さくらんぼ

甘くておいしいさくらんぼですが、食べすぎるとお腹がゆるくなるという話を聞いたことがありませんか?今回はさくらんぼの便秘解消効果についてお伝えします。

ソルビトールの効果で便秘解消

さくらんぼには、身体の中で消化されにくいソルビトールという成分が含まれています。このソルビトールはお菓子類にも幅広く用いられており、口の中に入れると何となくひんやりとするのは、この成分によるものです。果物の中ではプルーンや梨にも含まれています。

腸の中に存在する菌には、善玉菌と悪玉菌があって善玉菌はビフィズス菌、悪玉菌には大腸菌などがあります。通常、便はアルカリ性なのですが、大腸菌はアルカリ性の環境を好む性質があるため、便秘の状態が長く続くことによって、毒素や老廃物が体内に留まり、吹き出物や肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなってしまいます。

そんな時に食べたいのが、さくらんぼです。さくらんぼに含まれているソルビトールには、便のpHを下げるだけでなく、便に適度な水分を与えてかさを増やす作用もあるため、腸管を刺激して便秘を解消する働きがあるのです。

また、食物繊維も含まれているため、ソルビトールとの相乗効果によって便秘解消効果も期待できそうです。

さくらんぼには、ソルビトールが100gあたり2.3g、食物繊維が1.2gと豊富に含まれています。また、ソルビトールは必要以上に身体に取り込まれた塩分や脂肪、水分などを体外に排出する作用もあるため、ダイエットを目指す方にも注目されています。

食べすぎにご注意を

ただし、注意したい点もあります。ソルビトールは、医療で使用される緩下剤の成分としても使われるほどの作用を持っており、大量に摂取すると下痢や腹痛を起こすことがあります。

私たちの身体を流れている血液は弱アルカリ性に保たれていますが、下痢が起こると体内のpHは酸性に傾き、疲れやすさや吐き気をもよおす場合もありますので食べすぎには十分な注意が必要です。