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皮膚科医の実体験から語るスキンケアの話

サンスクリーン剤の正しい使い方

更新日:2016/12/09

暑い日が続きますがせっかくの夏休み、外出の機会も多いと思います。サンスクリーン剤の正しい選び方や使い方を身につけて日焼け対策をしっかりして出かけたいですね。

UVAとUVB

地上に届く紫外線の95%はUVAですが、波長が長いため真皮内にまで届き、シミだけでなくシワ、たるみの原因になります。また、UVAは通年制に照射がありガラスを通すため室内でも降り注いでいます。

UVBは地上に届く紫外線の5%で夏の照射が多く、主に肌表面で吸収されるため肌に炎症を起こして赤くなったりメラニン色素が沈着してシミ、ソバカスの原因になったりします。

紫外線に長期間さらされると色が黒くシワが深い厚ぼったい皮膚になります。

これは色素細胞や角化細胞が紫外線に反応し、角質や表皮が厚くなり皮膚を構成している真皮内コラーゲンやエラスチンにダメージを与えてシワやたるみの原因になるためです。

SPFとPA

紫外線の影響障害が広く知られるようになった近年、サンスクリーン剤性能も飛躍的に改善しました。

日焼け止めの性能を表すSPFとPAはそれぞれUVBとUVAを防ぐ数値を表していますが2013年にはUVAに対する防御効果の表記にPA++++が追加されています。

日焼け止めを選ぶひとつの基準として、日常生活ならSPF15~20、PA+~PA++の肌にやさしく通常の洗顔で落としやすい日焼け止めを選びましょう。

肌の弱い人には、紫外線吸収剤が含まれていないノンケミカルタイプの日焼け止めがおすすめです。

海や山へ行くときは、SPF30~50、PA+++~++++で汗や皮脂に強いウォータープルーフのものがおすすめです。

サンスクリーン剤の使用方法

紫外線は3月ごろから増えはじめ、5月ごろにはほぼ8月と同じくらいの量にまで増加します。7~8月の真夏はさすがに80%くらいの人が紫外線対策を行っていますが、5月ごろはまだ少なく、50%を下回っているというデータもあります。

サンスクリーン剤は少なくとも3月ごろより下地クリームなどで取り入れるのがよいでしょう。

表示のSPFやPAは日焼け止めの推奨使用量(全顔に対して0.8g)を用いた時の値ですが、実際にはその半分以下の量を使っている人がほとんどです。

またサンスクリーン剤は時間がたつと汗や皮脂や摩擦によって効果が低下します。

ですから薄くムラに塗って塗り直しをしないままだと「あれ?塗ったはずなのに日焼けしてしまった・・・」という失敗のもとになります。

しかし、メーカーが推奨する程の量を塗ると、多すぎてベタベタすると感じざるをえません。ものによっては真っ白になってしまいます。

そこでSPF・PA期待通りの効果を出すためには工夫が必要です。

メイクの現実的な下地サンスクリーン剤の使用量はメーカー推奨使用料の半分以下であるため、その上にサンスクリーン効果のあるリキッドファンデーション、フェイスパウダーを重ねづけすることが大切です。化粧直しもまめに行いましょう。

1つ1つのアイテムは少量でも重ねづけすることで日焼け止めの効果がアップします。

また最近では、飲む日焼け止めなども出ていて、話題になっています。これは主成分のFanblock(シダ植物抽出物)が日焼けによる赤み、皮膚のダメージを軽減します。

ただこれだけだと日焼けしてしまうため必ず塗るタイプのUVケアを併用することが必要です。私も子供たちと野外のプールに行くときなど必須アイテムです。

 

効果的なサンスクリーン剤を正しく使用して、夏を楽しくのりきりましょう。

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