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室内をもっと快適で健康的に。空気清浄ファンに込めたダイソンの願い

ダイソン株式会社
ECカテゴリー
インテリジェンスエンジニア
ジェシカ ローリーさん

「空気への意識を高めてほしい」子育て家庭に贈るメッセージ

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(ヘルスケア大学)「Dyson Pure Coolシリーズ」は扇風機に空気清浄機能をプラスしたものと考えていいですか? どのように開発につながったのでしょうか。

(ジェシカ)すでに世に送り出していた「羽根のない扇風機」に空気清浄機能を加えたのは2015年が最初です。かつてはホルムアルデヒドなどが引き起こすシックハウス症候群がクローズアップされ、今は落ち着いてきています。しかし一方で、近年は住宅の気密性が高まったことで、汚染物質が室内に閉じ込められてしまうケースが目立ってきました。屋外から持ち帰った花粉や、ペットやベッドに潜むアレル物質、料理で発生する煙や匂いなどさまざまなものが、室内に残ったままになりがちです。厚生労働省の『平成25年度夏期室内空気全国実態調査に置ける12種のVOCの室内・屋外中央値』によると、「室内の方が屋外よりも7倍汚染されている」と考えられるほどです。ただ、日本国内での空気清浄機の普及率は約44%といわれています。そこで、私たちのテクノロジーでもっと普及させたいと考えたことが開発の原点です。

現在は、室内の空気の質が重要だと多くの方に知ってもらうための活動にも力を入れています。一般社団法人クリーンエア(JCAA)と共同でイベントを開催して、子供の健康を考えた環境づくりを訴えたり、実際に保育園に空気清浄ファンを設置して、検証結果を発表したりもしています。JCAAの代表で、一般社団法人日本呼吸器学会の前理事長でもある橋本修先生は、「5歳未満の子供のアレルギー疾患を抑えるためには、5歳未満のときに空気の質を高めておくことが非常に重要」と話されています。

(ヘルスケア大学)ピュアクールシリーズのメインターゲットは、お子さんがいる家庭でしょうか?

(ジェシカ)子育て中のご家庭のほか、呼吸器系の持病がある方などにもお使いいただきたいですね。特にお子さんをお持ちのご家庭の場合、食べ物や飲み物はとても気にされますが、同じ口に入るものでも、空気はあまり気にされていないと思います。ひと昔前までは飲料水を「買う」という感覚はなかったと思いますが、今ではおいしい水は買うことが一般的ですよね。健康を保つためには、空気の質を気にすることも大事だと思うんです。

インテリジェントセンサーで空気を「見える化」フィルター性能と風力もアップ!

(ヘルスケア大学)ピュアクールシリーズの特徴的な機能について教えてください。

(ジェシカ)部屋全体をきれいにするための、「検知」「清浄」「循環」という3つのコア機能を搭載しています。従来製品でも重視したポイントですが、新機種ではこれらの機能をすべて向上させています。

まずは、部屋の中の汚れを検知するセンサー技術です。有害なガスや匂いを検知するセンサー、レーザーによって小さなホコリを検知する微粒子・埃センサー、そして湿度・温度センサーという3つのセンサーを組み込み、インテリジェントセンサーとして機能させています。従来のセンサー技術のアルゴリズムを進化させるために、イギリス・ロンドンのキングスカレッジと、中国の北京大学と共同開発したものなんですよ。さらに、今回は初めて液晶ディスプレイを採用して、センサーが検知した空気の状態を表示させるようにしています。「DysonLink アプリ」を使えば、スマートフォンやタブレットで室内の空気の質をリアルタイムで確認することもできます。

(ヘルスケア大学)清浄と循環の機能についてもお聞かせください。

(ジェシカ)最新機種では、フィルターを2タイプに分割しました。外側のグラスHEPAフィルターで微粒子を捕えて、内側の活性炭フィルターでにおいやガスを捕える2段階です。グラスHEPAフィルターは、PM0.1レベルの微粒子を99.95%捕えることができ、活性炭フィルターは従来品の3倍に増量しました。

循環については、周りの空気を巻き込んで多くの空気を押し出すエアマルチプライヤー技術ですね。ダイソンの特許で、ヘアドライヤーでも使っている技術です。今回は、より効率的でパワフルな気流を生むように円形ループを新たにデザインしました。毎秒290リットルの空気を押し出せる設計になっています。

また、吸引力は30%向上しましたので、清浄する空気の量が30%増えたということになります。部屋の真ん中に置いて350度の首振り機能を使っていただければ、部屋全体の空気をきれいにできます。一部のお客さまからは、吸引の部分で寒くなるという声もあったので、円形ループの後ろに空気を出す「ディフューズドモード」という新機能も追加しました。これで寒い冬でも、空気清浄機能をお使いいただけるようになっています。

「そこに問題があるから解決する」ジェームス・ダイソンの哲学を伝えたい

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(ヘルスケア大学)次々と斬新な製品を生み出す原動力は何だとお考えですか?

(ジェシカ)創業者のジェームス・ダイソンの哲学は、「他社が見過ごす問題を解決すること」です。自分たちのテクノロジーを使い、ほかにはないモノをつくって問題を解決することがミッションです。登山家が「そこに山があるから登る」というのと似ていて、「そこに問題があるから解決していく」のです。

おそらく「問題の解決」に終わりはないとも思います。それでも、問題解決に対するあくなきチャンレジスピリットをもった人材が集結している点が当社の強みです。かつて、お客さまから「早く走る馬がほしい」といわれ、馬ではなく自動車を開発したのが、アメリカの自動車王へンリー・フォードです。ダイソンにもそんなスピリットが息づいています。

(ヘルスケア大学)消費者のニーズや想像を超えるものづくりをめざす企業風土は、どのように根付いたのでしょうか?

(ジェシカ)経営トップがエンジニアだからだと思います。また、若いエンジニアでも自分のアイデアを自由に提案して、実現できる環境でもあります。このエンジニアリング環境がダイソンの核になる部分です。

ただ、お客さまにお伝えしたいのは、今回のピュアクールシリーズでいえば、まずは空気の重要性です。そのうえで、私たちのテクノロジーを結集させた製品を使いたいと思っていただけたらうれしいですね。

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■ブランド情報

Dyson Pure Cool™

ダイソン ピュア クール 空気清浄ファン

ダイソンの空気清浄ファンは、空気の汚れを検知して、微細な汚染物質まで捕え、清浄された空気を部屋中に循環させます。

検知 ― 空気中に浮遊する粒子状物質や有害なガスを自動で検知・分析し、リアルタイムでお知らせします。

清浄 ― 活性炭フィルターが有害なガスを除去[1]。密閉性の高いグラスHEPAフィルターが、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去します[2]。

循環 ― 他にはないAir Multiplier™ テクノロジーと、350°首振り機能で、部屋全体に風を届けます。

https://www.dyson.co.jp/fans-and-heaters/purifiers/dyson-pure-cool/overview-low-concern.aspx

[1] 自社および第三者機関[Fraunhofer(ドイツ)、CHEARI(中国)]が実施した酢酸、アセトアルデヒド、アンモニア[(社)日本電機工業会規格(JEM1467)]、ホルムアルデヒド、ベンゼン[中国標準規格(GB/T18801)]、NO 2[自社規格(DTM-003282)]の測定試験結果(括弧内は準拠した規格を示します)。実際の使用状況により除去率が異なります。前記以外の有害ガスについては確認していません。

[2] 欧州規格EN1822に準拠し第三者機関IBR(米国)が2017年11月に実施した、0.1μmの粒子を使い最大風量にて行ったフィルター試験結果。および欧州規格EN1822に準拠し、MPPS(最大通過量の粒子径)の粒子を使い最大風量にて行ったフィルター試験で99.95%以上の除去率を確認できた機種を対象に、自社規格TM-003711およびDTM801に準拠し、部屋全体の空気を検知し清浄する能力を27㎡の空間で測定した試験結果。

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