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二松まゆみの「夫婦相談所」

セックスレスの原因を解明!「妻だけED」編

更新日:2016/03/18

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前回はセックスレスの原因、女性側が拒む理由について考えてみました。私の元へ寄せられるセックスレスの相談も、実は女性側の悩みが圧倒的多数を占めます。「夫が抱いてくれない」「夫に触られなくなった」「こちらから誘っても嫌な顔をされる」という内容です。

現代の男性は草食系?

20〜30代の男性は草食化傾向といわれていますよね。バブル期に存在したオラオラ系の「仕事と遊びと車と女(セックス)」全部に突っ走る男性像は過去の遺物です。ネットやゲームの普及で性の処理はリアル世界でなくても簡単にできるようになりました。結果、イクメンだのお弁当男子だのセックスとは無縁の男性像が「イイネ!」というイメージに。実際、日本家族計画協会の調査でも「セックスに関心がない」「嫌悪している」という男性は合わせて18.3%。16〜19歳男性では34%にものぼります。

もともと、実在する女性に対してセクシャルデザイアーがない男性が結婚すると、妻がどれだけきれいであろうが、セクシーであろうが、まったくしない夫婦となってしまいます。では、「もともとセックスはあって草食系というわけではない」「なんとなく夫婦間のセックスがなくなってきた」という男性たちの「妻を抱きたくなくなった理由」をあげてみましょう。

妻を抱きたくなくなった理由

1.面倒くさい

どの調査でもこの選択肢が出てきてしまい、ダントツに割合が多い傾向です。ではここでは、「面倒くさい」について深掘りしてみましょう。まず、セックスにいたるまでのコミュニケーションが面倒です。付き合い始めた頃の二人であれば、食事して会話して、その気になったか見計らってからキスして、シャワーはいつ浴びるか考えて…と、ここに面倒くささを感じるのでしょう。

結婚してからは、お互いドーパミンが出るワクワクの時期は過ぎているにもかかわらず、キスして、愛撫して、パジャマ脱がせて…と、やはり面倒くさい。

そして究極に面倒くさいのは「女性を最後まで導かなければならない。マストの使命」でしょう。男性にとって、ここがきっと一番面倒くさいのです。「セックスたるもの、絶頂を迎えさせてこそパーフェクト!」という価値観が、どうやら調査結果にも反映されているようです。

2.マスターベーションの充実

日本のセクシャルグッズ、TENGAが絶賛されています。TENGAはコミュニケーションの必要がない。つまり面倒くさくありません。

TENGAを使用しなくとも、マスターベーション用の動画、雑誌、なんでもこっそり安価に手に入ります。二次元のお相手に対してはリアルの女性のように気を遣わなくてよいし、面倒くさくないのです。時間もかからず、短時間で快感を得ることができるのは合理的だという考えなのでしょう。

3.飽きている

これはヒトの脳の構造上、仕方のないことです。飽きない工夫をするしか手立てはありません。

4.妻に性的魅力を感じない(他者とならできる)

これが、妻にとって一番やっかいな現象。女性編でも挙げましたが、寝食をともにする時間の経過で「妻=家族」と認識し、エロチックな対象ではなくなります。産前産後にこうなる場合と、結婚後数年経てからなる場合と、時期はさまざまです。この件に関しては女性誌「VERY」(光文社)やら「婦人公論」(中央公論)などでも論議を醸し出しています。私がよく聞く言葉は「妻はおかあさんにしか見えない」ですね。

5.ED気味

泌尿器科の先生方とED問題については日々勉強をさせていただき、EDに関する調査を行い、本を書き上げました。ED専門サイトの監修もしています。そこまで私がEDに執着するのは日本の男性のデリケートな一面に気づいたからです。

デリケートでもプライドはあります。ご自分がEDかもしれないと気づいても認めないか、そっとしておく。その期間、妻たちがどれだけ寂しい思いをしているか、実際の声を集めていると100件、200件、1000件と膨れ上がっていきました。EDは成人男性の4人に1人。4人に1人の女性が「一生夫に抱かれずに死んでゆく」と悩んでいる現実を知ってほしいと考えています。

さて、セックスレスの原因は、ほかにも多数あるのですが、代表的なものを項目にしてみました。一番やっかいなのは「妻だけED」かもしれません。では「妻」のほうは?「俺は妻だけEDだ」「セックスと仕事は家に持ち込まない」「盆と正月にしとけば妻は機嫌いい」などの陰で暴言を吐く夫に気づかないわけはありません。

メディアの力も加わって、EDが深刻化!?

2010年にはNHKドラマ「セカンドバージン」で40代女性の性の復活に切り込み、話題沸騰。2014年には昼顔ブームが到来。「妻だけED夫」VS「昼顔妻」の棲み分けが開始されました。女性誌「美st」では、巻頭カラー特集で夫以外の男性とのラブシーンが掲載され、キャプションに「旦那さんとはいつした?」というようなセクシー会話が太字で印刷されました。

朝のワイドショーでは「クリスマスは家族と過ごし、外の彼とは前日か前々日に会う」という妻が少なくないとオンエアされる。しかもクリスマス当日を彼と過ごす強者妻が620人中58人。男性側が「妻だけED」など上から目線で自慢している場合ではなくなってきています。このようにセックスレス問題は、メディアをも巻き込み、益々深刻化してゆくことでしょう。

あわせて、『セックスレスの原因を解明!「夫とだけしたくない」編』の記事もぜひご覧ください。

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