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漢方ではじめるエイジングケア

血の中に若さのモトが!美の秘訣は血液を○○する?

更新日:2016/03/17

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女性は、初潮・妊娠・出産・閉経を通して、「血」の環境が一生のうちに大きく変化します。「血」と「見た目」はとても関係が深く、血の違いで見た目の若さが違ってくることが、資生堂などの研究でも明らかになっています。

「血」の失調タイプ

漢方では、「血」の失調は4つのタイプに分けられます。

血虚(けっきょ)…働きのよい血が足りない
血瘀(けつお)……血流がよくない
血熱…………………体に余分な熱がこもる
血寒…………………血が冷えた状態

割合の多い順は、血虚、血瘀、血熱、血寒です。2番目に割合の多い血瘀とは、ドロドロ、サラサラの表現でよく聞いたことがあると思います。血瘀かどうかを見分ける重要なポイントは一定の箇所に“チクチク”“ズキズキ”とした針に刺されるような痛みがあり、押すとさらに痛みが増します。また、血瘀はしこりになることも。子宮内膜症の一種、チョコレート嚢腫はその一例です。

上記の4タイプのうち、割合が断然多く、女性をもっとも悩ませているのは、次に説明する血虚です。

血虚の原因と症状

働きのよい血が足りない「血虚」は、貧血とは違います。血虚の原因は、主に月経・妊娠・出産・授乳による血の消耗、胃腸の消化吸収機能の低下。また、心・肝などの内臓機能失調や夜ふかしや冷たい飲食物を摂取しすぎる生活習慣、血寒・血瘀の悪化によるものが大半です。血虚になると、顔色が黄色っぽくなり、艶もなくなり、青白くなったりします。また、髪がパサついて抜け毛や白髪が増え、爪が割れやすくなります。そうして肌・目・鼻・膣が乾燥し、体の内側も外見も“カラカラ状態”に陥ってしまうのです。

体調面では貧血、冷え、不眠などの体調不良や、ほてり、めまい、疲れやすくなるなどの更年期症状、不妊といった婦人科系の症状が現れやすくなります。皮膚も髪も内臓も体の全てへ栄養を届けるのが血なので、働きのよい血が足りないと、栄養供給が追い付かない部位の細胞が元気を失い、老化のスピードに影響してしまうのです。血虚は大病にならないものの、若々しさや健康面に深刻な影響をもたらします。

血虚の予防・改善には「補血」

補血(ほけつ)とは、漢方の専門用語で、新しい血を作り出して血を補うことです。ハーバード大学などで行われた研究では、血の中に若さのモトがあることが証明されています。血をサラサラに流れをよくすることは、漢方で言うと「活血(かっけつ)」という働きです。しかし、働きのよい血が足りない状態で流れだけよくしても、根本的な解決にはなりません。なので、漢方では「補血活血」が基本であり、即ちまず血を補ってから流れをよくしていきます。

補血できる生薬は、アキョウ、トウキ、クコの実、ナツメ、リュウガンがあげられます。特にアキョウは、補血の「聖薬」と唯一称賛されて、歴代の漢方医に重宝されてきました。研究でも血液のもととなる造血幹細胞をはじめ、赤血球、白血球、血小板などを増やす効果があると明らかになっています。

女性の若さの根本は「血」にあります。新しい血を作り出す「補血」を日頃から心がけることで、肌・髪・体全体の若々しさをいつまでもキープしていきましょう。

あわせて、『美肌や美髪をつくり、体を整える!女性の若さの根本は「血」』の記事もぜひご覧ください。

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