高島美祐 先生

神谷町デンタルクリニック院長

人生、最後までやりたいことをやりとげられる社会づくりを実現したい

高島美祐

なぜ歯科医師を志したのでしょうか。きっかけを教えてください。

歯科医師になったのは偶然かもしれません。もともとは英語教育がさかんな学校にいっていたのですが、理系にいったほうが勉強するのではないかという母親のアドバイスがきっかけで理系に進みました。大学受験となるとなったときに、当時の家庭教師が歯学部の先生の影響で歯学部へとすすみました。最初は何をするのか分からず歯学部にいっていて細かい作業が苦手で向いてないのではないかと思っていました。卒業後、一般的な治療ができるようになった後、インプラントを専門とする先生と出会い、アメリカとドイツの専門資格を取得しましたが、世の中を動かすことをしたいと思い、コンサルの仕事を受けていた時期もありました。そのあと、たまたま声をかけていただいた診療室に当時誰も使いこなせなかった医療用顕微鏡があり、顕微鏡による治療に興味がでてきて今に至ります。

治療内容や治療において大切にしていることについて教えてください。

当院では医療用顕微鏡を使用した精密治療を行っています。よく患者さんに聞かれるのは「歯の治療はどうして何度も行かなければならないのか」ということです。保険診療で行えない、正確で再発が起こりにくい短期集中治療を中心に行っています。また、メディカルツーリズムの発展により、今行っている短期集中治療がきっと役にたつと思っており、今では海外からの患者さんも多くいらっしゃいます。

早く治療を終えたい患者さんに対して、適切な治療を最短で行うことを大切にしています。現在行っている顕微鏡による精密治療はトレーニングが大変ですが、1%でも治癒率を上げて、1%でも再発リスクを少なくすることを常に念頭において治療を行っています。

最後に読者の方々にメッセージをお願いします。

健康とは財産です。健康なうちはその財産になかなか気がつきません。歯は一度状態が悪くなると、美味しく食べることが出来なくなったり、人前で笑えなくなったりしてしまいます。口の中、歯の健康と全身の健康はつながっています。健康であることを当たり前だと思わず、人生の最後まで自分がやりたいことをやりとげられるように、当たり前が当たり前であることがいかに幸せなのかということを認識してほしいなと思っています。