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形成外科医が語る美容医療の最前線

現役ドクターが教える、良いクリニックの見分け方

更新日:2016/12/09

カウンセリングの後が大事

前回は「ネット上の書き込みはウソ!?本当!?」というコラムで美容施術・手術に関してのネット上の書き込みに関してお話しました。今回は実際に手術を行う場合、どのクリニックにするべきなのか選択する際のポイントについてお話します。

私は、ご遠方の方であっても、カウンセリングと同日の手術はお断りしています。また、カウンセリングと同日に契約することもおすすめしておりません。

カウンセリングでは、その手術において考えられるリスクや他の選択枝も含めて十分に説明いたします。本当に納得いただけた段階で、手術を受けるかどうかをお決めいただきたいと思っています。

手術というものはリスクがありますので、簡単に受けてはいけません。これは、プチ整形においても同じことがいえるでしょう。

最近、ヒアルロン酸を注入するだけのプチ整形であっても逆行性動脈塞栓による脳梗塞や失明のような重篤な合併症の報告があり、簡単に受けてはいけないといわれています。

気持ちを冷静に保つこと

カウンセリングの直後は、もしかしたら、手術への期待で気持ちがはやり、頭に血が上っているかもしれません。そのような状態では冷静な判断ができないものです。

一旦帰宅して心を落ち着かせてから、もう一度じっくり考えてみたり、可能であればご家族・知人に相談してみると良いでしょう。セカンドオピニオン的に他のクリニックに相談することも良いことです。

契約を急がせたり、手術を急がせるようでは良いクリニックとはいえません。劣悪なものを高額で売りつけるには、相手に考える時間を与えない、冷静な判断をさせないというのが極意だそうです。これは、行商のプロから教わったことです。

こういったことは、物販やエステのような他の分野にもよく見られます。衝動買いは気持ちが良くて、まるで麻薬のようにやめにくいものですが、衝動買いの結果、9割以上の人が後悔しているのも事実です。その商品が本当に必要なのか、その値段に見合った効果・価値があるのか、じっくりと時間をかけて考えると良いでしょう。

本当に良いモノの本質とは

良いものはなくなることがありません。たとえ希少価値のある天然記念物のような素材を使っていたとしても、売れている商品はなぜかどんどん作られて売り切れることはありますが、なくなることはありません。なくなる商品というものは、市場からさびしく退場していく状況の場合だけです。案外、真偽というものは日常的な普段の感覚で見破れるものです。

美容医療では、命にかかわる疾患や一秒一刻を争う怪我の手術とは異なり、施術を遅らせても命を落とすようなことはありません。十分な説明を受けて、じっくり時間をかけて考え、本当に納得できてから、受けるかどうかを決めれば良いのです。

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