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毛穴の汚れを落とす方法!クレンジング・パック・ホットタオルなど

更新日:2019.02.25
公開日:2018.01.30
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この記事の監修者
美容家 船山葵

肌悩みとしてよく挙げられるのが、毛穴の汚れ。毛穴に汚れが溜まると、黒ずみや毛穴が開くこともあります。もちろん、これらは毛穴にとって効果的なスキンケアを取り入れることも大事です。今回は美容家の船山葵さん推奨の毛穴ケアにおすすめな保湿化粧水もご紹介します。

肌悩みとしてよく挙げられるのが、毛穴の汚れ。毛穴に汚れが溜まると、黒ずみや毛穴が開くこともあります。これらの解消には毛穴にとって効果的なスキンケアを取り入れることが大事です。そこで今回は、美容家の船山葵さん推奨の毛穴ケアにおすすめな保湿化粧水もご紹介します。

毛穴をつまらせる「角栓」は不要な角質&余分な皮脂のかたまり

毛穴をつまらせる「角栓」は不要な角質&余分な皮脂のかたまり

角栓ができる原因は、メイクの汚れや古い角質が毛穴に溜まってしまうことです。古い角質や皮脂が毛穴に溜まると、やがて角栓となって毛穴がつまりを起こします。この角栓は、次第にが酸化して黒くなるため、ポツポツと黒ずんだ毛穴として目立ってしまうのです。また、毛穴がふさがれてしまうと、毛穴の内側でアクネ菌が増殖してニキビを招きやすい状態になります。

角栓を除去するためにも、古い角質や余分な皮脂は、洗顔によるケアが欠かせません。今回は、毛穴の汚れを落とすことができる、おすすめの対策方法もご紹介します。

毛穴につまった角栓を除去するケア方法

毛穴をふさいでしまう角栓をつくらせないためにも、古い角質や余分な皮脂は日ごろからしっかり落としてあげる必要があります。

まずは正しい洗顔で様子を見る

基本的には、メイクを落とすクレンジングと肌の汚れを落とす洗顔が正しく行われていることで予防することができます。また、すでに角栓ができてしまった場合も、キメ細かい泡で丁寧な泡洗顔で落ちることがあります。正しい洗顔で毛穴づまりや角栓が落とせる場合は、日ごろの洗顔ケアで問題ありません。

洗顔前に蒸しタオルで毛穴をゆるめる

毛穴につまった角栓がガンコな場合、スムーズに落とすテクニックに、肌を温めて毛穴をやわらかくさせる方法があります。手軽にできるのは、洗顔前に蒸しタオルで肌を温めることです。

  1. 水で濡らしたタオルを電子レンジで温める
  2. 人肌より少し温かい程度の熱すぎない温度になるまで冷ます
  3. 角栓が気になる部分に、蒸しタオルをあてる

しかし、十分に気をつけなくてはいけないのが熱による肌への負担です。レンジにかけたタオルは熱いので、人肌に近い温度になるまで冷ましてからのせてください。うっかりタオルで肌をこすってしまいたくなるかもしれませんが、肌を傷つけてしまうので絶対に止めましょう。

専用の毛穴ブラシを活用してみる

毛穴につまったガンコな角栓は、ピンセットで強引につまみ出そうとしたり、ゴシゴシこすり落としてしまいたくなりますが、物理的な力をかけることは肌に大きな負担をかけてしまいます。強引に角栓が落とせても、毛穴が広げてしまうこともあり、すぐに次の角栓ができやすくなります。最近では、毛穴を洗浄する用のブラシがあるので、そちらを活用しましょう。肌に負担を与えないやわらかく細い毛になっているので、肌への負担をかけません。ただし、力加減によっては負担になる場合があるので、使い方は要注意です。

歯ブラシの代用は肌を傷つけるのでNG
毛穴ブラシの代用として、歯ブラシを使用するケア方法が一般的に出回っているようです。しかし、歯ブラシで肌をこすることは避けましょう。ブラシの部分がどんなにやわらかくても、肌にとっては刺激となり、キズをつけてしまいます。ブラシを活用するのであれば、必ず毛穴洗浄のために作られた専用ブラシを使用しましょう。

毛穴吸引器

吸引させて毛穴の角栓や汚れを除去する電動のケアアイテムがあります。肌に負担をかけずに角栓を除去できるものであれば問題ありませんが、製品によって吸引力が違うものがあるなど、使用することで肌に負担をかけてしまう場合があります。

毛穴トラブル悪化に注意!一般的に出回っているケア方法のリスク

毛穴の角栓を除去する方法は、ネットで調べるとさまざまな方法が紹介されています。しかし、肌へのリスクが高い化粧品やケア方法もあります。

酵素洗顔

酵素洗顔

酵素は、タンパク質でもある角質を分解する効果があります。そのため酵素を含んだ洗顔料での洗顔が角栓を落とすのに適しているといわれています。しかし、酵素洗顔料による分解作用は強く、肌に負担となる場合があります。もちろん製品によっても変わってくるところではありますが、もし活用する場合は肌の様子をじっくり観察しながら行う必要があります。

綿棒+オイル

綿棒に美容オイルや植物性オイルをつけて、つまった角栓を落とす方法です。これは油分と油分をなじませて、溶かすように除去するという理屈です。オイルの油分と角栓の油分がなじむことで、スッキリと落とせるという方法としてよく見かけますが、綿棒で肌をゴシゴシこすってしまいやすく、肌への負担となることが考えられます。また、食用オイルを使用するとなると鮮度の問題などもあるので、どうしても行う場合は、美容目的で作られた美容オイルにしましょう。また、綿棒を肌や毛穴にあてる際は、触れているくらいの感覚で、ゆっくりとやさしくなでるように行ないましょう。

毛穴パック

毛穴パック

一時期、ブームになったこともありますが、毛穴の角栓を吸着してとる毛穴パックも注意が必要です。特に、粘着力が高くはがすときに痛みを感じるものは、肌に大きな負担を与えてしまいます。角栓がよくとれているように見えますが、肌への刺激と負担によってさらに毛穴トラブルを招くリスクの方が大きくなります。

毛穴パックにはシートタイプのものやクリーム状を塗って乾いたところをはがすタイプ、洗い流すタイプのパックがあります。最近では、刺激が少ないものもありますが、少しでも痛みを感じるものや毛穴だけでなく周囲の角質をとりすぎてしまうものは、肌に負担をかけるので避ける方が良いでしょう。

鼻の角栓の黒ずみにはピーリング石鹸

ピーリングには、角栓の元となる、古い角質を除去する効果がありますので、角栓ができるのを防ぐことができるのです。

  1. 手を清潔な状態にしたら、ぬるま湯で顔全体をしっかり濡らしておきます。乾いた状態の肌へ、ピーリング石鹸を使用すると、肌の負担となりますので要注意。
  2. ピーリング石鹸を泡立てるのですが、なかなか泡立ちにくいものが多いので、泡立てネットを使用することもおすすめです。
  3. 皮脂分泌が多く、角質が分厚い部分でもある、おでこ、顎(あご)に泡をのせていきましょう。そのあと、両頬、鼻にのせて、泡でくるくると洗っていきます。
  4. 最後にぬるま湯で、優しく泡を落としましょう。

毛穴をキレイに保つスキンケアは保湿にあり

毛穴をキレイに保つスキンケアは保湿にあり

毛穴をつまらせたくないという意識が強くなると、どうしても汚れを落とすことに注力してしまいがちです。汚れを落とすとは、クレンジングや洗顔にあたります。洗浄力が強い化粧品を使ったり、力を入れて洗ったりすることは、肌に負担を与え、乾燥しやすい状況をつくってしまいます。

洗いすぎは汚れの除去だけでなく、必要な分の皮脂や角質まで落としてしまいます。これによって肌の乾燥を招くと、毛穴が開いてしまうのはもちろん、肌は乾燥から守ろうと皮脂を過剰に分泌させます。まさに毛穴に皮脂が溜まりやすい状況をつくってしまうのが、肌の乾燥なのです。しっかりとうるおいを与えて、肌をふっくらさせることで毛穴も小さくなります。また、過剰な皮脂の分泌も抑えることができるので、結果としてキレイな毛穴を保つケアにつながるのです。

肌の保湿におすすめの化粧水

そこで、美容家・船山葵さん推奨の、毛穴ケアの後におすすめな保湿化粧水をご紹介していきます。

バランスケア ローション W II(d プログラム)

バランスケア ローション W II(d プログラム)

販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)
内容量:125mL
医薬部外品

I さっぱり感触タイプ/II しっとり感触タイプ

詳しくはこちら

おすすめの理由
乾燥によって、低下してしまいがちなバリア機能を整えてくれ、ふっくら感のある肌へ導く化粧水。うるおいと皮脂のバランスを整えてくれますので、毛穴へ皮脂がつまるのを防いでくれます。アルコールフリーなので、乾燥肌が気になる方でも使用できますよ。
使ってみた感想
すごくみずみずしいテクスチャーで、肌へしっかりなじませるようにつけると、みるみる肌がうるおっていきますよ。特に乾燥が気になる目周り、毛穴が気になる小鼻周辺には、他の部位よりもたくさんつけるようにしています。水分をたっぷり与えているからか、次に使用するクリームの浸透もスムーズに感じます。

QuSomeローション(b.glen)

QuSomeローション(b.glen)

販売価格(編集部調べ):5,400円(税込)
内容量:120mL

おすすめの理由
角層の奥深くまで、うるおいを届けることができる浸透力の高さによって、長時間肌がうるおっている状態を実現します。またホメオシールドを配合していますので、肌を柔らかくさせ、毛穴を目立ちにくくし、なめらかな肌状態が期待できます。
使ってみた感想
テクスチャーはサラッとしているのか、伸びがすごくいいことを実感しました。肌へなじませると、しっとりとした肌に仕上がります。私は乾燥肌なのですが、こわばりがちな肌が、柔らかくなりましたよ。気になる毛穴ですが、肌へ水分をたっぷり与えられたこともあって、目立ちにくくなりました。

ケイカクテルVローション(ドクターケイ)

ケイカクテルVローション(ドクターケイ)

販売価格(編集部調べ):7,560円(税込)
内容量:150mL

おすすめの理由
これ1本に12種類ものビタミンを含んでいます。そしてトリプルヒアルロン酸とWコラーゲンの効果によって、うるおいのある肌を叶え、肌にある水分が蒸発するのを防ぎます。また、ビタミンの効果によって、ハリ感を叶えますので、毛穴の目立たないふっくらとした肌へ導きます。
使ってみた感想
サラッとしたテクチャーなのに、肌へつけてみると、すごく伸びがいいなと感じました。それなのに、きちんと保湿されたかのような、もちもちな肌を叶えてくれます。乾燥が気になるこの季節は、3〜4回重ねづけして、しっかり肌を保湿するように使っています。

アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(アルビオン)

アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(アルビオン)

販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)/ 5,400円(税込)/ 9,180円(税込)
内容量:110mL / 165mL / 330mL
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
アルビオン化粧品の中でも「スキコン」という名で知られる、化粧水。スッとさわやかな使い心地で、すこやかな肌へと導いてくれます。開きがちな毛穴をキュッと引き締めてくれたり、皮脂をすっきりさせてくれますので、毛穴詰まりも防いでくれますよ。
使ってみた感想
とってもさわやかなつけ心地なのに、肌全体をハンドプレスでしっかり浸透させたあとは、しっとりとした仕上がりになりました。ずっと使い続けたくなる優しいフローラルな香り。

まとめ

毛穴の汚れを落とす方法!クレンジング・パック・ホットタオルなどのまとめ

毛穴汚れは日頃の正しいケア方法で、目立ちにくくなっていきますよ。ぜひ、今回ご紹介した商品も参考にしてみてくださいね。

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