5183名の医師が参画するスキンケア情報サイト

 | スキンケア大学をフォロー

  • Twitter
  • Facebook

ドクターitsukoのアトピーコラム

かゆみに敏感になっていくアトピーの特徴

更新日:2014/09/02

アトピーの皮膚は、かゆみの閾値(いきち)が低下しています。閾値、あるいは、敷居値(しきいち)とは、 ある反応を起こさせる最低の刺激量。つまり、「かゆみの閾値」とは、かゆみを感じるか、感じないかの境目のことです。

アトピーの場合、普通の方にはなんともないような、ちょっとしたほこりでさえアレルゲンとなり、かゆみを感じてしまいます。これは、慢性的なかゆみで皮膚が敏感になり、かゆみの閾値が低下していることが考えられます。

かゆみが増えてしまう原因とは

ちょっとした刺激でかゆみを感じてしまう理由は、外部からの刺激から守るバリア機能が低下している状態です。アレルゲンによる刺激が加わると、もともと体内にあるIgE抗体という、アレルギーに反応する抗体が増えます。これが、かゆみを増加させる原因になるのです。

かゆみ閾値が下がり、IgE抗体の量が上がれば、かゆみは増し、皮膚は掻破され、皮膚の機能は異常な状態になります。かゆいから掻く→バリア機能崩壊→さらに悪化→かゆいから掻く。

このような状態が続けば、人が本来持っている自然治癒力も到底およばず、朝から晩までかゆい、何年も治らない、ということになってくるのです。アトピーの症状は、このIgE抗体の量に深く関係しています。IgE抗体の量が多い方ほど、症状が重くなってしまうのです。

刺激を避け、しっかりと保湿をすることが重要

低下したかゆみ閾値を上げ、増加したIgE抗体の量を下げるにはどうしたらいいのでしょうか。それは、IgE増加に繋がるアレルゲンを避けること。物理的な刺激をさけること。そして何より、皮膚の保湿が重要なポイントになります。これは保湿をしっかり行うことで、バリア機能を修復し、自然治癒力を高めることができれば、かゆみを抑えられるからです。

保湿をする際は、天然素材の保湿剤を使い、皮膚の負担にならないように擦り込むのではなく、包み込むようになじませます。石油が原料のワセリンや乳化剤、防腐剤などが入っているものは、かゆみや赤みの原因になるので注意が必要です。小さいお子さんの場合は、お風呂あがりに、やさしく保湿ケアをしてあげてください。さすられる安心感で、精神的にかゆみも和らぎます。

また、スキンケアとともに、ストレスを避ける生活改善、ヒスタミンを含む食品の摂取を控えるなど、皮膚の機能を正常に戻していくことが大切です。

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

スキンケア大学へのご意見・ご感想

このページはお役に立ちましたか?
皆様のご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

※いただいたご意見・ご感想に対してのお返事は差し上げておりません。

美ワード

公式アプリ

  • fem. fem.
    毎日1つ。ドクター監修の簡単
    ヘルスケア・ビューティー習慣!
    App Store Google Play

Facebook

いいね!して気になる情報をチェック!

公式ツイート