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細菌の温床「歯垢」から始まる 歯槽膿漏の対処法とメカニズム

更新日:2017/03/21

歯槽膿漏の対処法は大きく分けて6つ

口の中

●歯を磨く

歯周病の最大の原因である「プラーク(歯垢)」は、水に溶けにくく、歯の表面に粘着する性質があるため、口をゆすぐだけでは取り除くことができません。このため、歯磨きでしっかりとプラークを取り除くことが歯周病の予防・改善の柱になります。

歯磨きの基本は力を入れ過ぎず、1本1本の歯をていねいに磨いていくこと。歯ブラシを持つときは、手をグーにして握りしめるよりも、鉛筆を持つように親指と人差し指、中指の3本の指で挟んだほうが力が入り過ぎないのでおすすめです。そして、磨き残しがないよう、「歯の表面→歯の裏側→噛み合わせの部分」などというように、自分なりの歯磨きのルートを決めたり、最初に磨きづらいところ(一般的には、歯ブラシを持つ手側の奥歯の裏側)からはじめるのもよいでしょう。

歯と歯茎の境目、歯並びが悪くて歯が重なっているところ、上下の歯が噛み合う部分の溝などは、プラークがつきやすい上に磨き残しが生じやすい場所です。磨き残しは歯周病の原因になるので、特にていねいに磨きましょう。

歯磨きは毎食後に行うことが理想ですが、毎回時間をかけるのが難しい方は1日1回、夜寝る前だけでも、時間をかけて、しっかりと歯を磨くようにしてください。

●歯間ブラシを使用する

どんなにていねいに歯磨きをしても、歯と歯の間は歯ブラシが届きにくく、プラークが残りがちです。歯磨きをしたあとにデンタルフロスで仕上げをする習慣をつけましょう。

●歯ぐきの腫れを抑える歯磨き粉を使う

医薬部外品の「薬用歯みがき剤」には、歯槽膿漏の症状に適した有効成分が配合されています。歯ぐきのひきしめ、抗炎症、血行促進、殺菌などの効果が期待できます。ひきしめを重視したタイプ、腫れや出血に合わせたタイプ、知覚過敏にも対応したタイプなど各種あるので、自分に合ったものを選びましょう。

●歯科医でブラッシング指導を受ける

正しいブラッシング方法は、歯科医で教えてくれます。

●歯石を除去する

歯石除去は2種類あります。

・歯茎から上部分の歯石除去
歯茎から上部分にある歯石は、超音波振動と水で落とす専用の器具を使って落とすことができます。この治療をスケーリングと言います。歯茎から上部分は目で確認できるので比較的除去するのも簡単です。除去後は数週間おいてから再検査をして状態を確認します。

・歯茎から下部分の歯石除去
歯茎から上部分の歯石を除去した後の再検査で歯茎から下部分にも歯石が確認された場合は、同じくスケーリングに加え、ルートプレーニングを行うことがあります。 ルートプレーニングは、いわゆる手用のスケーラーを使って歯茎から下部分を覆うセメント質を平らにし、歯垢の付着を防ぐ治療法です。

・歯石除去は保険適用も可能
保険診療は厚生労働省が定めたルールに基づいて行われます。 歯石除去の治療を保険適用範囲内で受ける場合、歯茎から上部分の歯石除去には歯や歯茎の検査、歯茎から下部分の歯石除去には虫歯検査と歯周病検査に加え、歯茎から上部分の歯石除去を受けることが条件となります。 ただし、タバコのヤニや茶渋などを除去する治療は保険適用外治療となりますので、ご注意ください。

●歯周ポケットの汚れをとる

歯周ポケットの深さによって対処方法は異なり、浅い時点で気づいた場合は、歯茎を引き締めることが肝心です。歯ブラシやデンタルフロスを用いて歯の根元にたまった歯垢を残さないよう、丁寧に除去します。2週間ほど続けることで、腫れて隙間のできていた歯茎が引き締まり、歯垢が歯周ポケットに入り込みにくくなります。歯周ポケットが深い場合は、ポケットを浅くする治療を歯科医にて行います。

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歯垢(プラーク)ができるメカニズム

虫歯や歯槽膿漏の原因となる細菌の温床、歯垢(プラーク)。歯垢のことを、口の中に残った食べカスだと思っている人も多いようです。正しくは、口の中に残った食べカスをエサに繁殖した、細菌のかたまりのこと。白くネバネバしているのが特徴で、1mgの歯垢の中には、およそ300種、1億もの細菌がすみついています。この歯垢ができはじめるのは、食後およそ8時間といわれます。

歯垢の蓄積によって起こる症状

プラークのイラスト

歯垢が溜まることによって起こる病気には、主にむし歯と歯槽膿漏があります。むし歯の原因となるミュータンス菌が歯垢になると、糖質と結びついたときに酸を作り出し、酸が歯のカルシウムを溶かす「脱灰」という現象が発生。すぐに歯垢を取り除けば、歯は自然に再石灰化し、カルシウムが溶け出した部分は修復されます。しかし、歯垢が長期間歯に付着したままだったり、脱灰が歯の奥深くまで進んでしまうと、歯に穴が開きむし歯になってしまうのです。

歯垢は歯に付着するだけでなく、歯と歯ぐきの間にある歯肉溝(歯周ポケット)にも溜まります。すると、歯垢に含まれる細菌が毒素を作り出し、歯肉を炎症させる「歯肉炎」となります。さらに症状が悪化すると、歯を支える歯槽骨をはじめとした、歯周組織にまで細菌が繁殖。歯がグラグラしたり、歯肉溝から血や膿が出るようになるなど「歯槽膿漏」へと進行します。

歯が抜ける2大原因のひとつ、歯槽膿漏をもっとよく知るには『ずっと自分の歯で食べていく!歯槽膿漏を知って8020へ』をご覧ください。

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歯垢をそのままにすると起こること

十分な歯みがきを行わず、細菌の住み家である歯垢をそのままにしていると、唾液に含まれるミネラルと結びつき2~3日で石灰化します。これが「歯石」といわれるものです。歯石の表面はデコボコしており、より歯垢がつきやすい状態に。このため歯石は細菌の温床となり、より歯肉炎のリスクが高くなります。すでに歯肉炎や歯槽膿漏になっている場合は、その症状を悪化させることに。さらに、細菌が口腔内だけではなく全身にまわると、心疾患や糖尿病にも影響があるといわれています。

歯石がやっかいなのは、ふつうの歯みがきでは落とせないこと。歯石ができてしまった場合、歯科で除去してもらうしかありません。歯石をつくらないためには、毎日の歯みがきにデンタルフロスや歯間ブラシを併用して、歯や歯茎に歯垢を残さないことが大切なのです。

歯石を放っておくと口臭の原因になる

口臭の原因は4つ

・病気によるもの(糖尿病や肝硬変など)
・食餌性によるもの(ニオイが強いものを食べる/アルコールやたばこ)
・生理的なもの(起床時や空腹時、生理中など)
・歯槽膿漏によるもの

歯槽膿漏による口臭は、歯槽膿漏のケアにて解消します。 前述のケアを意識しましょう。

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