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丸山直樹の美容講座~医学的観点から美容の知識を紹介します~

美容外科医が語る『美しいボディライン』とは

更新日:2017/04/19

女性の足

美しく痩せるとは?

今回は、『美しいボディライン』とは一体どういうものなのか、美容外科的観点でご説明したいと思います。

まず、脂肪が気になる人が美しいボディラインボディラインにするためには、「運動や食事療法によるダイエット」を行うか、それでもダメなら美容外科などで「脂肪吸引や脂肪溶解注射などによる痩身療法」を行うという方法があります。

実はこの2つの方法ですが、同じ「痩せる」でも大きく内容が違うのをご存知でしょうか。

例えばお腹の脂肪が気になる人が「運動や食事療法によるダイエット」で10kg以上痩せた場合でも、お腹の脂肪が残り痩せて見えないケースがあります。

逆に脂肪吸引や脂肪溶解注射で1kg脂肪を除去しただけでも“きれいに痩せて見える”効果を出す事ができます。

これはなぜかというと、「体重が多いため太って見える」わけではなく、「美しいボディラインを崩す場所に脂肪がついている」ためなのです。そのため、美容外科施術をする場合は、施術を行う医師が美しいボディラインがなんたるかということを良く理解していなくてはなりません。

“女性らしさ”と“若々しさ”を作るボディメイク術

ここからは、美容外科医である私がどのように美しいボディラインを考えているか部位別にご紹介すると共に、その部位の脂肪が気になる方に解消法をお教えしたいと思います。

(1)二の腕、付け根

いわゆる“振り袖”の部分、また腕を閉じた時の腕の付け根の部分、後ろ姿のシルエットを左右する二の腕の外側の膨らみについて解説します。

二の腕を真横に伸ばして手のひらを上に向けます(土俵入りのポーズのように)。その時に、脇の下から肘にかけて、重力の影響で脂肪と皮膚が垂れ下がると思います。この振り袖の部分は、脂肪吸引で引き締めることで、脇の下から肘にかけてストレートなラインにするのが美しいと思います。

次に、腕を閉じた状態で背中側からみると、腕の付け根がポッコリ、する場合がありますが、これもなくす方が良いでしょう。

さらに、肩から腕にかけてのラインも外側にでっぱるのは好ましくありません。肩からストンと垂直に下がるのが理想です。

自宅でできるトレーニングとしては、500mlのペットボトルに水を入れたものを持って、腕を地面と垂直方向に伸ばします。ゆっくりと肘だけを曲げます。そして、また伸ばします。これを繰り返す事で、上腕三頭筋という筋肉が鍛えられるので、二の腕が引き締ります。

振り袖のたるみと、肩口からの外側への膨らみは、老けた印象になりますので是非解消したいですね。

(2)お腹、ウエスト、腰

お腹での大切なポイントは、まず乳房の下の肉が無い事です。乳下の肉をなくす事で、バストにもメリハリがつきます。肋骨の下から側腹部にかけてのウエストのラインはウエスト部分の脂肪吸引をする事でスッキリできます。

ちょうど、競泳用の水着のラインのようにイメージして吸引する事でシャープな印象が作れます。

下腹部に関しては、おへそ周りの贅肉をなくす事が大切です。そこから恥骨の上にかけての脂肪を取る事で、下腹ポッコリが解消できます。しかし、女性は横から見た時にある程度、へそから恥骨上部にかけて前方に緩いカーブを描いていた方が女性らしくセクシーにみえるので、取り過ぎは注意です。

腰は、お尻の上のところから吸引します。後ろから見た時に、パンツのウエスト部に腰の部分の脂肪塊がドーンと乗っていると一気に老けた印象になりますし、クビレのない中性的な印象にもなってしまいます。腰部は、クビレを作る事を前提に脂肪吸引しますが、実はクビレは前から見た時も大切ですが、横からみたときの前方に向かったクビレも大切です。

そのためには、腰部の脂肪をなくすことも大切ですが、お尻の上部の脂肪があることが大切です。場合によっては脂肪移植をすることもあります。横から見た時に、背中から腰にかけては前方にカーブを描き、腰からお尻にかけてはお尻の頂点に向かってたちあがったカーブを描くようにボディーデザインすることが肝心になります。

脂肪吸引では、直接的に体重を減少させる効果は少ないと言いましたが、お腹周りの脂肪吸引をすることで、体が動かしやすくなりますので、いままでしづらかった運動もやりやすくなります。その影響で、運動量が増した結果“痩せる”という、間接的に体重減少に貢献する可能性は十分あります。

腰をくびれさせるトレーニングとしては、腹斜筋に効くトレーニングが必要になります。ベリーダンスなどのレクレーションも良いですし、自宅で気軽にできる方法は、フローリングや畳などの滑りの良い床に仰向けで寝転び、水泳の“けのび”の姿勢をとります。その姿勢のままで腰を左右に金魚運動の要領で動かします。

このときに、足と手が床に貼付けられているようなイメージで、支点にすると良いです。20往復が1セットです。睡眠前でも、休憩時間などの空き時間を利用しておこなって見ましょう。ヘルニアなどの持病が腰にあるかたは、主治医の先生に相談してから行ってください。無理のないセット数を自分で設定すると長続きできます。

(3)太もも、お尻、膝周り

太ももの悩みは主に2つに分かれます。それは、外側に張り出した脂肪の部分と、内ももの隙間が無い事です。

太ももの外側の大転子という部分が外側にはりだしていると、いわゆる洋梨型のラインになってしまいます。他人の視線は、外側のラインに行きがちですので、このラインを整えてあげることが“綺麗痩せ”への近道です。

また、お尻の上の方は脂肪が必要な事は先に述べた通りですが、お尻の下から外にかけての部分は無くす方が良いです。ちょうど、下着や水着を履いた時に“はみ出る”部分の脂肪ということになります。この部分の脂肪をなくすことで、小尻効果があるとともに、お尻の外側と太ももの外側の境目付近を痩せさせる事で、“足を長くみせる”効果もあります。

そして、太ももの後面ですが、この部分の浅い脂肪を吸引して引き締めることでお尻の吸引とあわせてヒップアップの効果が得られます。

内ももは、“またずれ”をしやすい部分を中心に隙間をあけると非常にスマートな印象になります。ここでさらにプロポーションを左右するのが膝内の脂肪です。内ももを脂肪吸引する時は、膝内の脂肪も同時に取ることでストレートなラインを作ります。足を閉じた時に軽く膝内がつくくらいが理想です。

(4)ふくらはぎと足首

膝から足首にかけてゆっくりと細くなって行くのが理想的です.ふくらはぎは筋肉が発達していると、細くなりづらいのでボトックス注射を併用するといいですね。メリハリが大切で、特に足首周りが太いと綺麗なラインになりませんので、ふくらはぎから足首にかけての脂肪吸引をアキレス腱の両脇から行う事で足首の細いメリハリのある下腿にする事が可能です。

脂肪吸引以外の方法で、改善できる方法というと、着圧ストッキングです。自宅にいる間だけでも履いているとムクミが違います。

(5)背中

背中はどうしても年齢がでてしまう場所です。そして、運動や食事で痩せようと思ってもなかなか痩せる事ができない厄介な場所です。ブラジャーの上下が“はみ肉で”ポッコリして悩んでいる人は多いですね。この部分は、浅い脂肪しかありませんがこれをしっかりと吸引する事で、肩甲骨から腰にいたるラインが綺麗になり若い印象になります。

以上、女性の例でお話しましたが、どのボディラインを作るにしても、基本となるのは“女性らしさ”と“若々しさ”です。そのためには、“残すべき脂肪”と“取り除くべき脂肪”の見極めが大切になってきます。それを考えるのがボディーデザインということになります。

関連してこちらのコラム「痩身の専門家が教える『超短期型ファスティング』と『ビタミンCローディング』とは」も参考にぜひご覧ください。

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