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身体の中からキレイをつくる調味料の選び方

更新日:2017/10/24

はじめまして。スキンケア大学編集部のナツキです。編集部唯一の主婦であり、二児の母でもあります。その特性を活かして、ここでは主婦やママ目線でのさまざまな情報をお伝えできればと思っております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、第一回となるナツキのコラムでは、美と健康のために知っておきたい調味料の選び方についてお届けいたします。というのも、ちょっと前に友人のお誘いがあって、料理教室に参加してきたんです。講師は大学で非常勤講師も勤める方で、特に食育に力を入れているとのこと。そのため、その日は調理法だけでなく、食育に欠かせない調味料の選び方についても詳しく教えていただきました。調味料って、原料だけでなく、製法によっても身体への影響が変わってくるんです。小さなお子様のいるご家庭はもちろん、自身の美と健康のためにも、より身体によいものを選んでみてはいかがでしょうか。

身体のために選びたい調味料とは?

それでは、調味料ごとに具体的な原料、製法の見方と選び方を、調味料の「さ・し・す・せ・そ」と、料理に欠かせない油についてご紹介いたします。ただし、あくまでも「おすすめ」であって、それ以外はダメというわけではないことを、あらかじめお伝えしておきます。こだわればきりがありませんし、当然のこと、よいものになるほど価格は高くなります。どこまでこだわるか、どの程度で線を引くか、選ぶ際の参考になればと思います。

砂糖

先生いわく、砂糖というものがそもそも身体にあまりよいものではないので、摂らなくてもいいのであればそれにこしたことはないそうです。とはいえ、料理によっては砂糖をまったく使わないわけにもいきませんよね。必要なときに適量を使う分には悪影響の心配はないので、過剰に摂り過ぎないようにだけ注意してくださいね。

砂糖にはさまざまな種類がありますが、選ぶのであれば「黒砂糖」や「きび砂糖」「甜菜糖(てんさいとう)」などがいいそうです。これは、普通の白砂糖よりミネラルが多く含まれているためだそう。また、黒砂糖は精製されていないので、血糖値が上がるスピードがゆるやか(GI値が低い)というメリットもあります。この他、きび砂糖には体を冷やす効果が、甜菜糖には身体を温める効果があるともいわれます。季節や用途によって使い分けてもいいですね。

ただし、これは「砂糖」を比較した際のメリットです。ちまたでは「甜菜糖はミネラルが豊富で体にいい」「身体を温める効果があるから冷え性が改善する」など、いかにも身体にいい健康食品かのように謳われていることもありますが、そうではありません。前述のとおり、砂糖はどのような種類でも過剰に摂取すれば健康被害を及ぼす可能性があるので、そのことを忘れないようにしましょう。

また、茶色い砂糖は身体によさそうなイメージがありますが、茶色=身体によいわけではないそうです。中には、カラメルなどで色をつけたものもあるので、注意してください。

塩の原料は、「海水」と記載されていることがほとんどです。選ぶ際に参考にしたいのは、製法。多くは「平釜」といって、海水を釜で炊いて塩にする方法がとられます。普段使いであれば、これでまったく問題ありません。こだわりたい方には、より自然な製法で作られた「天日」がおすすめですが、日本は雨が多いため、この製法で作るのは難しいそうです。生産量が少ない分、価格も高くなります。

酢にもさまざまな種類がありますが、ここではもっともポピュラーな米酢の選び方をご紹介します。おすすめは、原料に「米」だけが使われた「純米酢」。純米ではないものは、米以外に大豆や小麦などの穀物も使用しています。穀物は遺伝子組み換えをしているものが多いので、できれば自然なものだけを使用した純米酢を選びましょう。

こだわりたい方は、製法も見てみるといいでしょう。時間をかけて熟成させたものは「長期熟成」「静置発行」などと記載されているので、気にしてみてください。

醤油

醤油は、原料に「大豆」「塩」「小麦」のみ記載されたものを選ぶといいでしょう。製品によってはアルコールなどが使用されているものもあるので、原料欄をチェックすることをおすすめします。また、大豆は遺伝子組み換えかどうかも見てみましょう。組み替えていないものは、そのように記載されていることが多いです。

容器で選ぶのも、ひとつのコツです。瓶に入ったものは比較的自然な原料を使ったものが多いので、チェックポイントのひとつとして覚えておいてください。こだわりたい方は、「長期熟成」など、製法も見てみましょう。

味噌

味噌は、以下の原料のみが使用されたものがおすすめです。

・米味噌:米、大豆、塩

・麦味噌:麦、大豆、塩

・豆味噌:豆、塩

できるだけ、これ以外の添加物が少ないものを選びましょう。また、加熱処理をしていないものを選ぶのもポイントです。麹(こうじ)がより生きているので、身体にとって一層いいでしょう。選ぶ際のコツは、冷蔵で販売されているものを見つけること。冷蔵されているものは加熱処理をしていない可能性が高いので、まずはこれを目安に探してみましょう。

調味料の中でも、もっとも美容と関わりがあると言えるのが、油です。
油を選ぶ際、まずチェックしたいのは原料です。もっとも一般的に使われるサラダ油であれば、菜種(なたね)油を選ぶのがよいとのこと。オリーブオイルであれば、やはりエクストラバージン(オリーブの実をしぼっただけで、精製していないもの)が、ポリフェノールなどの栄養成分が生きていてよいそうです。ただし、エクストラバージンであっても、その実がどのように生産されたかによってレベルが変わってくると言います。たとえば、農薬が使われたかどうかなど。やはり、こだわればきりがありませんね。

原料も大切ですが、油を選ぶ際に特に気にしたいのは、製法です。油の製法には「高温圧搾法」と「低温圧搾法」、「薬剤抽出」があります。高温圧搾法や薬剤抽出は、原料に含まれる油分を効率的に抽出できる(70~99%の油を搾れる)ため、その効率のよさから主に使われる製法となっています。しかし、このように作られた油は、あまり身体にはよくありません。それは、抽出過程で何度も高温(200度超え)にさらされるためです。油は高温になるほど酸化するので、高温圧搾法で抽出された油は、すでに酸化した油なのです。酸化した油がなぜ悪いのかというと、身体の細胞を老化させる作用があるからです。先に、美容にもっとも関係すると述べましたが、それはこのような理由からなんですね。製品やその使用量によっては、肌荒れや肌老化につながる可能性があるのです。

また、薬剤抽出であれば、ヘキサンなどの溶剤に溶かされます。乳化剤(固まるのを防ぐ)や酸化防止剤などを添加していることも多いのですが、化学的な処理を受けた油にはトランス脂肪酸が含まれることが多いともいわれます。トランス脂肪酸は、過剰に摂取すると健康被害を及ぼす可能性があるものとして、アメリカやヨーロッパでは摂取制限の勧告も出されています。

身体のためを思うなら、低温圧搾法で作られた油を選ぶべきでしょう。これは、原料そのもの(もしくは砕いたりすり潰したもの)に圧力を加えて搾る方法です。摩擦による自然な熱で温度が上がるため、極端な高温になることはありません。また、抽出中は60度を超えないよう調整もします。不純物や水分は、遠心分離などでより分けます。20~30%の油しか搾れないため効率は悪いですが、酸化することなく、素材が持つ栄養素も活かされています。食後の感じ(胃もたれのしにくさなど)にも、明らかな差があるようです。

デメリットと言えば、やはり価格が高いことでしょうか。手間がかかる分、金額はお高めです。美容と健康を考えれば選びたい製法ではありますが、毎日の食事と考えれば、価格との折り合いも大切です。高温圧搾法=健康被害というわけではないので(あくまでも過剰摂取の場合の可能性と考えてください)、使い方や量などを考え、いろいろと使い分けるといいかもしれません。

何においても「知る」ことが大切

いかがでしたでしょうか?知っていたこと、知らなかったこと、勘違いしていたことなど、いろいろあったかもしれません。私も、今回学ぶまではほとんど知らないことばかり(恥ずかしながら…)で、調味料によってはとにかく最安値のものを選んだりしていたので、小さい子を持つ母としてちょっと反省し、家族の健康のためにも今後は気にしていこうと決心しました。健康は美にもつながるものなので、美しく若々しい身体をキープするためにも、とても大事な知識だなとも思いました。

今回感じたのは、知るってとっても大切ということ。知らないと、気をつけることもできませんし、知らぬ間に自分によくないことをしている可能性もあるんですよね。スキンケアも同じ。化粧品の中には紫外線吸収剤やパラベン、アルコールなどの化学成分が含まれていることが少なくありません。肌に負担がないときは特に問題ありませんが、何かしらの理由で肌が弱っていたり、敏感になっているときには刺激になりやすい成分なんですね。最近肌荒れしがちだな、というときは、できるだけ配合成分の少ないシンプルな化粧品を使用するなど、肌に負担をかけない工夫が必要になります。また、オーガニック成分の中にも肌に合う合わないがあるので、ここでも注意が必要になります。オーガニックだから無条件にいいと思っていたら、失敗する可能性があるんですね。

この他、肌荒れの原因には食生活や生活習慣もありますし、一概にこれと言えない部分も多いです。キレイをつくるためには、肌荒れを防ぐための正しいスキンケア方法や、生活習慣、自分に合ったスキンケア、コスメを知っておくことも大切。そのためには、まず自分の肌タイプを知ることも重要ですよね。調味料と同様、こだわればきりがありませんが、何事も知って損することなし!気になったことは、どんどん調べてみましょう。自分にとってのベストを見つけるヒントがあるかもしれませんよ。

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