はがすタイプは、健康な角質まではがすことがありおすすめできません。

洗い流すタイプのクレイパックは、多孔質のクレイが汚れを吸着するので、はがすタイプより肌の負担になりにくいといえます。使用前に蒸しタオルを肌にあて、毛穴を開いておくとさらに効果的です。

日焼け止めで紫外線をブロック

紫外線が、ニキビの直接原因になることはありません。ただし、ニキビのきっかけとなる「毛穴のつまり」に影響することがあります。紫外線ダメージから肌内部の細胞を守るために、角質を厚くすることがあるためです。ニキビだけでなく、シミやシワなどの老化を防ぐためにも、日焼け止めの使用は欠かせません。

化粧下地は低刺激商品を使う

化粧下地の主な役割は、ファンデーションののり・もちをよくこと。美しいベースメイクのために欠かせないものです。ニキビができやすい人は、ニキビ予防効果のある薬用化粧下地か、ニキビのもと(コメド)をつくりにくいノンコメドジェニック処方のものがおすすめです。

ニキビがあるときは、肌が炎症を起こしている状態なので、低刺激のものを使用するとよいでしょう。敏感肌向けの化粧下地は、香料、アルコール、パラベン(防腐剤)が無添加などの配慮がなされています。

化粧下地の塗り方

日焼け止めを使っている方は、日焼け止めの後に化粧下地を塗ります。

ムラなく塗るためには、適量を手のひらに出し、額・両頬・あご・鼻すじの順に5点おき。その後、顔の中心から外側に向かってのばします。

肌への負担が少ないファンデーションを選ぶ

肌への負担が少ないファンデーションを選ぶ

ファンデーションにはいくつか種類がありますが、代表的なものとしてパウダーファンデーションとリキッドファンデーションがあげられます。

パウダーファンデーション

色粉を押し固めた形状のファンデーションのこと。界面活性剤や防腐剤などが少ないため、リキッドタイプなどに比べて肌にやさしいと言えます。また、クレンジングで落としやすいのもポイントです。

リキッドファンデーション

肌へのフィット感があり、伸びがよいのが特徴。水分と油分を含むため、界面活性剤や防腐剤が使用されています。そのため、人によっては肌に刺激を感じることもあるでしょう。リキッドタイプの仕上がりが好みの方には、敏感肌向けにつくられた低刺激処方のものがおすすめです。

パウダーでもリキッドでも、ファンデーションには油分が含まれているため、コメド(ニキビのもと)ができやすくなります。ニキビのもとになりにくい「ノンコメドジェニック処方」だと安心ですね。また、ニキビ予防効果のある薬用ファンデーションもあります。

ニキビの予防でよくある質問

ニキビに関する質問、疑問は十人十色。これってホント?な疑問にお答えします。

マスクはニキビを予防できるの?

直接的な予防効果はありません。空気中のちりやほこり・花粉などの汚れをブロックできることから、ニキビの悪化を防げるのでは?と考えられています。ただし、汚れたマスクの着用は逆効果。必ず毎日取り換えましょう。

チョコレートを食べるとニキビができるの?

チョコレートの食べすぎとニキビの発生については、根拠がないといわれています。ただし、糖質や脂質を多く含む食品をたくさん食べると、皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。チョコレートに限らず、なんでも食べすぎはよくないということですね。

ニキビを予防できる漢方薬ってあるの?

漢方薬では、体調を整え、健康で健やかな体質へと導くことで、ニキビができにくくなる効果が期待できます。

薬局やドラッグストアで、薬剤師さんに相談してみるとよいでしょう。

皮膚科でニキビを予防する治療や薬はもらえるの?

重症のニキビだけが、皮膚科での治療対象というわけではありません。皮膚科では、症状に合った薬が処方され、生活習慣のアドバイスが受けられます。自己流ケアで悪化させたり、ニキビ跡を残してしまうことがないよう、早めに皮膚科を受診することも必要です。

ニキビ肌におすすめの化粧水・乳液・化粧下地

ここからは、美容家の上田祥子さんおすすめのアイテムをご紹介します。すべてご自身の肌で試した厳選アイテムなので、ぜひ化粧品選びの参考にしてくださいね。

アクネケア ローション W(d プログラム)

資生堂のニキビ肌におすすめの化粧水「アクネケア ローション W(d プログラム)」の商品画像

販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)
内容量:125mL
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
ニキビを防ぐ、医薬部外品の薬用化粧水です。ニキビって同じ場所に繰り返しできやすかったりしますよね。そんな悪循環を断ち切るような処方で作られているので、続けて使うと、できにくくなるのがわかります。化粧水はさっぱりしたテクスチャーで、肌にすばやく浸透。肌のすみずみまで行きわたります。
使ってみた感想
アクネにフォーカスしたアイテムってニキビにはいいけれど、スキンケアとして満足できないイメージがありますよね。でもdプログラムはニキビケアができるだけでなく、保湿力も高くてスキンケアとしても優秀。テクスチャーも心地いいんです。大人ニキビの頼もしい味方です。

ACアクティブ フェイスローション(ノブ)

ニキビ肌におすすめの化粧水「ACアクティブ フェイスローション(ノブ)」の商品画像

販売価格(編集部調べ):3,240円(税込)
内容量:135mL
医薬部外品

おすすめの理由
マイルドピーリング効果に加え、ビタミン類、保湿成分、さらに有効成分サリチル酸も配合。ニキビ予防に必要なプロセスが凝縮された、秀逸な医薬部外品の薬用化粧水です。ニキビ予防しながら美白肌も目指せるので、大人ニキビに悩む女性には特にオススメです。
使ってみた感想
普段ニキビ肌でなくても、体調や環境によってできやすいですよね。そんなとき、私が頼りにしているのがこの一本。ニキビをケアしながら、各種ビタミン類やヒアルロン酸、リピジュアなどの贅沢なうるおい成分で満足なスキンケアが叶うんです。

オイルコントロール ミルク AC(アベンヌ)

ニキビ肌におすすめの乳液「オイルコントロール ミルク AC(アベンヌ)」の商品画像

販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)
内容量:50mL

詳しくはこちら

おすすめの理由
テカリやベタつきのあるオイリー肌をいたわりながら、皮脂をコントロールするさらさらとしたテクスチャーの乳液。適切な保湿をしながら、うるおいバランスを整えてくれます。みずみずしい使用感で、さらりとした肌をキープできます。
使ってみた感想
アベンヌ温泉水が肌にうるおいを与えながら、オイリーに傾いた肌にしっかりアプローチしてくれる名品。皮脂吸収成分も配合されているので、化粧も崩れにくかったりします。皮脂バランスが整って、なめらかな肌へとケアしてくれますよ。

FDR アクネケア ジェル乳液(ファンケル)

ニキビ肌におすすめの乳液「FDR アクネケア ジェル乳液(ファンケル)」の商品画像

販売価格(編集部調べ):1,620円(税込)
内容量:18g
医薬部外品

おすすめの理由
ニキビができにくい肌にアプローチするのはもちろん、ダメージが残らないようにケアできるのがこの乳液。ジェルタイプなのでさっぱりした使い心地ですが、保湿力も高く、モイスチャーバランスの整った、柔らかな肌へと導いてくれますよ。
使ってみた感想
ニキビ肌にちょうど必要なうるおい力。バリア機能を高めてくれるので、肌の底力が全体的に上がっていく感じがあります。べとつかないテクスチャーだから、肌表面はさらっと感を保てて、しかもみずみずしい状態に。防腐剤の肌負担も気にしなくていいのがうれしいですね。

薬用 クリアデイケアベース(オルビス)

ニキビ肌におすすめの化粧下地「薬用 クリアデイケアベース(オルビス)」の商品画像

販売価格(編集部調べ):1,296円(税込)
内容量:30g

おすすめの理由
ニキビを防ぎながら紫外線もカット。メイク下地としての役割も果たしてくれる、全方位的に頼れる一本です。ニキビを防ぐ有効成分配合で、ノンコメドジェニックテスト済み。ピンク味のあるベージュで肌のトーンもキレイに整います。
使ってみた感想
ニキビができてしまった時に心配なのが、メイクアップで悪化させてしまうことですよね。この下地は、ニキビのもとができにくいだけでなく、つけている間にニキビをケアできてしまう優れもの。下地としての色味もキレイですよ。

薬用 アクネケア ポアカバーベース(DHC)

ニキビ肌におすすめの化粧下地「薬用 アクネケア ポアカバーベース(DHC)」の商品画像

販売価格(編集部調べ):1,543円(税込)
内容量:12g
医薬部外品

SPF8・PA+

おすすめの理由
ニキビをはじめ、あらゆる毛穴の悩みに対応する化粧下地。テカリ防止パウダーが余分な皮脂を吸収してサラサラの肌に整えてくれます。肌表面のざらつきを最大68%カットするから、ニキビケアしながら自然な素肌感を演出。
使ってみた感想
つけている間にニキビをケアできるだけでなく、肌表面のざらつきをカバーしてくれるので、メイクがキレイに仕上がります。つるんとした素肌感がちょっとクセになるほど。皮脂が過剰に出やすい季節に重宝しますよ。

まとめ

ニキビは身近な肌トラブルですが、原因を特定することが難しく、ケアも自己流になってしまいがちですよね。正しいスキンケアと、ニキビの原因をつくりにくい生活習慣を送ることで、つるつるの美肌をキープしましょう。

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