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漢方ではじめるエイジングケア

抜く・染めるはNG?間違いだらけの白髪対策

更新日:2016/08/29

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初めて白髪を見つけたとき、誰もがショックを抱きますよね。白髪をなくすために、あれこれ対策しているかもしれませんが、実はその方法、“間違った白髪対策”かもしれません。

「白髪を抜く」はNG?

特に白髪が出始めたころ、見つけてすぐに抜いてしまう方が多いと思います。ただ、見つける度に抜いてしまうのは、大きな間違いです。なぜなら、白髪は死んだ髪ではないから。白髪になっても、毛は伸び続けますよね。それは、白髪が生きている証拠なのです。

都市伝説では、一度白髪になった髪は、黒髪に戻れないといわれていますが、私の経験と考察では、場合によって、白髪は黒髪に戻ることができます。実際、何度もこのようなお客様のケースを目の当たりにしてきました。白髪だと思い実際に抜いた髪の根元は黒くなっていることもあります。なので、抜いてしまうのはもったいないです。毛を抜くことは頭皮を傷付けて炎症を起こしてしまうリスクもあります。

「白髪を染める」ことのリスクとは

白髪が多くなると、染める人がほとんどですが、消費者庁に寄せられるヘアカラー剤によるアレルギーなどの皮膚障害は年々増加しており、ヘアカラーを続けるほど重症化する人も多いそうです。また、髪や頭皮にダメージが蓄積してしまい、悪循環に陥ります。面倒ではありますが、毎回パッチテストを行うとより安全です。

では「チロシン・オルニチン・アルギン酸を摂る」対策は?

チロシンは、黒色色素であるメラニンの材料です。しかし、チロシンを摂取すれば、白髪を黒髪に治せるという研究データはありません。また、オルニチンやアルギン酸も、白髪の改善に効く研究データはなく、これらを多く含有する生薬を精査しても、髪にいい記述や使い方もありませんでした。もちろん、適量を摂取すれば害はないと思いますが、白髪の改善や髪の健康に期待するのならば、別の方法を選びましょう。

「昆布やわかめを食べる」は迷信?

海藻が髪にいいといわれるようになったのは、見た目のイメージから生まれたものでしょう。昆布の食べすぎはヨードの過剰摂取による甲状腺機能低下症を引き起こす可能性があります。ヨードは過剰、欠乏のいずれにおいても甲状腺に有害です。実際に昆布の食べすぎによる甲状腺障害の報告は数多く認められており、行政も海藻成分サプリのヨード含量に注意を呼び掛けていました。

28歳から白髪ケアを!

誰でも白髪になるのは、ほぼ100%の確率ですが、肌のように若い頃から白髪ケアをする人は少ないでしょう。肌と髪は同じく皮膚科の範囲ですから、対策も似ています。早め早めの予防がもっとも有効です。漢方の理論では、女性は42歳ごろから白髪が出始めるといわれていますが、現代人は過度のパーマや毛染め、そして夜ふかしやダイエットなどの影響で、白髪が出るタイミングが確実に早くなっています。それならば、遅くとも35歳から、理想なら28歳から白髪予防対策を始めることが望ましいです。

白髪の正しい対策は、絶対に抜かず、できるだけ染めないことです。そして「未病を治す(発症前の段階で食い止める)」力が強い漢方を生活に取りいれることで早めに予防ができれば、年齢を重ねても美しい髪が維持できるでしょう。

あわせて、『夏は冷え性を治すチャンス!東洋医学流・冷え性対策』の記事もぜひご覧ください。

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