ヘンプオイル

ヘンプオイルとは麻の実から採れる油のことで、今注目の食品として話題です。今回は、このヘンプオイルが注目されている理由や、身体にとってどのような栄養があるのかご紹介します。

ヘンプオイルとは?

麻の実は大麻から採れる「実」なのですが、幻覚作用があることで知られている大麻は、「葉」や「穂」の部分にその成分が含まれているため、規制外となっています。

地球上で食用とされている植物は実に何百万もあると言われていますが、栄養価の視点から見ると「麻の実に勝るものはない」とさえ言わしめるほど、麻の実は高機能・高栄養価の食品なのです。

麻の実から採れるヘンプオイルは食用以外でも、肌の保湿力と浸透性に富み、血行をよくする働きから化粧品として使用されたり、ベタつきがなくサラサラしていることから、アロマテラピーやマッサージなどのベースオイルとしても利用されたり、その多様性と栄養価の高さは、今後も注目の的となるでしょう。

ヘンプオイルの特徴

ヘンプオイルには、人間の身体に必要な必須脂肪酸の含有量が80%ほど。植物油の中では最も多い含有量であるといわれています。

健康と美容を保つために必要な必須脂肪酸は、バランスよく摂ることが大切ですが、厚生労働省が推奨するリノール酸とα-リノレン酸の割合が4:1なのに対し、ヘンプオイルに含まれるリノール酸とα-リノレン酸の割合は実に3:1と、非常に近い割合となっています。

それだけではなく、ヘンプオイルには天然の食用油の中で最も多くのγ-リノレン酸を含んでいます。

スプーン1杯分のヘンプオイルを摂取するだけで、成人が1日に必要とするα-リノレン酸とγ-リノレン酸を摂ることができる優れものなのです。

【用語解説】「リノレン酸」って何?どんな効果が?

ヘンプオイルの効能は?

ヘンプオイルに含まれているリノール酸には、血中コレステロールを減少させる働きがあることから、動脈硬化の予防が期待できます。

また、α-リノレン酸には老化予防、血液循環改善作用、アレルギー症状の改善が、γ-リノレン酸には月経前症候群の改善や生活習慣病の予防効果があるなど、実にさまざまな嬉しい働きをもたらしてくれます。