リンゴ

たくさんの健康や美容効果が期待できると言われているリンゴですが、糖尿病や心臓病、脂質異常症(高脂血症)、動脈硬化など現代社会の中で増加し続ける生活習慣病予防に効果があることが科学的にも証明されています。

今回は、生活習慣病の予防効果が期待できるリンゴの成分についてご紹介します。

生活習慣病とリンゴとの関係性

生活習慣病の中でも脂質異常症(高脂血症)は、不規則な食事や運動不足などが原因で引き起こされる病気です。血液中の脂質の量が過剰な状態となることで動脈硬化を引き起こし、脳血管障害や心臓疾患などの病気を引き起こします。

脂質異常症(高脂血症)と診断されるのは、血液中に含まれている脂質の中でもLDLコレステロールや中性脂肪が空腹時に慢性的に高値の場合です。

実は、このような中性脂肪が高い方がリンゴを食べた際、体内で中性脂肪値が減り、中性脂肪が低い方は増加するという研究結果が得られたことから、リンゴは中性脂肪を適正な状態に保つ働きがあることがわかりました。

高脂血症に関する研究ではリンゴペクチンを1日15g程度摂取すると、中性脂肪をはじめ血中総コレステロール値の低下が認められ、最終的には健康な方の脂質の状態とほぼ同等の結果が認められています。

また、リンゴを摂取することで、脳血管障害になるリスクを男性の場合41%、女性の場合39%も下げると報告されており、お茶やワイン、玉ねぎなどに含まれているポリフェノールより期待できるとも言われています。

リンゴペクチンの作用が相乗効果も期待できる!?

ペクチンは、ほとんどの野菜や果物に含まれている水溶性の食物繊維で、腸内をキレイにする働きがあります。特にリンゴにはこのペクチンが非常に多く含まれており、腸内にある悪玉菌を減らして善玉菌を増やしたり、余分なコレステロールなどを速やかに排泄する作用もあります。

他にもペクチンは糖尿病の予防やむくみの解消、高血圧の予防などにも働きかけるため、科学的にも証明されている非常に優秀な果物なのです。