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漢方ではじめるエイジングケア

上火って何?春の美容トラブルは体の火が原因だった

更新日:2016/02/23

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冬の寒さも峠を越え、春はもうすぐそこです。花の成長を促す“春の雨”を待つ間に、空気の乾燥が影響し、炎が燃え上がるリスクが高まる季節でもあります。この時期は人の体内でも「火」(炎症やちょっとした不調など)が起こりやすくなります。

体の中に火がこもる?

あたたかい季節になると、急に肌にできものができたり、ついイライラしたり…という経験はありませんか。中医学ではこのような状態を体の中に「火」がこもっていると考え、「上火」(シャンフオ)と表現します。中華圏では誰でも知っている中医学の概念で、日常的に「上火」にならないよう中国の人々は皆、健康に気をつけているそうです。

部位別の「上火」の症状と原因

「火」のこもる部位によって、現れる不調が違ってきます。元々、「火」は上に昇る性質があるので、首よりも上の顔や頭部に症状が発生しやすく、のぼせや大きな大人ニキビなどの炎症が出てきます。皮膚の炎症や口内炎には「炎」という表現が当てられるように「火」が関係しています。その他の症状には便秘、尿が濃くなるなどがよくあります。

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火を取り除くには?

上記の通り「上火」になる原因は様々さまざまですが、根本的には過去のコラム『女子なのにヒゲが…!オス化を食い止める「陰陽バランス」を知ろう』で説明した陰陽バランスが崩れることが原因です。ニキビになったからすぐに潰すなどして、ただ炎症を無くせばいいわけではありません。その原因となっている「火」を取り除かなければ、また再発してしまったり、他の病気を引き起こしてしまったりする恐れがあります。火を鎮めるには「水(=陰)」がポイントになります。

肺火、腎火の対処法

基本的に肺火、腎火は、うるおして燃えないようにしていき、徐々に火を取り除きます(滋陰)。たとえば紙は湿っていると燃えにくいですが、それと同じことを体内でも行うのです。それぞれに適したうるおい素材を摂るようにします。肺火には西洋人参、腎火には女貞子、カンレンソウが最適です。

心火、肝火、胃火の対処法

熱を抑える働きが強い素材を使って、一気に火を取り除きます。心火には蓮の実の芯、肝火には菊の花、胃火には石膏を使用するとよいでしょう。「火」を取り除いた後、再発しないようにするには、体内をうるおすことが重要です。心には西洋人参、アキョウ、肝にはアキョウ、枸杞子、胃には百合、山芋がおすすめです。季節によっても「上火」の影響が出やすい器官が異なり、春は肝火になりやすいのに対し、夏は心火になりやすいです。また、大体苦味のある食材は「火」を消す力があります。なので、夏にニガウリを食べるのは、理にかなった先人の知恵ということですね。

体内にこもる火はすべて悪いものではなく、よい火もあります。火は体を温める性質があるので、少なすぎると冷え性になってしまいます。生命活動の上で大切なエネルギーになるので、常に陰陽バランスをとることができればベストです。そうすれば「上火」も起きにくくなり、すこやかな心と体をキープできます。

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