1441名の医師が参画するスキンケア情報サイト

 | スキンケア大学をフォロー

  • Twitter
  • Facebook

お口の健康とアンチエイジング

いつが最適? 子供の歯列矯正のタイミング

更新日:2016/12/09

いつが最適? 子供の歯列矯正のタイミング

最近では、インターネットなどによる情報の普及から、美しい歯並びは見た目のよさだけでなく、虫歯や歯周病になりにくいことが広く知られるようになりました。

お子さんのいる家庭では、子供の将来の歯の健康のために、歯列矯正を考えるご両親も少なくないと思います。

では、子供の歯列矯正はどのタイミングで始めるのが最適なのでしょうか?

子供と大人の矯正は違う

そもそも、大人になってから行う矯正治療と、子供の矯正治療は、矯正する目的が違います。

大人の矯正は、あごや骨格の成長が止まっているため、歯を動かして歯列を整えることを目的にしています。

それに対して、小学生以下の子供はまだ体が成長途中です。多くの場合、あごの骨などの骨格を整えて、大人の歯がきちんと並ぶ基礎を作ることが主な目的です。

1期・2期治療の違いとタイミング

子供の矯正治療は、1期治療と2期治療という、2段階に分けて矯正治療を行うことを前提としています。

1期治療を始めるタイミングには、さまざまな考え方があります。中には、矯正が必要な場合は3歳前後から始めた方がよいという意見もありますが、多くの場合、6歳臼歯と前歯が生えそろう8歳から9歳前後に始めるのが一般的です。

この時期は、あごの骨や骨格が成長途中ですので、骨の成長をコントロールすることによって、大人の歯がきちんと並ぶように整えることが主な目的です。
それゆえ、1期治療は「骨格矯正」とも呼ばれています。

1期治療であごの骨を整えると、2期治療が短期で済む場合や、2期治療そのものが必要なくなる場合もあります。

2期治療は、永久歯がすべて生えそろい、ほぼ成長が止まった段階で行うのが基本。
個人の成長に合わせて、10歳から12歳以上のタイミングで行われるのが一般的です。

2期治療は、歯を動かして歯列を整えることを主目的にしていますので、本来の意味の「歯列矯正」と呼ばれています。

1期治療をした方がよい場合と、そうでない場合

小さい時に我が子の歯並びが悪いと、すぐに矯正治療を始めた方がよいのでは?と考えるご両親も多いと思います。
でも、早めに1期治療を始めた方がよい場合と、そうでない場合があるのです。

ポイントとなるのは、骨格的な問題で歯並びが悪くなっているか、単にあごと歯の大きさのバランスが合っていなくて歯並びが悪くなっているかの違いです。

前者の場合、成長が止まってからあごの骨や周りの骨格を整えるのは、かなり難しいため、早い段階での骨格矯正、すなわち1期治療を始める必要があります。
骨格矯正が必要な代表例としては、前歯が噛み合わず、奥歯だけで噛んでいる開咬(かいこう)や、上下の前歯の噛み合わせが逆になる反対咬合があげられます。

早すぎる矯正治療にはデメリットも

前述したように、骨格的な問題で歯並びが悪くなっている場合には、比較的早いタイミングでの矯正治療が必要です。しかし、そうでない場合に早く矯正治療を始めてしまうと、デメリットが生まれることもあります。

歯並びや噛み合わせは、成長途中では先の予測が難しいもの。歯並びを早く治した方がよいと思って始めても、成長とともに予期せぬ因子が出現して、なかなか治らない場合もあるのです。
治療期間ばかりが長引いて、矯正装置が原因で虫歯になったり、歯茎の炎症が起きてしまったり、ということもあります。

子供の矯正治療を始めるにあたって、タイミングは重要です。どのような原因で歯並びが悪くなっているのか、成長の変化はどうか、といったさまざまな要素を専門家と相談しながら、慎重に決める必要があると思います。

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

美ワード

公式アプリ

  • fem. fem.
    毎日1つ。ドクター監修の簡単
    ヘルスケア・ビューティー習慣!
    App Store Google Play

Facebook

いいね!して気になる情報をチェック!

公式ツイート