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Dr.由香子の美肌塾

肌の痒みは洗濯用洗剤が原因?!

更新日:2016/12/09

洗濯用合成洗剤は衣類を白く染める

「頑固な汚れもしっかり落ちる」「真っ白に洗い上がる」「部屋干ししても臭わない」洗剤。
どうして、そうなるのか、考えたことがありますか?

強力な合成界面活性剤、蛍光増白剤、殺菌剤が使われているからです。洗濯用洗剤に使われている合成界面活性剤の多くは、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)という物質です。細胞毒性があり、皮膚刺激性が強い化学物質です。

蛍光増白剤とは、衣類の繊維を白く染める染料です。蛍光増白剤が配合された洗剤で洗濯された衣類は、紫外線にあたると輝くような白さに見えます。汚れが落ちて白くなるのではなく、染められた白なのです。

柔軟剤は強力な毒

「香りが長続き」「ふんわりやさし~い」柔軟剤は、強力な合成界面活性剤や香料が原材料です。柔軟剤につかわれる合成界面活性剤は、洗濯用洗剤に使われるものより毒性が強く、下水の浄化施設では良いバクテリアまで死滅させてしまうほどです。

香りを長持ちさせるために、洗濯機で柔軟剤が滴下された後はほとんどすすがれていないので、柔軟剤に含まれる化学物質は洗濯された衣類には確実に残っています。

痒みの原因第1位はボディソープ

さて、皮膚科の外来にいらっしゃる患者さんで、かゆみを訴える方が多いこの季節。圧倒的に多い原因は、ボディーソープによる皮膚障害です。

ボディーソープに含まれる合成界面活性剤によって、皮膚の構造が壊され、皮膚の保湿する力が弱くなりかゆみを生じます。

ボディーソープを使ってナイロンタオルで洗うと、皮膚を削りながら有害物質をすり込むことになるので、なおさら乾燥肌が進行します。

洗濯用合成洗剤が皮膚を壊す

見逃しがちな痒みの原因が、洗濯用合成洗剤なのです。汗をかいた時に痒くなるという方、衣服中の洗剤や柔軟剤の化学物質が汗にとけて、肌についたときに皮膚構造が壊され生じる痒みかもしれません。

また、お顔の痒みや肌荒れ、ニキビに悩んでいる方。洗顔後に使用するタオルに残留する化学物質が原因であるのかもしれません。

私も合成洗剤と柔軟剤で仕上げたタオルを洗顔後に使用すると、赤く腫れあがり痒くなるので、キッチンペーパーやティッシュで水分を取るようにしています。

お薦めは石鹸で洗濯

洗濯は石鹸でするのが一番良いのです。洗濯板とたらいを使って洗う必要はないので、心配しないでください。洗濯石鹸として粉せっけんや液体せっけんが市販されています。

石鹸で洗濯するとふわ~っと仕上がり、柔軟剤は必要ありません。ただ、石鹸を溶かしてから使う必要があったり、石鹸カスが洗濯機に残り、カビの原因になったりと、手間がかかることも多いのは確かです。

もしかしたら合成洗剤のせいで痒みが生じているかもと思い当たる方、手間がかかっても石鹸洗濯生活がお薦めですよ。環境にもやさしい生活ができますね。

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